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2006年1月1日(日)   謹賀新年
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
2006年1月2日(月)   初夢
1日から2日にかけて見る夢を初夢といい、
その夢の内容が、今年の運勢を占う・・という通説がある。

で、どんな夢を見たか・・・?
と言えば、実はほとんど記憶にない(^_^;)

強いて言えば、暗い河原に立っていた・・・というだけで、
所謂「1富士2鷹3なすび」のような物はち〜とも出てこなかったりする。

まぁ、そんな物で今年を占うほど脳天気でもないが、
そんな事をつらつら考えながら、気付いた事はある。

それは・・・・
ある意味今年は集大成の時期なのだ・・・という事。

写真とテキストだけのページに飽き足らなくなり、
movieを作ろうと考え、実際に動いてしまった事もそうかもしれない。

今までしてきた仕事も、そろそろ違う形で良いのでは?
・・・と感じるようになった事もそうかもしれない。

ちゃんと自分を見据えて、
本当は何が欲しかったのか・・・を見極めて、
そして新しい何かを見つけるスタートにしないといけない。

そんな風に考え出した事は、
今の自分の力を見切った事にも起因するだろう。


いつでも、本来行くべき方向という物がある。
それを見つけてその方向に行けば、確実にラインがある事を知っている。

ラインを間違えなければ、ちゃんとルートは確保され、
必要な物はちゃんと用意される事も、経験的に知っている。

だから、一番大事なのは、ラインを見つけた時、
ちゃんとそのラインに自らをのせる事だ。


年末、兄弟から
「近い将来、何をしたいのか?」と問われた。

その問いに対し、今の私が言える事は、
「何か物を作るよ」という一言だけだった。

自己表現できるものであれば、何でも良い。
有形無形は問わない。

ただ・・・
本物を作りたい。

それが言わば「夢」なのだと思う。


今まで、いつもどこかで本物を探していた。

最初はそれが形であったり、記号であったかもしれないが、
やがて「本物」が何か?・・・を探る行為に昇華し、
今では「本物」を自分で造る事に夢中になっている。


結局、納得できる「本物」は自分の中にしかない。
だから、何かを造る事に拘るのだろう。

こんな意志を「夢」で終わらせたくない・・と思っている。
2006年1月3日(火)   孤独
年越しの大騒ぎが終わり、どうにか休みに入ったスタッフが多く、
本日のデスク廻りは淋しい限りだ。

でも、静か故に仕事は進む。

集中すれば、廻りの人間達は、ただただ邪魔でしかないから、
こんな日にはゆっくりと仕事ができて、楽だったりする。


しかし・・・

私の仕事もある意味職人仕事なので、
作業にはいると非常に孤独だ。

責任自分持ちで最大限の力を発揮し、
自分しかできない形をどこかに表現しながら、
解りやすい完成形を作り上げていく。

そしてそれは、誰かが見た時、
私の言いたい事が伝わる形となって完成するのだが、
いつもどこかで、伝わりきってない・・・と感じていたりする。

だが、そんな何か大切な物を見失っているような毎日に
いつまでも流されているワケにはいかない。

そんな事を思う夜は、
ただただ静かに更けていくのだった。
2006年1月4日(水)   仕事始め
昔は、ご挨拶して皆で酒のんで帰った・・・という仕事始め。

現在は形だけやる感じの会社が多いのでは・・と思うが、
私の所属する会社でも形だけの会が行われた。

「あけましておめでとうございます・・・」

という言葉を白々しく聞きつつ、出された缶ビールを一本もらって
朝っぱらからグビグビグビ・・・・

しかし、スーパードライって、どうしてこう美味しくないのかなぁ・・・
(私はスッキリ系のビールは嫌いです)

とぼやきつつ、一気に飲むとデスクに戻る。


今年は景気が上向き・・・という声が聞こえるが、
現場にいる限りじゃそんな空気はまだ見えず、
厳しい冬はまだまだ続く・・とは廻りの予想。

つまり、厳しい環境で頑張るしかない現実を、
あらためて確認する日となっただけの事。

今、現実に厳しい状況にあって、応援を要請しても聞き入れられない事に、
どっか「諦め」と「想像力の無さ」を感じるのは、
経営者が近い将来の夢を追い、足下がボロボロ崩れている事に気付けないでいる事に
気付いているからか。

いずれにしろ、
仕事始めといゆケジメなんて、つけようがない毎日だ・・と
笑い飛ばした1日ではあったなぁ・・・(/--)/
2006年1月5日(木)   煩悩が貯まる
各位から、腹が太くなった・・・と指摘され、
その理由は?・・と自問してみれば、
倒れないために無理して喰っているから・・・と思い当たる。

しかし、自分としてもどうかと思うので、
少しカロリー量を調整しようとしてみたら、
思いっきり調子が悪くなった(^_^;)

鼻水が止まらない
クシャミ連発
おまけに熱っぽい・・・・

風邪か?
と思いつつ、肉系の物を食べてみると・・・・
30分もしないうちに復活する。

やっぱりなぁ・・・・
食べないとダメだなぁ・・・

と、二律背反な現実に諦めムード。

若い頃は、食べないでもここまで調子悪くならなかったのだが、
ここのところはてきめんに症状が現れる。

頼むから腹にため込んだ煩悩という名の脂肪をとっとと燃やして
元気いっぱいにして欲しいのだが、
俗っぽい私はいつも煩悩を腹にため込んでしまうらしい。

まぁ、飲み意地と食い意地が張ってるから、
私の煩悩はある意味健全ではあるが(爆)
2006年1月6日(金)   かなうなら
いつも思う事。

何か夢中になる事があってそれに没頭できて、
美味しい酒が飲めて
楽しい食事ができて、
大切な人と一緒にいられて、
争い事もなく、
憎み合う事もなく、
存在をちゃんと認めてもらえて、
自分の走った道を確認できて、
幸せだ・・・と心の底から感じたい・・・

今、客観的に見れば、
自分は幸せな環境にいる、と思える。

身体はキツくても、
心は満たされていると言っていい。

でも、何か欠けている、と感じたり、
まだまだ全然足りない、と感じたり、
自分の力の無さを痛感したり、
自分の心の狭さを悲しんだり・・・

でも、そうした感情も、
今自分が持っている精一杯の力も、
どこかで、何かを生み出すエネルギーになっている事は、
呆れるほど冷静に感じ取っていたりする。

今年が始まってやっと動き出した自分は、
穏やかだけど着実に形を求める動きをしている事を、
なんとなく実感できている。


明日、晴れるかなぁ・・・・(^_^)
2006年1月7日(土)   餅は餅屋
今日は、取材先で呆れた。

ギリギリの時間の中で動く取材なのに、
取材先のお偉方が「挨拶に来い」と言い出したり、
これから取材する内容を盛りこんだ完成原稿を欲しがったり・・とか、
大事な事の順位をはき違えたオーダーが出たのだ。
(取材してみなくちゃわからないって(▼▼メ))

全部カッチリ決めつけて、全部の部署に確認をもらって、
間違いのない(言い換えれば面白くもなんともない)内容で取材しろ・・・と言うのなら、
自分たちで全部作ってください・・と言いたくなる。

取材前にはわざわざ打合せに出向き、トップにはちゃんと挨拶もし、
今日の取材までには細かく打合せまでしてきたのに、
今日、どんな取材を何のためするか・・という説明を一から現場でさせられたのだ(^_^;)
(前、打合せしたのは何の為だったのだろう・・・(爆))

バイクのチューニングをオーダーするのに、
カタログスペックだけ見て無茶な組み方を強要するようなもので、
無理を承知で組むと、マトモに乗れるないマシンが出来上がるパターンによく似ている。


それでもそこは商売、ちゃんと相手のオーダーに応じて
挨拶も説明もちゃんとさせていただいて、現場担当者には多大なる感謝をいただけたが、
出来上がりは制約を受けた時間分、撮れなかった映像の数だけ、簡素になってしまうだろう。

オーダーした人が喜んでくれる事は大切な事だが、
見てくれる人の事を大事に考えるのが私の仕事。

その意味を理解させる言葉が足りないとは思わないが、
残念ながら今回は力不足だった。

情報過多な時代、ともすれば素人の方がプロより情報を持っていたりするが、
実際に形にする職人にしてみれば「やれるもんならやってみな」的部分が多く存在し、
そこが当たり前にできるからこそプロとして飯を食っていられるのだ。

ところが最近は、何故かそんなプロに説教までしてくれる素人までいて、
素人の見方は面白い・・・と感心さえさせてくれる。

今日の取材は、そういった意味で、勉強になった。

ただ・・・
この道何十年とやってきたって事くらいは、
わかって欲しいものなんだけどねぇ(/--)/
2006年1月8日(日)   ウォームビズ
クールビズの次はウォームビズという事で世の中は動いているはず・・・なのに、
私の職場は何故か暑い(▼▼メ)

外はすっげ〜寒いのに、会社に来ると暑くてTシャツ姿にならざるを得ない。
そのため、着る物を凄く選んだりして、いささか困っている。

勿論、営業職や事務職の連中が働いている時間は、何故か温度が下がって過ごしやすくなるのだが、
夜から朝、そして休日は凄く暑くなったりする。

机上で計算した理想論による環境作りは、現場で働く人間の事をち〜っとも考えていないようで、
一番資料が溢れる人達にはフリーデスクという名の引出も無い長机を与えたり、
セキュリティの為という題目のもと、送信用のサーバーを解放しなかったりと、
ワケのわからない状態があっちにもこっちも溢れかえっている。

明け方ほんのちょっと仮眠したくても、男性用の仮眠室は一部の技術員の専用となり、
その結果デスク廻りでそのまま倒れ込んで寝込むスタッフが多くいたり・・・と、
まさに最前線ここにあり・・・と言う感じだ。

そんな中、効率よく仕事をするのは、なかなか難しい。

一旦気が散ると、もうテンションが落ちてしまい、
後はグズグズと悪戯に時間を費やすのみ。

それで、どうでもいい作業をしながら、テンションを高めていこうとするのだが、
今週やってる仕事は、どうにも意欲がわかない事情が多く有りすぎた。


プロとは、常にちゃんと商品として値する物を提供できる人間だ。

野球で言えば、アベレージヒッターでなくてはならず、
たまにホームランを打てるだけでは失格となる。

それは充分わかっているのだが、どうにもバットが出て行かない状態で、
ただただ苛つく気分のみが大きく育ってしまった。

仕方ない。
こんな時は寝るに限る。

とっとと切り上げて家路についたのだが、
何故か朝まで眠りにつけなかった。

という事で、明日は徹夜確定です(・_・、)
2006年1月9日(月)   成人式
どうも第2月曜が成人式という形になじめなくて、
今日、世間様が休んでいるという現実を目の当たりにするまで、
成人式は15日だ・・・と勘違いしていたりした(^_^;)

晴れ着の女の子達や、似合わないスーツ姿の男の子達が楽しそうに道に溢れ、
四半世紀以上前の出来事を思い出す意味すらわからなくなりつつ、
それでも新たな社会の担い手達を微笑ましく見つめていたりする。

娘がいたら、ああやって晴れ着を着せてやりたくなるのかな・・・とか、
息子が成人したら、一緒に酒を飲みに行ってみたいな・・・とか考えながら、
所詮は無い物強請りだ・・・と苦笑い。

それでも、どんどん減って行く若年人口を考えると、
広い意味では自分達の子供と考えたくなってくるのは、
単に自分が歳をとったからだけではない、と思う。

今まで日本の社会は、とにかくひたすら大きくなる事ばかりを優先してきた。

男女平等の考えが進み、女性の能力が高く評価されるに従い、
足り無すぎる社会保障による弊害もあって、少子化はどんどん進んだ。

子育てをする世帯にとっては厳しすぎる現状が、
今の少子高齢化を推し進めたと言っても過言ではないように思う。

臭い物には蓋をして、
借金は先送りにして、
今だけ良ければ良い・・・
自分たちだけ良ければ後はどうでも良い・・・・
という考え方によって、一度日本はコテンパンにやられてしまったのに、
景気がやっと上向きになってきた今、
またもや似たような状況に陥りそうに見えてしまう。

そんな風に感じる今日、若者達の笑顔が唯一の救いに見えてしまった。
2006年1月10日(火)   またもや・・と言うか(^_^;)
結局、朝が来て、昼が来て、
これから寝ようかな・・・・という感じ。

なのに、電話がかかってきて・・・・

すいません、今日は私にとって公称休日なのです。
会社にいて仕事をしていたとしても、
休日として電話に出る事はないのです。

アシスタントが申し訳なさそうに、クライアントのオーダーを伝えてくれるが、
一言・・・・「無視」とこぼす。

物事には順番って物が有ることをしらない担当者。
残念ながら私は神様じゃないので、3日も4日も起き続けていられません。

お休みなさい(=_=)
2006年1月11日(水)   悩み中
新しいマックが出てしまった。
インテルマックだ。

性能は間違いなく良い。
値段は手頃。
ただ・・・・
ソフトの互換性がまだ解らない。

どうせ最初のロットはトラブルメーカーだろうから・・・と静観したいところだが、
何だか欲しいモードになっている。

年が変わって、少しずつ自分の中が変化している事に気付く。

ニコンがフィルムカメラから撤退し、マックもインテルの石を使い、
世の中の動きが、全部自分の都合に合わせて動いているようにさえ感じるのは、
今まで感じていた予感が、現実にすり替わっていく前触れか。

今年は、楽しい年になるといいなぁ・・・と今頃になって感じたりする(爆)
2006年1月12日(木)   リスタート
今年最初の収録を終え,来期の打ち合わせをクライアントと行う。

年度でシフトする連中から,来期のスタッフについて探りが入るが,
こっちは基本的に会社の異動命令が出ない限り,スタッフを変えるつもりはない。

毎年の事だが,明日の事すらわからない毎日を過ごしている人間から見れば,
そんな事は尋ねるだけ野暮・・・という物なのだが(^^;)

1月最初の仕事が終わる時,数えで言えば一つ歳を取ったな・・・と噛みしめる。
そして来期はどんな道が目の前に表れるだろう・・・と,ちょっとだけ想像する。

現在は厳しくともやりたい事ができる場所にいる自分だから,
精一杯の努力をしよう,と最後に気持ちを締めくくるのだが,
ムービーを作り出すなど,自分の中の動きの大きさを何故か今日は強く感じた。

時代は,方向転換した。
今までずさんにワガママに動いてきた社会は,
そのツケを返す時期に突入したらしい。

そんな事を,漠然と感じている。
2006年1月13日(金)   視聴率
業界では視聴率という物がモノを言う。

勿論私が所属する局でも同様の事が言えるがそこは地方局,
重点的に調査する週を決めて,サンプルも視聴実情に合わせて調査するのだ。

そして今日,その結果が出た。
なんと,最高7.1% 平均6.8% だ。

驚いた。

と言うか,行政番組としては異例の数字かも知れない。
(過去に取った数字は3〜4%台だった)

今回は数字を狙う為に,担当者を説得して,
通常とは違う構成にした。

入れ込む物を1時間分位に増やし,ギリギリまで削ぐような形で,
かなり強引で私流の作り方を押し通した。

この結果が,以前取れた数字より低かった場合,
自分の考え方は視聴者には受け入れられない事を自覚しなくては・・・
と自らを計るつもりで臨んでいたのだが・・・

ほっとした。
そして,自分の考え方が支持された事を,喜んだ。

この場を借りて,番組に関わってくれた人達に,お礼を言いたい。

お陰様で,良い番組ができました。
ありがとうございますm(__)m
2006年1月14日(土)   不調
ここのところ,気合いで押さえていた風邪に少し負けたらしい。

昨日の夜(夕方か)から不調になり,結局今日は休む事にした。

これでまた,明日からの仕事の為の時間が厳しくなってしまったが,
今休んで回復しておかないと,マジに倒れてしまう。

そんな日,外に出ない方がいいよ・・・と雨模様。

という事で,おやすみなさい(^^;)
2006年1月15日(日)   本来なら
今日が成人式・・・(^_^;)

成人してから二回り以上している人間としては
どーでも良い事ではあるが、調子悪さを押して会社に出てみると、
スタッフの子供っぽさがど〜にも目について苛ついたりする(爆)

会社の中でも帽子をかぶったまま、
ジーンズはそこまで下げなくてもよかろう?と思うほど下がり、
とっとと仕事すれば良いのに、ダラダラと下らない雑談に呆けていたり・・・

自分が20代の頃ってそんなだったかなぁ・・・?

と振り返ってみれば、一刻も早くちゃんと大人として認められたい、と思っていたし、
一人前の仕事ができる事を先輩に見せつけたかったものだった・・・と気付く。

アシスタントが雑用を頼まれて腐っているのを見るにつけ、
質の低下と理解力の乏しさに呆れる・・を通り越し、笑いすら浮かんでしまう。

一人前としての肩書きや称号・位という物を欲しがるのは、
単に自分が楽ができたり世間体が良い事を自慢できたりするからか、
とにかく管理監督の肩書きを欲しがる者が多すぎる。

落語だったら真打ち、私達の業界ならディレクター・・・
そういった肩書きはいわば能力判定基準のようなもので、
その地位に立ってはじめてスタートを切ったようなもの。

警察の権力に憧れて制服をどうにか手に入れたところで、
それを来てもなんの力も無い事くらいわかるだろう・・・と思っても、
そんな包装紙を欲しがる若者(だけじゃないか(^_^;))が多いのは、もはや漫才の域だ。

本物って、何か・・・すら、わからなくなってきたのかなぁ?(/--)/
2006年1月16日(月)   苺狩り
実は、苺狩りって事をした事がない。

そんなホノボノとしたレジャーを楽しむ事なんて、
私自身の欲求にも無かったし、
連れていってもらえるような環境下に育ちもしなかったし・・・(^_^;)

で、今日、取材のために訪れた観光農園で、初めてその光景を目の当たりにした。

育った苺を制限時間内に食べたいだけ食べられる・・・というシンプルなレジャーだが、
もぎたての苺はとても美味しいものらしく、かなりの人気があるのだ・・・と聞く。

では・・・と一粒だけ頂いたが・・・

甘!(^_^)

美味!!(爆)


30分1400円で・・・と聞いて、
それが高いのか安いのかわからなくなったが、
家族を連れてくるにはピッタリの場所だ・・・と妙に感心したりもする。

三浦半島の津久井浜でそんな苺狩りを楽しんだ後(もちろん取材だけど)
三崎港へ行って今度は「鮪の薬膳料理」を取材する。

当たり前に鮪を食べたんじゃつまらないから・・・という事なんだけど、
すっげ〜美味い物でもなく、珍しさだけで楽しむ事をメモにまとめる。

散歩コースを紹介されたり、スパを紹介されたり・・・と
日頃の真面目で堅いネタに振りまわされるような厳しさが無いまま1日が終わったが、
こんなホノボノ系の周遊を楽しむ事を紹介するのは、新鮮で楽しかったりする。

ただ・・・
自分がこういう楽しみ方をするか?
と考えると、答えはNO!

何故なら、1人で回っても、楽しそうじゃないからだ(^_^;)

だってさ・・・
やっぱり三崎に行ったら、地の魚を使った寿司をたらふく食いたくなるのさ。

そして・・・・
煩悩だけが腹に貯まっていくわけだ(/--)/
2006年1月17日(火)   野菜炒め
健康管理も仕事のうちなのだが、
身体を動かす分だけ食べても脂肪が貯まる事に気付いて、
少しばかり焦ってしまう。

で、本日の食事は、なるべく野菜を食べよう・・・と考えた。

その結果
「野菜炒め(ハーフ)」+「炒飯(ハーフ)」のチョイスに落ち着く。

ここのところ野菜が高値で中華料理店も厳しいようだが、
野菜だらけの炒め物は、外食波の私には大事な栄養の元なのだ。

お酢をぶっかけ辛子をつけながら、バクバクと野菜炒めを頬張り、
一本だけもらったビールで流し込む。

廻りは飲み屋代わりに焼酎やら日本酒を楽しむサラリーマン手段が騒いでいるが、
夜遅くには当たり前の風景で、私こそが異質な存在でしかないようだ。

店の外には寒さも気にせず、客引きがせっせと道行く野郎にアタックをかけ、
今日はもう仕事なんてしない・・・という顔をしたサラリーマン達が、
楽しそうに逃げまどう。

社会全体のバブルが弾ける前にどこぞの会社が信用を失って、
デイトレで小金を稼ごうとした連中はかなり青くなっているようだが、
私の毎日にはなんの影響もなく、ただただ淡々と仕事をこなす事に明け暮れていたりする。

金は無いよりあった方が良いけど、
いくらあっても有効に使わなければ意味がない。

そう・・・
野菜炒め+半炒飯で幸せになれる私は、
自分がやりたい事に使うための金しか、持ち合わせていないのさ(/--)/

2006年1月18日(水)   お門違い
部署の会議で、別の部署からお願いがあるから・・と飛び入りがあった。
それはネットショップに関する事だった。

要は情報が欲しいから、ご協力を・・・という事だったのだが、
説明を聞いているうちに参加者全員が苛ついてくる。

仰々しく商品設定の委員会を立ち上げ、権威を与え・・・と勇ましい考えなのだが、
その委員が殆ど決まっていない。
商品単価の基本設定が高すぎる・・・などなど

しかも、地元ならではのレアな物をメインにしたいとは言うが、
食品なら賞味期限が60日ある事・・だとか、その商品についても委員会が認めないと
商品にならない・・とか、ひたすら厳しい条件が並べられるのに、
仕入れにかかる費用については会社は出す気はなく、
ネット関連会社に肩代わりさせよう・・という虫のいい考えまで説明される。

で、スタッフ一同が白けきってしまったわけだ。

寝る時間を削って仕事しているスタッフにとっては、他人の褌で相撲を取ろうとするような話に
自分の大事なリレーションを使われるなんて納得できるわけもない。

何か商品をお願いするには、当然紹介者が足を運んでお願いしないと済まないし、
自分の仕事の時にすでに色々ご好意頂いている関係だから、
何か返すネタを持たない限りはおいそれとさらなるお願いなんてできないのだ。

延々と続く「どうしたらいいでしょうねぇ?」という担当者のお願いパフォーマンスは
本来の会議時間の半分以上も続き、浮かんだアイデアを発表すればさらにダラダラと会議が続くのは見えている。

で、結局、全員が黙り込んだ。

説明によれば、今回協力してくれる大手のIT関連会社は、すでに60ものネットショップを展開しているようだ。

そんな所に参戦しよう・・という意気込みは買うが、
アイデアも戦略も見えないプロジェクトチームを見て、
今の会社に欠けている物が浮き彫りになったような気がした。

理想論だけでは、実現なんてあり得ないのにねぇ・・・・(/--)/
2006年1月19日(木)   スープリゾット?
昼飯をスタッフと食べに行く。

最近我が社の廻りに増えだしたビジネスホテルの一階には、
結構マトモなレストランが入っている。

今日はご飯が美味しい店に飛び込んだが、そこにちょっと不思議なメニューがあった。


「MODISH」
 045−222−3520
 横浜市中区住吉町5−59
 

「素材を活かした本物の手づくり料理」とお酒の店・・・
というふれこみで、あのロイヤルホストがプロデュースするレストランで、
そこそこ上質な食器や料理が楽しい店だと思う。

ここではいつも、ハンバーグを頼むのだが、
この日は「石焼きラムカルビスープリゾット」という魅力的な文字に目がとまった。

リゾット・・・なのにスープ?
しかも石焼きで、ラムカルビ??

こういう時はオーダーしてみるに限る。
食べてみればわかるだろう(^_^;)

スタッフ全員の料理が出ても私のリゾットは出てこない。

かなり待っても出てこないので、さすがに厨房に文句を言いに行った。
(この店、厨房が見渡せるように設置されている)

「今、出ます・・・」と言われて、オーダー忘れでない事はわかったのだが、
客に向かってその言い方はどうなんだ?・・とちょっと突っ込みたくなりつつ待つ事5分。
(気分としては『蕎麦屋の出前』)

出てきたものは、どこがリゾットなんだよ?
と言いたくなる状態だった。


石焼きビビンバ用の焼いた石鍋にご飯を盛り、サイコロ状にカットしたラムと何故か
スライスされた骨(揚げてあるみたい)がのり、
ゴボウを薄く長くスライスした物を揚げた付け合わせがその上にドカッとのっていて・・・

でも、どう見てもリゾットには見えない。

「では、スープをかけます」と店員が宣言し、そのビビンバみたいな物に茶色いスープを注ぐと、

ジャー!
っと石鍋の熱さにスープが沸いて耳にも楽しい料理と化した。

だが・・・
どうみてもこれはリゾットじゃない。

強いて言えば、洋風茶漬け?
のような食べ物で、でもまぁ食べる事ができる程度に美味い。
(しかし、随分と塩辛かった)

この店、何でもかんでも石焼きにしてしまう傾向があって、
ドライカレーや鰻丼まで石焼きスタイルで出してくれたりする強引なところがあるが、
ちょっと不思議なリゾットには音が楽しめる分、アリ・・だったようだ。

でも・・・
多分もう頼まない(爆)
(ハンバーグの方が美味いんだよねぇ)

こうして私の煩悩はたまっていく・・・のだなぁ(/--)/

2006年1月20日(金)   初対面
ネットで知り合った人と酒を飲む。

所謂オフ会ではないが、なんとなく話してみたいと思って声をかけてみたら、
それに応じてくれた・・・という事だったのだが、これが意外に楽しかった。


「得体の知れない人だと思いませんでしたか?」

「ページを読む限りでは確かに・・・」


自分の生き方や行動については、あまり大げさに書いているつもりはないが、
私の場合、見た目がそこまで派手ではないので、多分イメージが違ったのだろう。

だが、そんな事は最初の1分の問題であって、
それから先は、実際に話してみればわかる事。

そして気が付いたら、たっぷりと時間がかかるほど、話し込んでいた。


実は私は「人見知り」だ。

知らない人と話をする事は苦手で、
できる事なら誰とも話さずに過ごしたい・・とさえ思う事がある。

どこかで、自分の事なんて理解してもらえない、と諦める気持ちがあって、
だから、自分の心を開いてまで話をする意味なんて無いと思うし、
その結果が招く孤独も、ズケズケと心の中に踏み込まれる苦痛に比べれば大した事は無いと思っていた。

しかし、そんな思い込みは、ある奇跡的な出会いによって正された。

まったくの偶然だが、似たような経験と感覚を持ち、
同じように足掻きながら生きてきた人と出会って、
同じ言葉を使う事を偶然の出来事で理解したのだ。

以来、私は、「人見知り」の自分を超えるほどの欲望を持って、
誰かと話をする事ができるようになれたようだ。


初対面で、自分の壊れている部分の話をする事はあまり無いが、
感覚の違う、と言うか、私より敏感な感覚の持ち主に対しては、
とりあえずその困った部分を晒して見せてみる。

理解できない事が普通なので、解らない・・という顔をされても当たり前だし
感覚的にも理解できない人には説明する意味もない。

今宵、出会った人は、
心に数々の傷を持ちながら、
強く自分の意志を通す覚悟も持って、
その上で健気に生きている人だった。

だから少しだけ、自分の事を話してみる。

まだ、その言葉の意味は伝わらず、
私に対する信頼も大きくはならないだろうけど、
自分の本能がそうさせた・・・という事らしい。

誰かと出会う事。

それは、ただ待つだけでは、難しい。
そしてもし出会えても、通じる言葉を探る事は、もっと難しい。

それでも話が通じる人を捜すのは、
何故だろう・・・(/--)/

2006年1月21日(土)   大雪
降る事はわかっていたが思いっきり雪が降り、
案の定、仕事に対する意欲も低下して、
しかも叩き台となる原稿が何故か作家から届かない。

という時点で、仕事に対する力の半分以上を失っていた。

でも、物理的に間に合わないから、ノロノロと仕事を進める。

窓から見える雪は、そんな私をからかうように
綺麗なダンスを披露する。

昔は雪が降ると、意味無く外へ飛び出すほど好きだったのだが、
最近は雪を見るだけで、外へ出る根性を無くす。

なのに今日は外へ出て、雪を踏みしめて歩いてみたりした。

雪景色は綺麗だ・・・と、少しだけ思い出す。
雪の日は静かだ・・・と、少しだけ思い出す。

でも、職場は相変わらずの過剰暖房。

ロングスリーブのTシャツで過ごしながら、
テレビニュースの大雪情報を横目でみながら、
いつもと変わりなく仕事を進めていきながら・・・・

休んじゃえばよかったな・・と、自分に向けて呟いた(/--)/
2006年1月22日(日)   嫌な予感的中
昨日の雪のせいにはしたくないが、根性抜けて寝てしまったツケが回ってきた。

そう・・・・
寝るヒマが無い(・_・、)

これを書いてる今は、私にとってはまだ日曜なのだが、
外は月曜のオフィスに出勤する人で混雑している。

早く仕事を終えて寝たいなぁ・・・
でも・・・
終わるのかなぁ・・・(/--)/
2006年1月23日(月)   スタイル
一度決めたら、その考えが間違いだと完璧に理解するまでは変えられない。

いや、たぶん・・・理解しても変えられないだろうが、
それが自分の生き方だ・・と知っている。


社会の中で相手に合わせる事はたくさんあっても、
ドメスティックな部分は譲る事ができない。

そんな不器用な生き方は、常々廻りとの摩擦を生むようで、
上辺を見ただけの意見をよく頂いたりする。

解ってもらう必要なんてない。
あなた達に責任取って欲しいなんて思ってないから、訳知り顔で言葉を投げないでくれ・・・
と心の中で呟きながら、それでもこんな私に声をかけてくれてありがとう・・と感謝する。


大事にしているものは、気持ち。
変えようのない心。

ただそれは、おそろしく勝手な想いでもあるから、
結局、誰にも深く関われないのかも知れない。


変わらない事
貫く事

姿形もやり方も
自分らしく生きる事も

いや・・・
別に決めつけるわけじゃない

自由に穏やかに、
密やかにささやかに・・

解り合える人には心を許して、
寄り添ってくれる人には愛情を持って、

自分のラインを走り抜けよう。


今年は年男。
世間ではシニアと呼び出す年令となるが、
それでも変わらずに生きている。

そろそろこの走り方を、
自分のスタイルと言っていいかも知れない。
2006年1月24日(火)   不健康
健康についての取材をする。
日々煩悩が腹に貯まる私としては、ちょっとだけ耳が痛い(爆)

食事のバランスを推奨するチャートを見ながら打合せをしたのだが、
少しばかり常識が覆った。

現代人は、炭水化物を摂らな過ぎ・・・らしい(^_^;)

太るから・・・と主食を減らす傾向が現代人には多く、
そのため成人病を引き起こしやすくなっている、という事なのだ。

そのため、行政はもっと主食を食べ、動物性タンパク質を押さえるバランスを推奨するのだが、
それに従うと凄く太るような気がしてならない。

何事もバランスが大事・・という事はわかったが、
実践できるかどうか、ちょっと不安ではある。

でも、確かに今の食事は、豊かな副菜が多く、
昔なら信じられない程贅沢な食卓が当たり前になっている。

煩悩・・・・
少し貯める事をやめないと・・・なぁ(/--)/
2006年1月25日(水)   小休止
気が付けば1月も終わりに近く、仕事はすでに3月を睨みながら動いている。

会社や役所が年度で動いているので、来年の事を諸々考えなくてはいけない時期に突入し、
自分自身も新たな道が見える場所にさしかかっている事を感じている。


見える物が今までと違うように見えだす。
感じる物が違うように感じる。

ちょっと懐かしくて、ちょっと不思議な感覚は、
自分がシフトアップのための準備を始めた事を裏付ける。

実はここのところ、煩雑に写真を撮っている。
過去撮り貯めた画像も整理していて、感覚が随分変わってしまった事に気付き、
感じるままにシャッターが押せるように・・・と日々、デジカメを持ち歩いている。

こういう時、今まで何も感じなかった日常の風景が、
突然様々な刺激を与えてくれる景色に換わり、
その感じた気持ちのままにシャッターを切る面白さを再認識しているのだ。

頑張り続けた仕事に、そろそろ小休止を入れ、
自分の感覚をもう一度研ぎ上げたい。

その欲望が、押さえきれないほど膨らんでいる。
2006年1月26日(木)   王興記
スタッフと食事に出る。
目指すは横浜中華街。

そう人数が揃った時は・・・中華街のランチを皆で食べるのが、楽しいのだ。


「麻婆豆腐食べたいなぁ」

「また?」

「あそこのランチって全部美味しいじゃん」

「じゃ、セーター脱いで、汗かきながら?」

「どうしても麻婆豆腐がいい?」

「そこまでは拘らないけど」

「じゃぁさ、行ってみたい店があるんだけど」

「どこどこ?」

「上海料理の店で、日本ではまだそんなに知られてない店」

「前に行った?」

「行ってません」


そんな会話が弾むともう・・・皆の気持ちは、
その新しい店にロックオンだ(爆)

食べ過ぎ厳禁の私とすれば、
美味い上に辛い四川料理では食べ過ぎる事を計算しての提案だったが、
どうやら作戦は当たったらしい。


「王興記」
 045ー651ー4333
 横浜市中区山下町187-6
 11:00〜25:00 無休

中国江蘇省にある小籠包専門店で90年の歴史を持つこの店が
海外進出拠点として選んだのが横浜中華街。

横浜大世界(中華料理のアミューズメントパーク)に出店し、
続いて個店を持ったのが去年の6月頃だった。


小龍包
芝エビの巻き揚げ
豆腐のカニ肉ソース煮込み
牛肉とネギの炒めもの
青菜炒め
炒飯

1000円でランチもあったのだが、何故か心惹かれず、
昼間っから一品料理を頼んでしまう。

だが、これが正解だった。

やっつけではない料理だから当たり前だが、
とにかく全員が「美味しい」を連発する。

私にすると、点心師が居るわりには普通の小龍包だと感じるが、
スタッフは絶賛で連れて来た甲斐があったようだ。


「なんかさ、ここの炒飯って懐かしい味じゃない?」

「やっぱりそう思う?」

「最近の中華街では、こういうどっしりとした味の炒飯って無いように思う」


そう・・・
この炒飯の美味さは、懐かしい。

醤油の焦げた匂いと、どっしりとした・・・・
あ、・・・そうか(^_^)


「これってさぁ、ラード使ってるんじゃない?」

「あ〜そうかも。」

「身体に悪そう・・・・」

「でも、美味いっす」


ラードが身体に悪い・・とは思わないけど、
中華街ではコストの問題もあってか、ラードを炒飯に使う店は限られている。

味わいはライトでヘルシーに感じるが、ラードの持つ旨味の無い炒飯は
人口調味料にしつこい味が際だつばかりで、何か物足りないと感じるのは事実だ。

ラード無しで美味しさを組み上げるには、具材を豊富に使う事になるのだが、
そうなるとやっぱりコストが高くなってしまうのだ。


「このお茶何?」

「あぁ、ポーレイだよ、北京語じゃプーアル茶ね」

「ちょっとクセがありますね?」

「そうかなぁ・・・
 これくらい味がしてくれないと、ポーレイ飲んだ気にならないよ」

「痩せるお茶ですか?」

「痩せないけど、脂を流してくれるから、もたれない」


スタッフに「クセ」を指摘されて気が付いた。
ここのポーレイはマトモな味がする・・・

実は、中華街で普通に出てくるポーレイ茶で、
ここほどマトモな味がする店に出会った事がない(爆)


「香港、デブツアー、やりましょうよ〜」

「いいね〜
 時間がねぇ〜」

「皆で無理して2週分先にやっちゃって・・・」


食い意地は、恐ろしい・・・・(/--)/
2006年1月27日(金)   痛い店
店の中に入って、しまった・・・と思う。

何故なら店は殆ど満席で騒がしく、
しかも、キシキシと音を立てるほど悲しい色に満ちあふれていたからだ。

なんなんだ・・・この重苦しさは?
と、思わず独り言。


「今度の2月で10年になるんですよ」

「え、もうそんなになるんだ」

「お陰様で」


酒好きが高じて店を開いたマスターが、
1人で切り盛りして突っ走った10年。

その重さが、この盛況を生んでいる事が、よくわかる。

だが・・・・

今日の客達は、何故か皆、悲しげな色を伴って、空元気を振りまいているのだ。


でも、
振り返ってみれば、人の事は言えない。

個人的には厳しい現実を背負って、
努めて明るい顔をしている自分もまた、この店の客だったりする。

傷ついた気持ちを誤魔化すために飲みに来たのに、
そんな客だらけだと、別の意味で癒されてしまったりするようだ(^_^;)

酒場は、色々な荷物を下ろす場所。
だからそんな客だらけでも、構わない。

そんな中で、がっと煽る酒には、テキーラやウォッカなどのハードリカーストレートが良いが、
ソレはソレで美味しく楽しくなってしまうのが、馬鹿な証拠。

酔わないと眠れない自分を再確認しながら自分の10年を考えてみると、
生きてきた実感だけが、蘇る。


「久々に、ショットガン、飲もうかな」

「3杯?」

「立て続けに」

「力技ですね」

「毎度の事で・・・」


・・・・やっぱ、馬鹿です(/--)/
2006年1月28日(土)   大晦日
今年も中華街に大晦日がやってきた。
中国では禁止されていた爆竹が復活し、横浜でも当然の如く夜中には鳴り響くはず。

でも・・・・
仕事なのだ。

好きこのんであの人混みの中には行きたくないが、
そういう節目を見る事も大切なので、ちょっとだけ悔しい気持ちがはある。


実はちょっとしたキッカケで、感覚のスイッチがちょっとばかり敏感になった。
見える物が全て新鮮に見え、カメラを持っている事がたまらなく楽しい。

年が変わって新たに役目が与えられたのか、
物作りのスイッチが入ったのかわからないが、
今までのように構えずに、自然にカメラを向けて自然にシャッターを切る、
そんなスタイルで気ままに撮影をしている。

横浜を歩いていると、撮りたい風景が多くあって、
退屈しないって事もプラスの作用していると思うが、
それでも撮影する時間が限られてしまう事だけが・・・残念だ。

来年は、どんな一年になるのかなぁ(/--)/
2006年1月29日(日)   確信犯
東横インの問題が取り沙汰されているが、
実は会社の側に問題のホテルがある。

朝が早い時、出演者を宿泊させるのに便利だ・・・と建築中から目をつけていたのだが、
確かに駐車場があって入口が解りづらい変な面構えだと思っていた。

で、オープンした日に視察に行くと、駐車場が無くなっている。

変なの?・・と思っていたら、見事に違法改築だという事が報道された・・・と(^_^;)

新聞には、明らかに内情が解っていて撮った写真が並び、
取材する側が仕掛けた感じがプンプンする。

でも、東急インの系列と錯覚させやすいネーミングや、検査後即座に改築するなどの悪質な行為は、
企業の持つ下卑た考え方が全面に出ていて解りやすい。

何よりあの社長の会見が、昭和の傲慢な企業体質をそのまんま出したようで、
見ていてかなり笑えたのも事実だ。

儲かるためには何でも有り・・・な考え方は、
談合や裏帳簿なんて当たり前な時代に培われた物。

今、なんとなくおかしくなっている会社は、
多かれ少なかれそんな傲慢で現場無視な経営をしているんだろう・・・と
邪推してみたりする。

法を守ってたら儲からないからやった・・・という考えはホリエモンの行為と大差ないが、
扱う額の違いで追求される勢いが違うように感じるのは何故だろうね(/--)/
2006年1月30日(月)   毎度
徹夜です。

絶対無理・・・と言い切る人が居る位、尋常な行為ではないと思うが、
それでも「慣れ」というものはあると思う。

現在は3日完徹が限度に感じているが、
自分自身、そんなに寝ないで仕事できるなんて、信じられなかったりする。

寝ないで仕事をするのは仕事量が多い事が主たる原因だが、
もう一つの理由として、効率が悪い事が上げられる。

プロとして決めたやり方を、発注者が素人考えで変えてしまう事で混乱する事と、
扱う素材がつまらない事によって失せるやる気が、効率悪化のモトなのだ。

それでもまぁ、マイペースで仕事ができているから、幸せだと考えたい。
今の自分にとっては、この仕事が一番楽な事は事実なのだから。
2006年1月31日(火)   あっという間
もう1ヶ月経ってしまった・・・(^_^;)

すでに4月の事を睨みながら仕事をしているが、
それにしても早い、としみじみ感じる。

歳をとると時間の流れが速く感じると聞くが、
反射神経が鈍くなった事と、普通の生活に興味が失せてきた事と、
エキサイティングな感情に苛まれなくなった事が原因だろう。

オヤジ力がつくと、その分若者からは対象外として認知され、
穏やかな日々が淡々と続く・・・と(爆)


最近は色恋沙汰も無く、少しずつ大切なモノを無くしていくばかりで
カメラを感じるモノに向けるようなチャンネルが開いたのは、
感情的な隠居状態に危機を感じた反応なのかも知れない。

しかし・・・
眠いなぁ(/--)/

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