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2006年11月3日(金)   食欲不振
食う事、飲む事がある意味唯一の楽しみな私でも、
突然食欲不振になる事がある。

なんて言うか・・・食べたくない・・気分に支配されるのだ(^_^;)

で、これが酷くなるとスッキリと痩せるわけだが、
そういう痩せ方をすると身体が一気に消耗する。

勿論それは嫌だから、身体を鍛える方向で無理矢理動かして、
筋肉がやせ細るのを阻止しようと頑張るのだが、これがまた辛い(爆)

まぁ、ここのところストレスを食いで押さえ込んでいたから
ちょうど良い反動なんだろうけど、
仕事で使う道具を無理して買ってしまった今、
逼迫している生活費圧縮にも役立っていいや・・・
と投げやりに考えている(^_^;)

ただ、昨日はスタッフと食事に行ったら平気で食事ができたから
(と言っても、蕎麦一枚食べるのがやっと)
仕事の延長だ・・・といった何か義務感みたいな感覚があれば、
食べられるわけで大した事はないだろう。

それと今回ありがたいのは、飲む気分が残っている事。

美味いモルトを舐めているとどうにか気分は収まるようで、
何か食べようかな・・・という気持ちも起きる。

でツマミをかじると、するする食べられるから、
一度食べる行為に入れば問題が無いらしい。

さて・・・
メタボリック予備軍に必要なウェイトダウンは
実現するのだろうか・・(/--)/

2006年11月7日(火)   EF70-200mm F2.8L IS USM
希望小売価格が28万円。

こんなレンズを買ってしまった事は以前報告したが、
使っているうちにその能力にすっかりやられてしまった。


超広角レンズを使っているのは、自分の視界に近い世界が1枚で写るからで、
その極端に誇張された感じもまた、自分が見えている風景に近い。

だからそのレンズで写るものは、
その日のその時の自分が写り込むものになりやすいし、
普通には見えない世界を表現できる事も楽しいワケだ。

ただ・・・
すごく好きな景色は、クローズアップでも撮りたいとも思う。

で、望遠レンズは過去、何本か持ってはいたが、
写った物を見るとどうしても嘘っぽくしか見えなくて好きなれなかった。

EF70-200mm F2.8L IS USM
というレンズはUDレンズを4枚も使う高性能なレンズだ。

そのレンズが切り取る世界は、
今まで使っていたレンズに比べて格段にリアリティがある。

望遠レンズにありがちな平べったい感じにはならず、
そのくせ綺麗にアウトフォーカス部分がボケる。

しかも、写す事に集中しやすいスタビライザーが着いているのだから・・・


最近番組でもこのレンズを使うようになった。
写ってはいけない物が有る時、望遠レンズは有利だからだ。

そして撮れた写真はこんな感じだ。
http://blog.wakao.info/2006/11/post_38.html

ただ・・・
前にも書いた事だけど、とにかくデカくて重い(・_・、)

その重さが安定を生んではくれるのだが、
疲れるわけで・・・・

ま、いずれにしろ、
プロが使う道具はそれなりの理由があってそうなっているから、
撮れる写真の良さに免じて我慢するしかないのだろう。

ただ・・・
個人で持つレンズとしては高価だなぁ・・・・(/--)/
2006年11月10日(金)   休日?
今日は休日。
ゆっくりと寝て、洗濯をして、
気が向いたら食事に行って、
できたらバイクにも乗りたい・・・・


「お昼一緒に食べない?」

「お?
 珍しい」

「先に店に行ってオーダーしといて」

「?」

「昼休み込むから席取ってオーダー入れちゃってくれれば、
 ゆっくり食事ができるのよねぇ」


あの。。。
要は席を確保して、準備させとけ・・・って事ですか?


なんか勝手なお願いが振ってきたが、
落ち込み気味も今は、こんなワガママもありがたく思う。

1人だと馬鹿食いするか食べないかのどっちかになってしまうから、
ありがたく給食委員になっておこう(/--)/


テラスのあるレストランには12時前だと言うのに既に客が入っていて、
しかも順番待ちの列もできていた。

人気があって席が取りにくいから、そういう連絡がきたわけね・・・(^_^;



「お待たせ。
 料理は?」

「オーダーしたけどご覧の状態。
 俺はビールも頼んだにまだ来てないのさ」

「すいませ〜ん
 お昼休みなんで、早く出してもらえませんかぁ?」


強者である。
マイペースでもある。
席に座った途端に、ウェイトレスに笑顔でプレッシャーを与える・・・


「最近元気なさそうだからさ、
 たまには食事でもしようかと思ってさ・・」

「・・ありがと」

「食欲ないわりには・・・痩せてないね」

「秋だし」

「なんじゃそりゃ」


出てきたハンバーグプレートは、ポーチドエッグが食欲をそそる野菜多めの一皿だったが、
ハンバーグには何故か麦がかなり入っていてモロモロとした食感が期待を裏切った。


「ここのハンバーグって、面白い食感でしょ?」

「う・・・ん、なんだかボロボロ崩れるので、食べにくい。」

「野菜多めでヘルシーだから、女性には人気があるのよ」

「なんか、ガッツリ肉食いたいなぁ・・」

「あら、食べられないって聞いてたから、ここにしたのよ」

「そうか、ありがと」


秋の風がまだ寒さを伴っていない今、
日差しだけが冬の角度を伴っていても、
心地よさが先立っていてテラスの食事が楽しかった。


「気がついたら11月なのね。
 今年も終わりか・・・」

「相変わらず忙しいの?」

「先月、残業代が本給より多かった」

「あらあら」

「アナタの仕事ほど忙しくはないと思うけど、
 私しかできない仕事って、代わりがいないからシンドイわ。」

「似たようなものだけど」

「あ、ごめん、これで払っておいて。」

「え?」

「もう、戻らないとヤバイ」

「なんだ・・・そうか。」

「また、そのうちランチしよ」

「うん」


あわただしく彼女は会社に向かい、
飲みかけのコーヒーがテーブルの上で湯気を上げていて、
まだそこに誰かが戻ってくるような気配だけを醸している。


ま・・・
一人きりで食べているよりは、よっぽどマシ・・か(^_^;)

そう思ったら
少しだけ心が軽くなった。

それにしても、
秋の色は寂しい・・・ねぇ・・・
2006年11月11日(土)  
珍しく2日連続のロケ。

しかし・・・・雨

バイクを使った旅・・的な作りなのに、
明日の天気と今日の天気が違うろと難しい・・・

晴れ男なのに気分が荒れてると
荒れ男になっちゃうのかなぁ・・・(^_^;)
2006年11月12日(日)   晴れ
見事に・・・良い天気です。

そして、昨日とはまったく違う綺麗な風景が撮れてます。


昨日撮れなかった分も撮ろうと頑張っていたら、
昼飯が夜になっちゃいました。

なんか・・・
疲れたな・・・と(/--)/
2006年11月13日(月)   社員全体会議
会社の経営計画を社員全員に説明する会議があった。

全員を揃えるべく頑張った関係で、
休日返上で出てきた人達も多数いて・・・・

で、長々と会議は続いてしまう・・・

所詮、計画は計画で、
実践するには社員を踊らす工夫が必要なのだが、
そこら辺が一番の課題だってこと、管理職は認識しなくちゃいけない。

ところが自分の仕事をこなす事がまず第一な私にとって、
その会議の重さよりも、夕方突然ふられた特番の話の方が重かったりする。

・・・・

仕事馬鹿・・だなぁ・・・(/--)/
2006年11月14日(火)   アワードジャケット
VANがスタジアムジャンパーという名で売り出したアワードジャケットは、
こんな時期に着るにはピッタリの物。

movieで使用するために購入したWHITESVILLEのフルデコレーションモデルを引っ張り出してみる。

女性が着るために小さめのサイズを買ったのだが、
ごついシルエットが意外に自分にも合うので、ちょっと嬉しかったりする。

そう言えば学校でクラブに入っていた時、
クラブジャケットとして作ろう・・という話があったが、
学生時代にはジャケット代が捻出できなくて作り上げる事ができなかった。

卒業後、後輩達がそんな想いを実現してくれて、
クラブジャケットは手に入ったのだが、卒業年度が肩に入っていて、
クラブでは数少ないOBモデルとして語られる事になった。
(同じ卒業年度のジャケットは2枚、さらに古いジャケットは1枚しかなかったと思う)

その頃は袖を革でつくる余裕がなかったので、肩と袖を繋ぐ部分にのみ革を使った
メルトンのジャケットになったが、毛布のように暖かいジャケットで仕事場にもよく着ていった事を思いだした。
(今も大事にクローゼットで保管していて、たまに着たりする)

クラブの中で一番の成績を取った者にシニール(ワッペン)をプレゼントする・・・
といった先輩らしい事をしてやれば良かったな・・・と
フルデコレーションジャケットを見て思ったりする。

学校との縁は年令とともに薄くなり、
今では学校と自分を結ぶのはそのジャケットだけだったりするから、
形に残る思い出・・という物は大事なのかもしれない。
2006年11月18日(土)   鼻水大王
今週ずっとだったのだが,
とにかく咳と鼻水が起き抜けに襲ってきて,
ティッシュとお友達状態に陥っている。

まぁ,ヌーボーを飲んだり,壁を開催したりしたから
よくなるワケもなく・・・なんだけど,鼻の下がちょっと赤くなって悲しい。

明日からまた徹夜で頑張るとして,
今日は大人しく寝込む事にしたのだが・・・

どっかで仕事の蓄積が不安を駆り立てる。


ま・・・
ワーカホリックではありますなぁ・・・(-_-;)
2006年11月26日(日)   年末進行
突然、仕事が年末進行に突入した。

今年は早めに仕事が終わると思ったら、
年始特番を一本急に受ける事になり、
しかも来年の最初の分も同時に仕事をする事になって・・・

やっぱりこの業界は年末まで過剰に仕事が重なるようだ。

ま・・・
毎年の事。

クリスマスを誰かと過ごす事なんて笑っちゃう状態だし、
世間並みに年始を迎える・・なんて事もあまり考えてないし、
休みが無いのは今に始まった事じゃないし・・・

これが家族持ちだったら悲惨だろうな・・と思ったりする余裕も失せつつ、
年末、仕事が終わった瞬間に脱走しよう・・と夢を見つつ、
今日もひたすら仕事をしている。

しかしそれでも
自分は望んだ仕事に就いて、
自分の思い通りに(勿論制限された物だが)作りたい物を作って、
そこそこの評価を得ながら日々新しい事に向き合っていられる事は、幸せだ。

本当にやりたい事も、
それなりに頑張れば自分達だけでやれる事もわかったし、
今更自分の走ってきた道に恨み言など出るはずがない。


ただ、強いて言うなら、
家族を失った事だけが心残り・・・かも知れない。

愛情と出来うる限りの行動だけでは、
「今、傍に居て欲しい」という家族の寂しさを
埋められなかったのは事実なのだ。


私は、自分の為だけに生きるよりも、
誰かの為にも生きられる方が幸せだと思っている。
(誰かの為だけに生きる事は無理だけど)

ただこればっかりは、
一方的な気持ちだけでは成り立たない事。

そんな基本的な事を忙しさにかまけて忘れてしまうから、
今のライフスタイルが出来上がってしまったのだろう。

しかし・・・
それは楽であっても楽しい生活ではない・・のが問題だ・・(/--)/

2006年11月27日(月)   忘れてた・・・
今日、元旦の特番の打合せをしていた。

まだ先・・と勘違いしていたのだが、
その原稿の締切が今週いっぱいだったと気付く。

え・・・と、
明日も明後日も外仕事で、
明々後日は収録があって・・・
つまり、金曜日1日で仕上げないといけないらしい・・・(^_^;)

土曜には正月第1本目の取材があって小田原だし・・・
日曜には明日の取材分のまとめをしなくちゃいけなくて、
おまけに経費関連の〆が月曜なので・・・

昨日も書いたけど、なんでこう重なってくるんだろうねぇ・・・

これでもまだ、寝る時間が有りそうなのが救いだけど、
どう考えても平均睡眠時間が3時間とかになりそうなのは当然の帰着で、
なんだかな・・・な気分でデスクワーク。

そんな所へ、自分としては担当になった覚えのない仕事の問題が降ってきた。

どう頑張っても儲けの無い仕事が現場主導で進行していて、
管理すべき人は内容もコストもチェックしないまま・・・動かしていて、
しかも実働が今週末に決まっているのに親方以外のサポートが決まっていない。

で、突然その処理を命じられたから、たまらない。

解らない事だらけだから・・と1から調査する事になり、
損を出さないラインの計算から協力会社への値引きのお願いなど、
今すぐ動かないとどうにもならない問題に走り回る。

身は一つしかなくて、仕事は複数が同時進行していて・・・
その上、質の違う仕事も増えたわけで・・・

というワケで、
キャパシティオーバーです。

一番大事にしなくちゃいけない事にも
目を向ける余裕がありません。

自分の事なんて、
何もできそうにありません。



死なない程度に
頑張るしかないのかなぁ・・・(/--)/
2006年11月29日(水)   スチールロケ
今日はスチールのロケをやっていた。

自分の番組で随分スチールを使うようになって必要に応じて買ったレンズが、
様々なシーンで役に立ってくれる事が多く・・

今日も結局375枚も撮っていた(^_^;)


最近気付いたのだが、
私は人物の写真を撮る事が好きらしい。

それも、何かに集中している時の表情を切り取るのが・・・

しかも今日は、嬉しい事に撮らせて頂いた方から、
「こんな表情撮ってもらった事がない」と喜びの声が聞こえた。

で、ふっと思い出すのは、
若い頃好きでとり続けたステージ写真の事だ。

暗闇の中、
一本のスポットだけを浴びた誰かの、
光と影を利用して作り出すその場の空気を・・・
フィルムに焼き付けていくあの瞬間だけが、自分らしい時だと信じていた。

自分にしか見えない世界を表現できる唯一の道具だと信じていたスチールカメラは、
未だに私の表現のための道具として使い続けている物ではあるけど、
あの頃のように一途な撮り方なんて最近はしていないのかな・・・と思ったりもする。

一通りの撮影が終了し、雑談の中で「チャンスがあったらステージ写真を撮らせて欲しい」と頼んでみると、
「いつでも声をかけてください」と快い返事が戻ってきた。


昔頑張っていた事を、いつの間にか忘れ・・
いや、忘れたのではなく、昇華させて・・・今があるのなら、
あの頃「それしかない」と信じていた事を見直してみる事も大切なのだろう。

もっともっと、写真を撮りたい・・・と思った。


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bowjack@wakao.info

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