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2006年2月1日(水)   ビビン丼
腹が減っていた。
なのに、食べ損なっていた。

店はどんどん閉まり、1人で食事がしやすい店はどんどん減っていく。

実は長い事避けていた「吉野家」へ行ってみよう・・と思っていた。
そろそろ自分の中で許してやってもいいだろう・・・と思えてきたからだ。
(以前、下らない事でケンカした(爆))

で、頑張って関内駅近くまで歩いていったのだが、
「吉野家」手前の「マック」にエビフィレオを見つけて悩んでしまう。

エビ・・・・喰いたい(^_^;)
でも所詮はマック。

・・・で、
後ろ髪を引かれつつ「吉野家」に行くと、凄く混んでいた。

空席が無い・・・
ギッチリ座って皆飯を食っている。

で、よく見ると、誰も座っていないカウンターがある。
なんと2つのカウンターの1つを閉鎖し、客をギッチリ揃えて座らせているのだ。

で・・・萎えた。
バカバカしくなった。

何が悲しくて、ギッチリ並んで吉野家で飯食わなきゃいけないんだぁぁぁ・・・

空しく心の叫びは寒空に消え、マックも目に入らないまま、
無意識に別の店を探して歩いていた自分。

そんな私の目に飛び込む風景と言えば、客引き姉さんとグルグル回るタクシーの列。
「さくら水産」もすでにシャッターを下ろし、気楽に入れる店は「ロイホ」か「松屋」しかない現実に
かなり落ち込んでしまった。

習慣とは恐ろしい。

無意識に松屋に入り、無意識に券売機に金を突っ込み、
無意識にビールのボタンを押していた・・・(爆)

ま、いいかぁ。
でも・・・いつもの牛めしは嫌だから、違うモノを食べよう。

・・・と思って押したのは「ビビン丼」


いや、興味があったのさ。
どんな食べ物なのか・・・・(^_^;)

ビビンバじゃなくてビビン丼ってねぇ・・・
と心の中で突っ込み入れながら待つと、変な丼が登場した。

豚めしに使う肉とキムチ、刻み海苔に目玉焼き一個、
昆布を切ったモノや長ネギのスライスなど色々と具がのっているのだが、
どうやって食べたらいいか解らない状態なのだ。

ビビン・・・と言うからには混ぜるでしょ・・と
付いてきたスプーンでガシガシと混ぜてみる。

う・・ん、人間の食べ物じゃないようだ(爆)

で、食べてみると、意外に美味い。


やっぱ、毒されてるなぁ(/--)/
2006年2月2日(木)   OLYMPIA
会社の前にある、ギリシャ料理&酒場の店。
何故かあまり客が入らないのだが、どうにも気になっていた。

仲間の話では、宴会メニューを頼んで飲んだら、どれがギリシャ料理?って感じで
しかも塩辛くてダメだった・・・・らしい。

でも・・・
ギリシャ料理ってだけできになるのだ。


「あれ?
 ここ、ランチ始めた」

「あ、本当だぁ・・・」

「たまには違う物、食いましょうよ」

「だねぇ」


ランチに出た我々はいつものランチジプシー生活に飽きていて、
近くで座れて今までに無さそうな味わいに惹かれないわけがない。

で、入ってみた。

店内は木造のちょっとだけ帆船を意識した感じで、
テーブルが日本人にはふざけんな・・と言いたくなるほど大きめで、
それが余裕を持たせてくれてちょっと気持ちいい。


「やっぱり普通のレストランって感じじゃないですね」

「すっごいたくさんお酒が並んでる・・・」

「飲みたくなっちゃったなぁ・・・」


仕事を忘れてそんな気分になれるあたり、
なかなか幸せな連中である。

普通の洋食っぽいランチが2つと、「ムサカ」というギリシャ料理のランチがあって、
(いつもはもうひとつギリシャ系のメニューもあるとか)
私は迷わず「ムサカ」をオーダーしたが、意外にも他の連中は普通の物をオーダーする。


「おい、珍しいから入ろうって言って、普通のランチかよ?」

「なんかそれ、量が少なそうだし」


質より量と言うなら「松屋」に行きなさいよ、まったく(^_^;)

だが、そんな彼らの目論見はすっかり外れる事になる。
何故なら、出てきた料理はそれぞれがしっかりとしたボリュームがあったのだ。


ムサカと言われたその店の料理は、強いて言うなら茄子を使ったラザニアだ。

味はどっしりとしているのに塩辛くなく、
しかし、かなりお腹に貯まる感じがする。


「誰か、塩辛くて食えないって言ってたよなぁ?」

「そんな事ないっすね。
 しかし、この豚肉、かなりしっかりしてますよ〜」

「ムサカもこれで結構良い量だよ」


聞けば、食材はなるべくギリシャから輸入した物を使っているのだとか。
ギリシャ料理に欠かせないのはオリーブオイルだが、それには特に気を使っている
・・・と店の人がコメントしている。

店の入れ替わりが激しい関内地区で、ランチバトルに参戦したこの店、
少しだけ応援したい気分になった。


「OLYMPIA」
045ー662ー9115
横浜市中区太田町2-30みどりビル1F

[月〜金 ランチ]11:00〜15:00(LO14:30)
[月〜金 カフェタイム]15:00〜17:00
[月〜金 ディナー]17:00〜翌4:00(フードLO3:00,ドリンクLO3:45)
[土]17:00〜翌4:00(フードLO3:00,ドリンクLO3:45)
休日 日曜日,祝日
2006年2月4日(土)   鶴見川
取材で行った鶴見川。
正直言って、綺麗だった。

昔、すごく汚い川、というイメージがあったが、
メダカも生息する綺麗な水がゆるゆると流れている。

ただ、とにかく寒い。
本日の最高気温は5度に満たないという予想通り、
死ぬほど寒い取材となった。

河川敷に個人的に畑を作ってしまう不法耕作を管理するため、
行政は色々と手を尽くしたようだが、なかなか撤去ができなかったようだ。

それがある時、大雨によって水位が上がり、畑が尽く流されてしまい、
そのチャンスを捉えて管理体制を強化したらしい。

とにかく、地域住民達の手によって整備された場所は、公園のように綺麗になっていた。


自宅前の土手に個人所有物を置いたり、河川敷に畑を作ってしまうのは、
「空いているから使った」というエゴでしかない。

ゴミを捨てるよりはマシかも知れないが、
文句言われなければ何でもOKという感覚がよくわからない(^_^;)

ま、人間はワガママな生き物なので、
当然起きる現象かもしれないけど。

そんな事を考えていると、
純白な雪が優雅に舞い落ちてきた(/--)/
2006年2月5日(日)   毎度
締切が繰り上がり、毎週末から週頭にかけて完徹する事は習慣になってしまった。
ただ、日曜に完徹するのは、かなり悲しい。

友人達と会う事が難しくなり、自分の食事は貧相になり、
おまけに月曜の朝に仮眠に帰る時の風景が、凄くどんよりとした気分にさせるのだ。

始発とかで帰る場合はまだ人が少なくて良いのだが、
通勤時間に帰ると、あまりに場違いで居心地が悪い。

でもって、帰る時間が昼とかになってしまうと、
もう、帰宅する事自体が不可能になってしまう事が多くなる。
(クライアントが電話してくる)

今宵は、今一やる気が出ないまま、グズグズと仕事をしているのだが、
絶対に朝のうちに帰りたいと思っている。

でも・・・・
仕事は大して進んでいない(・_・、)
2006年2月6日(月)   ムカツク
銀行の統廃合が色々あって、過去に作った口座がワケのわからない事になっていた。

高利回りの商品「ビッグ」を20代後半に「安田信託銀行」で組み、
その後総合口座としてたまに使っていたのだが・・・

今日、その残高照会をしようとして驚いた。
何故か勝手に暗証番号が変わっているらしい。

で、安田信託という名で調べてみると「ミズホ」だとか「りそな」だとかの名が出てくる。

ネットで調べてもわからず、自分の銀行が今はどんな名前で、どこの支店になっているのかもわからず、
情けない話だが、口座が残っているかもわからないのだ。

銀行の合併や支店の統合などで口座番号が変わる事は無いと思うのだが、
今のCDの反応は明らかに他人の口座として反応しているように思えてならない。

後は、ハッキングされて、
暗証番号を書き換えられたか・・・?

いずれにしろ、昔支店があったはずの銀行に出向いて事情を説明し、
今の状況を確認してから、全てのアクションを起こすしかない。

信託銀行なんてところに口座を持ったため、余計な面倒が増えたような気がするのだが
実際、口座ってどうなってしまったのだろうねぇ・・・・(/--)/

2006年2月7日(火)   万国橋
その橋は、みなとみらいが一望できるビューポイントにある。

橋の上は一応駐停車禁止のラインが引かれているようだが、
ペンキは剥げ、駐車する人も後を絶たない。

今日はそこでロケをしていた。

撮りたいと思った時にはパネルトラックが止まったり、
コメントを撮ろうとするとジェット機が飛んだり・・と
なかなか静かに撮影させてくれない。


「もしもし、ここで何やってんの?」

「撮影です」

「だから何撮ってんの?」

「風景ですよ」

「そこに停めてるのは君らの車?」


いきなりプリウスのパトカーに乗った警官が、
ぶしつけに職質をかけてくる。


見りゃわかるだろ?
ロケやってんだよ??

と文句なんて言わない。

こんな時は、会社の身分証明書を見せるのが一番早く、
勿論今日もちゃんと身分を明かして、撮影の主旨を説明した。


「ですから、ここの風景を撮っているんです。」

「あぁ、わかったわかった。
 で、この車両はおたくらの?」

「はい、そうです。
 ここは停めないで。」

「今、動かします。
 長居はしませんから。」


警官は、万国橋の違法駐車を取り締まりたいようで、
たまたまそこに置いてた車両にイチャモンをつけたいようだ。


「道路で撮影するなら、道路使用許可を取って。
 停めるならそこの区画を使ってちゃんとパーキングチケット買って。」

「わかりました」

「また来るから、ちゃんと動かしてよ」


禿げ上がった頭に脂ぎった眼鏡、ちゃんとIDの中身も確かめずに、
こっちの目もちゃんと見ないで文句だけ吐いている。

きっと虫の居所が悪かったんだろ・・・と呆れつつも、
自分の所属する機関の権力を自分の物として考える態度に、
久々にこっちもカチンと来た。

昔、万国橋は保税地区の入口で、検問所もあった場所。
橋が駐停車禁止になっているのはその名残かも知れない。


最近、頭ごなしに文句を言われる事が、殆ど無い。

そういう立場じゃ無くなってきたのかも知れないが、
ある意味その警官の態度が新鮮に感じるほど、そういう物言いを聞く事がなかった。

思い出せば10代〜20代の頃、そういう言われ方を多く経験したが、
その都度、組織を笠に着て偉そうに振る舞う人間には成るまい・・・と誓ったっけ(^_^;)


横浜はすっかり違う街になってしまったのに、
そこを守る警官は相変わらず偉そうだった。(/--)/
2006年2月8日(水)   ふらっと
珍しくスタンバイが早く終わったので、カメラを担いで夜の街に繰り出す。

最近目につく風景が今までと違って見えるので、実際カメラを構える事が楽しくて仕方ない。

感じる、というチャンネルが開いた事がキッカケだが、今日も見る物全てが輝いて見えた。

どこかで、固まって鈍感になった感性に亀裂を入れるような、
新しい、感じるための窓を作るような事が起きているのか・・・・

自分自身は若干自覚はあるものの、痛みと喜びを交互に感じながらも、
夜の街に向けてシャッターを切る事だけが、今は大事だと考えている。

そう言えば、何故、夜景が好きなんだろう・・・・?

きっと煌めく光と影の意味を、日々感じる事に準えているのだろう。
それが、今の自分に見える世界を具現化する、一番の近道だから、と考えている。

会社の廻りでは、相変わらずの客引き合戦。
そのターゲットにはなりにくい自分だが、今日はやたらと声をかけられる。

淋しい顔でもしているのかなぁ・・・(/--)/

2006年2月9日(木)   うどん
「飲む前になんか食べてかない?」

「いいよ〜、何にする?」

「あっさりとしている物」

「コッテリは嫌かね?」

「ちょっと腹の具合が・・・」

「飲むの止める?」

「いんや、止めない」


そうですか
飲む事が大事なようですね。


「じゃ、バーへたどり着く前に、適当に空いてる所へ入ろう」



「夢吟坊」
 045−682ー2693
 横浜市西区みなとみらい2-3-2クイーンズイースト B1F


うどんブームは一応去った・・と言うか定着し、関西人の言う「どぶの様な汁」じゃないうどんを食わせる店は
随分あちこちに増えたように思う。

今日訪れたこの店は、関西風とは言いにくい味の濃さがあるものの、
汁は透き通るような薄さで昆布出汁が効いた美味しい味わいがある。

ゴマねぎうどん+きつね(揚げ2枚)+生卵をオーダーし、
それと一緒に生ビールもプラス。

バーへたどり着く前に、すでに今宵の酒宴は始まったわけだ。


「もう、オーダー覚えてよ!」

「は〜い」

「店長、こっから先10分待ち」

「すいませ〜ん、出汁、終わっちゃいました〜」


厨房では、バイトらしき女性が、1人でストーブ前の2人を仕切っている。
店長と呼ばれた気の弱そうな男性はおろおろしながらも店内を飛び回り、
うどんが出るまでに時間がかかる事を謝っている。


「この店って、そんなに美味い?」

「普通だよ。」

「でも、満席じゃん」

「見れば年配の客が多いから、たまたまじゃないかなぁ」


中年のカップルや年配の客がごっそりと座り、新たに入ろうとする客に無言のプレッシャーを与えているが、
よく見れば4人がけのテーブルを1人で占有したり、食べ終わったのに話こんでいたり・・・と
客のマナーはあまりよく見えなかったりする。
(この店はテーブル全てが2人がけで、4人座れるようにまとめてある。
 だから1人や2人の客はテーブルを離してしまえば、もう2人座れるわけだが・・・)


「店長〜もうすぐ出るよ!」

「はい〜」


どうやら次のうどんが出るらしい。


「しかしさ・・・
 うどんって、妙に食べたくなるんだよね」

「そうなんだ。
 俺にとっては蕎麦の方がいいが」

「蕎麦屋じゃそのまま飲んじゃうだろ?」

「確かに。
 でも、うどん屋だって飲める店はあるんだぜ?」

「うどんってさ、最後にズルズルってやるには、ヘビーなんだよ」

「そう言われりゃそうだ・・・」


今日のオーダーは「ゴマねぎ冷やしうどん」
これでもか・・・という量の青ネギにゴマをたっぷりふったうどんで、
そこにオプションであげ2枚と生卵を載せてみた。

おろし生姜が真ん中に載せてあり、こいつが味わいにアクセントを与えてくれるのだが
ハッキリ言って、今日は大失敗だった。


「うわ・・・ネギ・・・」

「?」

「冷やしだとネギが生・・・・」

「わはは・・・当たり前じゃん」


そ〜です、笑ってやってください。
大丼いっぱいに乗った青ネギは、全て生です。

いつもは暖かいうどんでコレをやるので、適度に火がはいってマイルドになるところ、
今日は何を思ったか無意識に冷やしうどんで頼んでいたのだ。

口の中はネギとショウガの暴力でヒリヒリとなり、生卵とあげがどうにかそれをカバーしてくれても、
やっぱりどうにもネギ臭い・・・・(・_・、)


「まだ食ってんの?」

「ちょっと待ってよ、そう一気に食えないって」

「いいじゃん、残せば。」

「不味いわけじゃないんだよ。
 それにせっかくのネギ。
 しっかり食いたいんだってば」


え〜っと・・・・
やっぱり食べ物を残すのは、嫌なんです(/--)/
2006年2月10日(金)   やっぱり
ロックを外し、シートカバーを外す。

うわ・・・・
やっぱり・・・・(・_・、)

現れたバイクは、凄い状態になっていた。

タンクの上には無数の猫の足跡。
シートとタンクの間には猫の毛がビッシリ。
勿論シートの上にも足跡&猫毛。
そして・・・
フロントフェンダーの上にも猫の足跡がたっぷりとついていた。

いや・・・
よ〜く解ってた事。

バイクのシートカバーとテント代わりにして、
野良猫達が暖を取っている事は。

家に帰る途中で駐車場に寄って、
シートの上から何度もその猫達の背中を掴んだ事か・・・・(^_^;)

熟睡している猫をシートカバーの上から両手で捕まえて、
ジタバタさせてたっぷり脅すと、一週間位は潜り込まないのだが、
それでも寒さには勝てないのだろう。

相変わらず猫は、我がバイクをコタツ代わりに使っているらしい。


バイクに火を入れ、暖機運転中にタンクからシートから、ひたすら掃除する。
不思議な事にシートに爪の痕は残っていないから、なんとなく許せる気分になれる(^_^;)

まぁ、いいさ・・・
汚れたら、拭けばいいのさ。

それより今日は、ライディングを楽しむのさ(^_^)


珍しく天気の良い今日、気温もそこそこ高くて、エンジンはぐずる気配もない。
簡単に掃除をしただけで光り出したバイクは、早く走ろう・・と誘惑する。

もちろんさ(^_^)
すぐ回してやるから、暖まるまで待てよ・・・と語りかけ、
ゆっくり身支度してから、久々にバイクに跨った。


取り替えたばかりのタイヤがまだ滑りやすいから、リーンはきつくしないで走る。
それでもメーターはすぐ80マイルを超え、感覚はどんどんと励起する。

この気持ちよさは何だろう・・・

ヘルメットの中で頬は緩みっぱなし。
車の動きは全て見え、青い空の中を突っ走るような錯覚を覚える。

冷気を切り裂き、重力を遠心力で跳ね返し、
慣性力を握力でねじ伏せる。

そこにこそ、自分が生きている感触が存在し、
体感と感性が融合した「快」が存在する。


乗らないで済むなら、乗らない方がいい。
バイクは危ない乗り物だから。

そう・・・
今でも、バイクについては、そう思っている。

そして、
やっぱり私にはバイクが必要だ、と、
今日も思い知った。
2006年2月11日(土)   すき焼き
牛肉輸入問題が取り沙汰される昨今,
ジャンクフード店に「すき焼き定食」なる物まで登場し,
業界は牛肉離れにあの手この手を尽くしている感じがしてならない。

でも,牛を食べるというと,やっぱりステーキが良い。
ガッツリと食べるには,肉の固まりがあって欲しいのだ。

焼き肉でもハンバーグでもいけない。
しゃぶしゃぶなんて,もっての他。
ローストビーフだって,薄い物は許せない・・・と(^_^;)

ただ,すき焼きは魅力だ。
牛肉を食べる・・・という魅力は半減するものの,
補って余りある魅力があるように思う。

関東風と関西風,それぞれの魅力が存在するが,
自分で作る場合は両方の好きな所を取り入れたオリジナル。
肉を鍋で焼いてから野菜を投入し「わりした」で煮込むやり方が好きなのだ。

でも・・・
この料理は1人で作って食べるのには,勇気がいる。
と言うか,1人きりで食べる料理では無いと思う。

そこそこの量を作らないと美味しくないし,
鍋をつつきながら食べないと楽しくない。

で,「すき焼き定食」が魅力的になってしまうのだが,
牛丼に生卵をかけて食べるのも,実は似たような物。

牛肉とタマネギを出汁で煮込んでいるのは,関東風すき焼きと共通する物があるし
残ったすき焼きを丼にして生卵で食べると牛丼に近い。(豪華だが)

え・・・っと,
要するにすき焼きが食べたくなったのさ。

蕎麦屋で「すき焼きうどん」を頼んだり,牛丼に玉子をかけたりする食べ方は
あまりに日常的でつまらない。

専門店でまともなヤツを食べたい〜・・・と欲望が吠えている今日は
身体がオーバーヒートして,寝込んでいたりする。

しかし・・・
煩悩は恐ろしい(^_^;)
2006年2月12日(日)   カレーまん
中華街の肉まんが本物だと思っていると、コンビニで売っている肉まんは、
どう見ても似て非なる別物と思ってしまう。

でも、ほんのちょっと腹に入れるには便利なサイズのため、
たまに食べる事がある。

勿論、肉まんを食べる事は殆ど無く、
ピザマンとかカレーマンとか、具が中華街には存在しない物をよく食べる。

こいつらは、皮が多少情けなくても、若者好みの濃い味で誤魔化され、
結構美味しい・・・と素直に思えるからだ。

今日も、小腹が空いたので何か1つ買おうと温蔵個を覗くと、
「ハウスのこくまろカレー使用」と書かれたカレーマンがある。

激辛とかインド風とか各社で工夫されるカレーマンだが、
馴染みのあるカレールウ使用を謳う物には、初めて会った。

で、食べてみた・・・(=_=)


何だか、微妙に懐かしい味(爆)
コイツは確かにハウス食品が出しているカレーの味だ(/--)/

え〜
私・・・・
こんなカレーマンが美味しいと、感じています(^_^;)
2006年2月13日(月)   テレビデビュー
今週のネタは、鶴見川。

禁じ手だと思っていて、大っぴらにはやって来なかったのだが、
今回は、自分の写真を使ってみる事にした。

テレビカメラのレンズはどうしても広角側に弱く、
スチールで撮る映像には敵わない部分がある。

だから、超広角で撮る写真を番組に使いたいと、いつも思っていた。

しかし、スチールをテレビの中で扱う事は、結構難しい。
一歩間違えると電子紙芝居に成りかねない・・・と言えば解るだろうか?

そこで、抽象的なコメントに合わせる部分のみ、スチールを使い、
メッセージの投げかけパートには、動画を使ってみた。


で・・
結構、面白い。

これってありかも・・・と同僚に見せてみると、
皆、「有りですね」と同意してくれる。


そうか・・・
やっちゃうか・・・(^_^;)


腹をくくって、写真構成で短いVTRを作ってしまった。

今週はコレでいく・・・と決めれば、
その後はスイスイと編集が進む。

だがここで、1つ悩む事が持ち上がった。

スチールのクレジットをどうしよう・・・・(爆)


で、悪のりついでに、もう一つカマす事にした。
今度の日曜に、某番組で、スチール/某若夢話というクレジットが流れるはず。

何人の視聴者が、その文字に気付くだろうか(^_^;)
2006年2月14日(火)   サプライズ
パタパタパタ・・・と走る音に振り返る。
長い髪の女子高生が、ホームで順番待ちをする列に向かって突進。

まだ、電車来ないよ〜と思いながら、何の気無しに見ていると、
列の中にぼ〜っと立っていた男子高校生に近寄った。

あれ?
・・・と思う間も無く、青い紙袋を渡す。


驚く男子高校生。

今時の持てそうな顔立ちと、すらっと伸びた背。
なのに彼は、子供っぽい笑顔と戸惑いの表情を交互に見せている。


そっか・・・
今日はバレンタインデーか・・・

そう、今見ている風景は、伝統的なバレンタインデーの風景だ(爆)


自分が学生だった頃は、余程の意志が無いかぎり女子は男子にチョコのプレゼントはしなかったし、
そんな行為が廻りにバレれば、硬派な連中がからかいとやっかみで攻撃対象にするような時代だ。

だから、そんな風景は凄く新鮮で、
しかも微笑ましく見える。

朝から、ごちそうさまでした(/--)/
2006年2月15日(水)   見える
最近、廻りでは暗いニュースが多く、
自分は仕事で振りまわされながら、気持ちだけが空回りしている。

それでも時間は止まらないから、
こっちもヤケクソで思いっきり攻撃モードになるが、
どこかで「まぁ、そんなもんだ」と諦めている部分もあったりする。

自分という存在を否定する気はさらさら無いが、
最近は見えなくて良い物が突然見えたり、
わからなくて良い嘘が答え付きで後ろから殴りかかってきたりして、
どこかでスルーしていないと、心まで疲れてしまいそうになる。

乱暴に振る舞ったり、自分を通し過ぎる事は、全部自分に返ってきて痛いから、
極力穏やかに密やかに、かつ優しく、ちょっと鈍感でいるように心がけるが、
何故かそんな日には見たくない物が見えてしまうらしい。


「なんか見える?」

「見て欲しいの?」

「なんか、凄く肩が痛いんだけど」


そりゃ、そうだよ。
君の肩には、ちょっと怖い顔をして錫杖を持ち、首をさすった神様らしい何かがのっているんだ。


「変な色してる?」

「うん・・・」(色じゃないんだけど)

「なんか悪い物?」(とんでもない)

「そうじゃないと思うけど・・・・」(言うべきかなぁ)

「けど?」

「もしかして、玄関とトイレ、汚くなってない?」(たぶん、この人が通る場所が汚れてる)

「うち・・・、玄関に捨てられない物がたくさんある」(やっぱり・・・)

「掃除して。
 じゃないと、長男が足を怪我するよ」

「え・・・・
 もう、怪我してる」


ヤツの肩の上に見えた物が何かはわからない。
だが、長男の足を痛めれば気付くだろう・・・とその存在は呟いた。

だから警告しようと思って、そう伝えたのだが、
遅かったらしい。

結果的に、長男の足の怪我を言い当ててしまったようだが、
こんな時はコッチが怖くなる。


「ねぇ、どうすればいい?」

「掃除しなよ」

「捨てられないのよ」

「捨てなよ。
 大きな段ボール持ってきて、見ないで投げ込んで、
 箱ごと捨てるか、物置に入れてしまえばいい」

「そうしないとダメ?」

「俺に見て欲しい・・・って言ったんだから、
 俺の意見を聞いたら?」

「・・・」


例えば、騙されるなら気付かないで、いたい。

見えてしまう何かは、どこかで暴力的だから、
見えないままでいて欲しい。

だが、時として、
見たくない真実が降ってきてしまう。

鈍感な自分でいるはずの時に、
そのイメージだけがポカッと浮かび上がるのだ。

最近は見える物が違って、
写真に切り取る事が面白くなっているが、
その感性は、見えてしまう何かに作用されているらしい。

痛みと快感が入り交じる視界は、
穏やかな心を保つのには重すぎる。

・・・・・困ったものだ(/--)/
2006年2月16日(木)   マルゲリータ
「久々に、ピッツァを食べない?」

「いいねぇ」

「昔よく行った石川町の店・・・」

「そうか。
 随分行ってないよね」

「じゃ、決まりですね」


VISCONTI

 045-664-6646
 横浜市中区山下町276-5ルグラン元町


会社の所在地が変わってから、なかなか行けなかった店。
たまに顔を出しても満員で、入るのを諦める事ばっかりだった店。

だが、その美味しいピッツァは、たまにどうしても食べたくなる。

ガス窯ではあるが、石窯独特の焼き上がりが素晴らしく、
横浜におけるコストパフォーマンス最高の店ではないか・・・と、私は思っているわけで・・・


「お、入れる」

「ラッキー」

「こんばんは〜」


会社の仲間と久々に訪れた店は、
相変わらずの混雑ではあったが、カウンターに空きがあったのだ。

ここぞとばかりにカウンターを占領し、モレッティ(イタリアンビール)で乾杯する。


「一年ぶりぐらいですか?」

「そうですねぇ
 でも、結構顔出したんですけど、いつも満席なんで遠慮したんですよ」


オーダーするのは、「マルゲリータ・ブッファラ」
本物のモッツァレラチーズを使った逸品。

「ロメイン・レタスのシーザーサラダ」と「ペペロンチーノ」もオーダーし、
ワイワイと騒ぎながら昔話に興じる。


「最初は『インテグラーレ』って名前で出してましたよね?」

「懐かしいですね」

「すっかり定着して、もう水牛版だけでいけそうですね?」

「でも、まだ怖い。」


マスターは、安くて美味しいピッツァを提供する店として頑張っているから、
今でも1600円というプライスが怖いのだと言う。

しかし、そんな彼の心配は杞憂だよ・・・と言いたくなるほど、
マルゲリータは美味しいのだ。

以前、この時期に出すピッツァは、皮が少しお餅に近い感触があって重く、
塩はきつくて1人で1枚食べるのは大変だった。

しかし今日食べたピッツァは・・・・
凄くバランスが良い。

オリーブオイルも軽やかだし、振りかける塩も適量で、
皮がとにかく美味しかった。


こりゃ、ふらって行っても、座れないわけだね(^_^)
2006年2月17日(金)   同席
久々にゆっくり飲もうと構えて行った店で、
いつもはあまり混まないはずの店で、
何故か一回り位上の客と同席になった。

キッカケは「梅蘭」の焼そばの話だった。


「中華街で食べた、広島焼きみたいな焼そばが美味しくってさ。
 その店の名前がわからなくて・・・気になっているんだ。」

「それは、『梅蘭』ですよ。」

「え、どうして知ってるんですか?」

「庭みたいなもんなんですよ、横浜中華街って」

「私も、一時期関内に居たんですが・・・」


こうなっちゃえば、年の差も初対面も関係ない。
色々と話をしてみると、2人の食の趣味が似ている事がわかる。


「札幌で食べたラーメンが美味しくてさ」

「へぇ、どちらの?」

「味の時計台っていう名前の・・・」

「もしかして、札幌グランドホテル前の?」

「そうそう!」

「やっぱり。
 よかった〜、他のチェーン店で食べても美味しくないんで、
 自分の舌に自信失ってたんですよ〜」


このオヤジ、札幌グランドホテルに泊まったね?(^_^;)
贅沢者!!(爆)


「近為」のお茶漬けセットの話や、寿司の話・・・・
2人の話は尽きる事なく、夜は更けていく。

潰れていた彼の連れが目を覚まし会話に参戦すると、
さらに食い物談義に花が咲いた。


「失礼ですが、お若く見えますね」

「今年、年男です」

「え?
 何月生まれですか?」

「3月生まれですよ」

「犬?」

「えぇ」

「私、鶏なんですよ」


私から見たら、4・5歳は上に見えた彼は、実は同級生だった。
先輩と一緒に飲みに来て、ちょっとばかり潰れていたらしい。


「実は童顔なんで、いつも若く見られるんですよ」

「いやぁ・・・・
 髪が真っ黒だから、てっきり若いのかと・・・」

「遺伝なんでしょうね。
 それでも随分とオヤジになったんですけど」

「見えないなぁ〜」


そらそうだ。
こっちはカットオフにジーンズ。

彼らはキッチリとスーツ姿で、どっちも見事な白髪なのだ。

こういった年を忘れたオヤジを見る機会はきっと少ない仕事をしていはずだから、
そう見られてもおかしくはないのだが・・・・


飲み屋って、こういうところが面白い。

その場限りのつき合いができる大人が集う店には、
こういった余録もついてくるのだろう(^_^)
2006年2月18日(土)   ヴォーヌ・ロマネ レ・ボーモン
実は、ブルゴーニュワインにはまっている。
それは、エマニュエル・ルジェのワインに出会った事がキッカケだ。

絶対、ワインにだけははまらないようにしていたのだが、
最近は安くても(と言っても限度があるが)良いワインに多く出会えるようになり、
と同時、素晴らしい作り手のワインにも出会えるチャンスが増えていた。

素晴らしく良い・・という噂は聞いていたが、それよりもルジェのワインはモルトと同じでフィルタリングしない、
という作り方に惹かれて一本買って飲んでみたら・・・・

ワインの事なんて、全然解らない素人が飲んでも「なんじゃこりゃ?」と驚くほど美味しい(^_^;)

で、ルジェの作るワインと同じ名前のワインを買ってみると・・・・
ダメだ、こりゃ(▼▼メ)

という事の繰り返しが昨年から続いていた(爆)


ピノ・ノワールという葡萄が紡ぐワインは、
華麗で繊細で、優しく楽しい。

その繊細さが、作り手のさじ加減で如何様にも姿を変えるから、
同じ名前のワインでもドメインによって千差万別になる・・・のだ。


今宵、久々に友人とワインを飲む約束をしていた。

で、ここのところ「ヴォーヌ・ロマネ」というワインを色々飲んでいる事を告げると、
面白がってのってくれる事になった。


ヴォーヌ・ロマネ レ・ボーモン2001

その名前にピンとくる人は、かなりブルゴーニュに毒されている。

そう、あのロマネコンティがある村のワインで、
しかも、このワインの中でもレ・ボーモンを名乗るワインは少ない。

リーデルのブルゴーニュグラス(コイツがふざけんなって位デカイ)に注がれ、
少し回されたロマネは、若い割りにはあっさりと開き、酸味もきつくないままジュースのように
葡萄の魅力と葡萄が育った地域の風を伝えてくれる。

勿論、こんなボトルを1人でなんて飲めないから、
何人かでシェアするのが正しい飲み方だし、
美味しいワインは、味の解る人達と分かち合って飲む事が楽しい。

しかし・・・・
このヴォーヌ・ロマネは、ルジェの物ほどはいかないまでも、
するすると何時までも飲んでいられそうなほど、優しく甘美だった。

気付くと・・・・・
1人当たり一本近くは飲んでいる(^_^;)
(勿論、他の安い物を合わせてるんだけどね)


誓います。
オールドモルト並の値段がつくワインは1月に1本以内にします。

欲望に負けたら・・・
間違いなく破産だ(/--)/

2006年2月19日(日)   カットのみ
久々に髪を切る。
(久々って事に問題はあるが(^_^;))

長い髪は嫌いじゃないが、似合わない事は承知していて
でも、忙しくて、切りにいく時間が取れない・・・となると、
呆れるほど長くなってしまう事になる。

勿論、どこで切ってもいい・・となるともう少し切るチャンスは増えるのだろうが、
いつも切ってもらう人に任せているから、どうしてもほったらかしになるわけだ(/--)/


「伸びたね〜」

「相変わらずなんで」

「どれくらい切る」

「ジャケット着たりしてもおかしくない長さ」

「切っていいのね」


彼とのつき合いは、随分長い。
正確には覚えていないが、間違いなく15年以上は経っている。


「じゃぁさ・・・
 ばっさりいって、襟足だけちょっと残してってパターンだね」

「相変わらず・・だけど」

「サイドと後ろはすいちゃって、よこはシャギー入れとく。
 伸びてもまとまるように・・ね」

「なるべく、ちゃんと来るよ」

「しかしさ・・・
 ホント、白髪ないよね」

「いやぁ、出たよ〜」

「小学生でも、もっと白髪あるヤツいるよ。
 こんなの無いに等しい」

「そうなの?」

「俺なんか染めなかったら真っ白だよ」


どうやら私は特異体質らしい。

実際40歳までは白髪は皆無に近かったし、
柔らかくなったものの、今も殆ど黒髪のままだ。


「これじゃ、カラー入れる気はないよね?」

「うん。
 カットのみで充分」


歳を取ると髪が伸びずに切れてしまう・・・と彼は言っていた。

もちろん美容師の髪は、
ダイの実験台になり、誰かのカットモデルになり・・と
普通の人に比べて酷使されるもの。

それに、加齢による髪の痩せが加われば、
確かに伸ばす事自体が難しくなるのかも知れない。

でも、多かれ少なかれ、そういった傾向があるのは間違いない。


「最近、随分髪が細くなってさぁ〜」

「贅沢言わない。
 これで文句言ったら、怒られるよ」

「昔は、濡らしてヘルメットかぶらないと
 まとまらない髪だったんだけどね」

「んじゃ、ボリュームが出るムースを紹介しようか?」

「整髪料、あんまり好きじゃないんだよねぇ」


こんな他愛の無い会話が、実は楽しい。

仕事も関係なく、ぼ〜っとしていられる時間は、
今の私にとっては贅沢と言っていい。

鏡の中の自分は、むさい疲れた顔に見えていたのに、
いつの間にか若造のような顔つきに変わっている。


今晩もまた徹夜すると、くたびれたオヤジ顔に戻るんだろうなぁ・・・(/--)/
2006年2月20日(月)   長浜屋台ラーメン
ラーメンの美味い不味いは、よく解らない。

あそこは美味い・・・と聞いて行ってみても、
美味しいとは言えない事が何度もあった。

だから今回も期待はしていなかったのだが、
マトモな九州ラーメンの店がある・・・と聞かされて、
ついつい誘われてしまったのだ。


「長浜屋台ラーメン・博多っ子」
  045−663−3676
  横浜市中区相生町5−87
  月〜土/11:00〜翌2:00
  日・祝/11:00〜20:00


ラーメンとは不思議な食べ物だ。

中華街の「麺将会芳(肥猫)」がそのルーツとなる中華ソバを復刻しているが、
(ここのラーメンは私の好みで、特に味噌ラーメンが美味しい)
各地ではご当地ならでは産物や食文化を反映した独特の食べ物に進化し、
ラーメンという同じ名前で呼んじゃいけないほど、変化に富んでいる。

横浜では「家系(いえけい)ラーメン」が有名だが、杉田にあった「吉村家」が元祖とされ、
トンコツ・醤油味のコッテリした味わいが職業ドライバー達の人気を呼んで大ブレイク。


以来、暖簾分けされた人や、勝手に真似して○○家と名乗っちゃった店など
その殆どは同じスタイルで「吉村家」の後を追従したわけだが・・・・
私は、この家系ラーメンには、若干抵抗がある。

というのは、脂が強くて、調子が悪くなる事があるからだ。

で、悲しい事にその味自体は大好きなので、
食べたいけど怖い・・・という悩みがいつもつきまとう・・と(^_^;)


博多ラーメンに味付け玉子とネギをトッピングして850円のラーメンは
九州ラーメンらしく「替え玉」を入れるべく麺の量は少なめ。
ただ、「替え玉」は100円とリーズナブルなので、心おきなくオーダーできる事が嬉しい。


白濁したスープに紅ショウガと高菜をぶち込み、「バリかた」で頼んだ麺を頂いてみると・・・・

こいつが結構美味い(^_^)
一風堂(みなとみらい店)に比べて塩味が弱く、麺は少しクセがあるが総合的には私好みだ。


でも・・・・
こうやって美味いと書く事に、すごく抵抗があるのもラーメン(爆)

様々な評価がある中、一風堂の方が遙かに美味しいと発言する人が
多かったりするからだ。


ラーメンは、基本的にスープの味と、脂の美味さ、麺の味、具の味や、味付けの具合、
そしてそのバランスによって美味しさが醸されるわけだが、
脂の量や強さ、質によって美味しさを判断している人が多いのでは?
と、私は感じている。

で・・・・
やっぱり、デスクにもどったら・・・

トイレが私を大声で呼んでいた(・_・、)
2006年2月21日(火)   Tokyo Roux
横浜駅西口に行くと、いつも美味しそうなカレーの匂いがする。

インドカレーのようなスパイシーな香りではなく、
洋食系の豊かな香りが漂っている。

で、その匂いにつられて、つい足を向けてしまうのは、
私が無類のカレー好きだからに他ならない。

3食カレーでも腹が立たないほどカレーは好きで、
それも家で作るようなごく普通のカレーには目がない。

coco壱番屋のグランマカレーは、そういう私の気持ちをぐっと掴んでくれるが、
そのメニューは期間限定で、少しだけ悲しかったりする。


Tokyo Roux(トウキョウ・ルー)
045.314.8990
横浜市西区南幸1-1-1横浜シァル 1F
8:00-23:00 (ラストオーダー EAT-IN22:45 TAKE-OUT23:00)


いつもこの店に惹かれていながら、何故か一度も入った事がなかった。

店が狭くて入れなかったり、立ち食いっぽいスタイルが誰かと入る事を拒んだり・・と
チャンスがなかなか無かったわけだ・・・が、今日こそこの店に入れそうだ(^_^)


ダブルという名の、一皿に二つのソースをかけるタイプを選び、
ご飯をスモール(550円)に設定する。

多分、素性がわかりやすいだろう2種、「欧風煮込みカレー」&「ハヤシ」を選んで、
ついでにビールと半熟玉子をオーダーした。


え?
このビニール袋に入った玉子は??

そう・・・
半熟玉子は、殻がついたままビニール袋に入っていて、
食べる時自分で割って・・・という事らしい。

ビールは缶ビールにプラスチックカップを載せたスタイルで出してくれるが、
要は高級カレースタンドを目指しているようだ。
(高級というのは価格の問題だが)


普通のサイズを頼めばシングルで790円もするカレーなのに、
何故半熟玉子を客に割らせるような事をするのか、ちょっとだけ理解に苦しんだ。

ビニール袋には、割る時水が飛ぶ可能性があるので・・・と注意書きまである(爆)


で、味は・・・・・
ごく、普通だった(^_^;)

辛くないルーを選んじゃったためか物足りなく、
テーブルに調味料などは一切なく、
ミスチョイスに寛大では無い店の考え方がヒシヒシと伝わってきた。

スモール(550円)で食べてみるとコストパフォーマンスは悪くない・・と感じたが、
次にこの店に行きたい・・・と素直に思うかどうか(-.-;)y-゚゚゚


テイクアウト専門店で、店でも食べられちゃう・・というスタイルはわかるけど、
なんとなく味わいに物足りなさがあって、思ったより楽しくはなかった。

でもまぁ、もう一回は行って、別の辛そうなカレーを食べてから、判断しよう。
今回のカレーはまったく辛くなくて、カレーとハヤシを頼んだ意味が無かったからだ。


しかし・・・・
カレーの匂いって、そそるんだよねぇ(/--)/
2006年2月22日(水)   花粉警報発令
ここ2年くらい、花粉症には殆ど悩まされずに済んでいる私だが、
劣悪な就業状況によって乱れきった食生活のせいか、今日は目が少し痒くなった。


「あれ?
 風邪ひいた?」

「い〜や」

「でもガラガラ声よ?」

「あ・・・花粉だ」


そう、
今年は少し咳も出る。

・・・という事は、再発か?

目薬&鼻薬&喉薬を入れた花粉症対策キットを
常時携帯する必要があるのか??


やばい・・・
やばすぎる・・・

やっと直ったのにまたもや再発じゃ、
悲し過ぎる(・_・、)


でも、
原因はわかってる。

ヨーグルトを食わなくなり、野菜食も減り、
不摂生な生活に寸暇を惜しんだ飲酒・・・・

こりゃ、身体もダメダメ君になりますわ(▼▼メ)


でも、体質が戻っちゃったのなら、仕方ない。
またゆっくりと時間をかけつつ、体質を変えるしかないのだ・・・・


もともと杉より檜に弱い私とすれば、
そろそろ始まってもおかしくないタイミング。

これから5月位までは、できる事なら山の傍には行きたくないけど、
仕事がら、間違いなく山の傍には行かされる。

毎日、鬱陶しい日々が続くのか・・・
と思うと、憂鬱だ(/--)/
2006年2月23日(木)   黒炒飯
中華街で深夜に営業している店は少ない。

上海料理の「老盛興」が休店していて選択肢が減っている状況が続いているが、
上海料理や四川料理を出す店が2時まで頑張っている事を聞いていた。


「福満園新館」
045-650-5185
横浜市中区山下町157-8
11:00〜26:00(LO 25:30)


ちょっと外れにあるこの店には、深夜営業している事くらいしか価値を認めていなかったが、
考えてみれば失礼な事。
入った事もない店を、どうこう言えるほどの勇気は、無い(^_^;)


「こんな時間だけど飯つきあってよ〜」

「何食う〜?」

「仕事でしょ〜?」

「そ〜」

「じゃ、会社の傍でいいからさ〜」

「飲み屋しか知らないよ〜」

「中華街は〜?」

「もう1時だよ〜?
 開いてるわけないじゃん」

「どっか開いてるでしょ〜?」


確かに開いてる店はあるけど、
「王興記」は1時で閉めちゃうし
「大珍樓別館」も客が居ないと閉めてしまう。

「山東」はまず閉まってるし、
「北京飯店」は高すぎる・・・・(爆)


「開いてなかったら『スリーマティーニ』行って食べようよ〜」

「だから、仕事だってば」

「どうせ始発で帰るんでしょ〜?
 ゆっくり食べたら始発になるよ〜」

「ならないって」


どうしてこう、無茶なお誘いが多いのかねぇ・・・・

と思いつつオーダー通りに中華街に行ってみると、燦々と輝く福万園のネオンが目に刺さる。

そういや、この店で食べた事なんてなかったなぁ・・・


「まだいいですか?」

「いらっしゃいませ。
 どうぞ。」


どうせガラガラだろう・・と思いつつも、入った事の無い店だから入る気になったのは、
ショーケースの「黒炒飯」という存在だった。

一際黒さが目立つ不気味な炒飯は、どんな味がするのか興味をそそる・・・(^_^;)


「青菜の炒めと黒炒飯、雲呑スープとビール二つね」

「青菜炒めはトウミョウですがいいですか?」

「もちろん」


深夜なのに、店はかなり客がいて、
メニューをみる限りでは特別高くもない。

こりゃ、深夜やってるだけの店で混んでいるのか、
美味しいから混んでいるのか、わからないなぁ・・・

と半分心配していたのだが、それは杞憂に終わった。

青菜炒めはニンニクが効き、塩加減も良くて美味しい。

雲呑スープは上海流の包み方(餃子を丸めたような包み方)がなされた雲呑がどっさり入って、
皮もモチモチした美味しい物。

そして・・・・
黒炒飯と言うより茶色っぽいその料理が登場した。


「なぁんだ・・・黒くないじゃん」

「イカスミみたいな色かと思ったよ」

「でも、中国醤油で色がついてる・・・って書いてあるから、
 塩辛かったらやだねぇ〜」

「ま、食べてみるしかないねぇ・・・」


お、
なんか懐かしい味(^_^)


「なんか、拍子抜けするほど、優しい味だねぇ」

「ホント、しかも味、マトモだし」

「四川と上海を両方やってるってところに抵抗があったんだけど、
 思ったより当たりかもね」

「それより最近、ち〜っとも遊んでくれないよね?」

「忙しいんだよ」

「どうだか・・・・」


腹が膨れるまでは、食い物の話しかしなかった2人。

色気より食い気・・・とは、
こういう事だろうか(/--)/
2006年2月24日(金)  
何気なく歩いていると、見える景色が「撮れ」と言う。

え?・・・と思う間も無くカメラを構え、
へぇ・・・良い景色じゃん(^_^)
・・・と感じる時は、既にシャッターを切っている。

最近、そんな事が日常だ。


以前は、撮りたい景色を見つけると、
何が撮りたいのか探してからフレーミングし、
カメラの位置を探りながらシャッターを押していた。

それが、
最近は無意識に撮っている事の方が、遙かに多い。


心に有る、厳重に閉められた扉を、
あるキッカケによって開けてしまったらしく、
その結果、見える世界が変わってしまったようだ。

そしてさらに・・・
本性をねじ込んでいた部屋の鍵が見つかり、
図らずもその鍵を使ってしまう・・・という事態になった。


見える世界が素晴らしく綺麗に見える、と同時に、
心には痛みを伴う感情と、苦しみを伴う喜びが、
内側から吹き出ようとして暴れまくる・・・・・

でも・・・
今の自分がソコに記される事は、
私の存在価値の確認行為。

今、ここに生きている・・という事を目で確認できる行為は、
今の私には無くてはならないモノ、なのだ。


今まで目にも止まらなかったシーンが、
私の景色として記される事、
それがこれほどまでに心を癒すとは、思わなかった。

そして今日も・・・・
40カットを超える写真を撮っている。
2006年2月25日(土)   歩く
帰路を歩く。

雨は止み、風は少し生暖かく、
少し身体はフワついて真っ直ぐ歩けない。

不思議な感覚。
自分で歩いているのに、自分で歩いていないような・・・・

何年ぶりだろう
自分をコントロールできないような感覚は・・・

パワーを持て余すバイクに乗せられているような、
高熱を出して、自分の命令が身体に伝わらないような・・・


突然心が絞めつけられ、
意味もわからず涙が頬を伝う・・・

その暖かさに少しだけ正気に戻ると、
さらに心の痛みは鋭さを増した。


遠い過去の記憶が、断片的に蘇り、
癒えたと思っていた傷跡が、また開く。

痛いなぁ・・・
と感じるから、生きているのか・・・


と、突然、けたたましいクラクションの音で、我に返る。

いけね・・・
信号無視して横断してた(/--)/
2006年2月26日(日)   しつけ
地下鉄の入口で、子連れの団体が立ち止まっていた。

雨が降っているからすぐ地下に入りたいのに、
彼らは入口をブロックするように立っているので、邪魔でしょうがない。

「すいませんが・・・」と声をかけようとした瞬間、
彼らは何も無かったかのように、地下鉄に向かって地下道に入った。


地下道に入る前に傘を振って雨粒を飛ばし、
階段を下りようとするのだが、子供が1人取り残されている。

母親は子供を気にするでもなくどんどん階段を下り、
私も取り残された子供を避けて階段を下りた。


「ママぁ〜! どこ〜!?」

「なにやってんの〜?」


突然母親が振り返り、私に向かって大声で叫ぶ。

子供は入口に立ちつくしているから仕方がないのだが、
それでもいきなり大声で叫ばれたらたまらない(^_^;)

雨が降って階段も濡れてるんだから、手ぐらい引けよ・・・
と思いつつ、彼女を迂回して階段を下りると、
彼女の家族らしい親子が歩いていた。

傘をグリグリと回して雨粒を払っている。
親子がまったく同じ動作をするのが面白いが、それにしても・・・どうなの?

階段は狭く手すりもあって、床は雨でかなり濡れている。

そんな場所で廻りに雨粒を飛ばしたら、迷惑だって思わないのかなぁ・・・
と、少し文句を言いたくなった。

が、親が同じ事をしているのだから、仕方ない。
この家族の常識では、誰かがつかまるかも知れない手すりが濡れる事より、
傘に水を払う事の方が大切なのだ・・・(^_^;)

コンコースに出て、エスカレーターに向かう。

みなとみらい線は運河の下を通過するためかなり深い位置に線路があり、
長いエスカレーターは多くの人にとって必需品だ。

そして利用者が多いエスカレーターは、関東式に左側に立ち止まる人、
右側に歩く人・・と、分かれて利用されている。

私は、このうざったい家族の間に挟まれていたくないから、
エスカレーターで追い抜こう・・と考えていた。

エスカレーターまで子供が走り、父親もそれについていく。
子供は右手で傘をぶんぶん回し、傍にいったら水が飛んでくる心配さえ起きた。


しつけがなってないよなぁ・・・・
公共の場所って意味を、オヤジが理解してないなぁ・・・


エスカレーターに乗ったら子供は落ち着いたようだ。
傘はステップに立てて、静かに乗っている。

父親は、何故かエスカレーターのど真ん中に立ち、
子供と話すでもなくぼ〜っとしている。


まぁ、こっちが追い越そうと近づけば、どくだろう・・・
と、わざと靴音を立ててエスカレーターを歩いた。

が・・・
そのオヤジはどかない。

立ち止まって、マジマジと見つめるが・・・
どかない。


「すいません」と声をかけるが・・・・
どかない(爆)


「端に寄ってください(▼▼メ)」と強めに言って、
はじめてどの父親は意味を理解したようだ。

私の後ろには、同じ様に足を止めて待っていた人達が居て、
たぶん皆目で「どけ!ボケェ!!」と叫んでいたはずだ。


昔は、子供が公共の場で、マナー違反をすると
大人は誰の子でも叱るのが当たり前だった。

最近は、そういう事は無くなってしまったようだが、
たまに電車の中で携帯で話す若者に意見する大人を見たりする。

でも、情けない事に、廻りの大人達もまた、
マナーの悪い人が多くて、他人の事を言うだけの常識も無いのが当たり前なのかも知れない。

躾は親がするもの・・・だとか、
学校でするもの・・・だとかの論争があったりするが、
躾する側の大人に躾がなされていない光景を見ると・・・・

品という考え方自体がわからない人が増えたんだろうな・・・と感じる。

私はどちらかと言えば下品だとは思うが、
子供と同列にあるほど酷くはない・・・と思う(/--)/
2006年2月27日(月)   ダイエットのすすめ
1日2回体重を量るだけで、痩せる・・・・
という話を取材で聞いてきた。

そんな馬鹿な・・・と思う人で、
毎日ちゃんと体重計に乗って現状を把握している人はどれほどいるだろうか?

聞いた話は面白かった。

毎朝、起きてトイレに行った後の体重と
毎夕、夕食を食べた後の体重を量り、
それをグラフに記録する。

体重計は50グラム単位まで計れる物を使う事がポイントだ。


と言うのは、毎日50グラムずつ痩せれば良い・・・という考え方なのだ。


普通の大人は、1日1キロ位は体重が増加する。
何故なら、食事をするからだ。

夕食後の体重は、まさに今食べた量が反映され、
平気で1キロオーバーの数値を表したりもする。

で、眠っている間に消化し、朝起きて排泄した後は、
1日で1番体重が低くなるのは当然の事。

その数値を基準として、そいつを50グラムずつ毎日減らす事を目標にすると、
1月で1.5キロ痩せる事になるわけだ。

体重計に毎日乗って自分を客観的に知ると、
太ったと感じれば自然に食べる量を減らすようになるのだそうだ。

そして50グラムずつ痩せるスピードだと、精神的なストレスにもなりにくく、
身体を削るほどの影響もでないらしい。

50グラム単位で計れる秤を買って、煩悩を減らせばいいのだが、
どうもそんな気分になれない私は、ちょっとおかしいのか?・・と質問してみた。

すると・・・
成功率は60%くらい・・・
で、体重を見ても気にしない人には、効果なんて出るワケもない・・・
と至極明解な答えが返ってきた。


痩せる事より食べる事の方が大事なのだが、
内臓脂肪の増加は、成人病を誘発する。

その可能性を考えると・・・・

でも、美味いもの、食いたいんだよねぇ・・・・(/--)/
2006年2月28日(火)   ブログ
既に知っている人も多数いるようなので、
そろそろ告知してみよう・・かと(^_^;)

「blog・某若夢話」
http://blogs.yahoo.co.jp/kentauros_wakao

という名で、ヤフーで過去ログにデイリーな写真を載せて、発信中。

データを分散させる・・・という為に始めた遊びだけど、
独自の読者も出てくるようで、面白い展開になっている。

こっちのページに無い情報は「今日の煩悩」で、
日々悩まされる煩悩を写真で紹介する遊び。
ただ・・・現在は食い物の写真だけで展開中(爆)

最新のアップは当ページで、
少し時間差でブログ版に移すかも・・というスタンス。

過去の記事を、ほんの少し加筆修正したり、
今の気分の写真を合わせてみる事で、
また違う空気が生まれる事を楽しんで頂ければ、嬉しいです。(^_^)

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