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2005年10月1日(土) 国勢調査 |
いつも夜中(明け方?)に帰るせいか、調査書がち〜とも届かなかった国勢調査。 仕方が無いので朝から待っていると・・・・ 調査員が無造作にポストに入れていったらしい。 来ないなぁ・・・とむかつきつつ玄関に行ったら、 見事に封筒だけが放り込まれていた。 まぁ・・・仕方ない。 いつも人間が起きている時間には滞在していないのだから・・・・ と、記入にかかると・・・ 中に「明日午前中に受取に伺う」とある。 あのさ・・・ 今日、これから仕事で何時に帰るか解らないし、 明日もまた仕事なんですけどねぇ・・・・・ で、こんな調査の為に無駄な時間を費やしたくない私としては、 コールセンターという所に電話をしてみる。 ・・・・繋がらない(▼▼メ) どうやら、諸々相談したい人が、や・ま・ほ・ど・・・・居るらしい。 何回か電話しているうちに繋がって、相談すると、 自分で区役所に持っていくのは有り・・らしい。 ただ、土曜日って区役所開いてたっけ? と尋ねると「大丈夫、開いてます」と太鼓判。 じゃぁ・・・と出かけてみたら、 やっぱり・・・・・ 閉まってた。 だがきっと、どっかに入口があるはずだ。 ダメならポストに放り込んじゃえ・・・と楽観しつつ、庁舎の廻りを歩くと、 ありました、夜間入口。 そこへ突入すると、庁舎に入る人は記帳しろ・・・とノートがあって、 窓口にはガードマンが居て・・・・ でも、コイツを出す為に来たんだよ!と言うと、 「5階へ行けば係の人が居るので・・・」と教えてくれた。 すいません・・・、私コチラの庁舎の5階に伺うのは、初めてなんですけど? どうやって5階へ行けば・・・いいのでしょうか? 階段は? エレベーターは?? と質問しようと思ったが、ちょうどその時、婚姻届けを出すカップルが居て、 こっちの質問なんぞ聞く耳持たないガードマンの態度。 まぁいいや。 勝手に入らせてもらいますよ・・・と ズンズン入っていくと、エレベーターがありました。 乗って5階のボタンを押して・・・ と3階でエレベーターが止まる。 開いたドアから乗ってきたオヤジ2人は、 私の格好を見て、「なんだこの野郎は?」という明らかに不快な視線を投げてくる。 ここに俺が乗ってちゃいかんのか? 休日の区役所に入るには、何か解りやすいバッジでもつけなきゃいけないのか? (ちょうどこの時、腹が減って怒りやすかった(^_^;)) 思いっきりムカついた視線を、きっちりお二方に返しつつ5階で下りると・・・ またもや何処へ行っていいのかわからない状況。 辺りは電気が消え、人の気配もなく・・・・ はいはい、またもや探検すればいいんですね・・・(^_^;) と、ズンズン入っていくと、 一個所だけ明かりの点いている部署を発見した。 「すいません」 と声をかけると、そこに座ってた連中は、ビクッと反応し、 一瞬コッチを見て・・・そして無視した。 お・・・い 何だよ? 俺はこの階に行けって言われて、ここまで来たんだぜ? 調査票を出す人はこちらに・・・とか、親切な看板も無いから、 人が居る部署に来るしかなかったんだぜ?? もう一回「すいません!」と怒鳴ろうか・・・と思った時、 ちょっと怯えた顔をした眼鏡美人が私の前へやってきた。 「あの、どちら様で・・・」 「コールセンターに聞いたら、区役所に出せ・・という事で来たんですが」 「あ、はい、こちらで結構です。」 彼女はいきなり明るい顔をして、私の調査票を受け取る。 ・・・そんなに、怖い顔してましたかねぇ・・・?? という気分で会社に行くと、友達からメール。 「調査書・・まだ来ないよぉ」 何処もドロドロな状況らしい・・・ねぇ(/--)/ |
2005年10月2日(日) 見える? |
「あのさ・・・、あいつの背中に黒い物、見えない?」 「え?」 「ほら、アイツの・・・」 「え・・・と、見えないっす」 「そうか。 じゃ、このタイプは見えないんだね」 「私が見えるのは、白いモヤモヤ系だけです」 彼女は霊感が強いらしく、たまに白い煙のような物を見てしまう人間で、 彼女が見るソレを私が見ると、もっと具体的に見える物である事が多い。 ただ私の場合は、誰かの体調が悪い時や感情の起伏が激しい時、 それを色として感じる事もよくあって、その黒い・・・何かに見える時は、 見えた人の身体がトラブルを持ってる事が多いのだ。 どうやって見えるか・・というと人によって色々なのだが、 ある時はボッコリと凹んで影がついているように見える事もあれば、 ペンキを塗ったように染まっている事もある。 これは多分錯覚の一種で、何か思いっきり見えている場合とは違う現象だと 自分なりに理解しているからちっとも怖くないのだが、この現象を口にする事は じつはあまり良くない事に気付いている。 「お前、腰になんか黒い物が見えるよ?」 「え・・・そうすか?」 「腰、悪い?」 「昔ギックリやった事ありますけど・・・」 という会話をした事が過去あって、 そんな会話の後一週間もしないうちに、会話した相手がギックリを再発・・・ これはもう・・・ 言う方も言われる方も気持ち悪い・・・・わけで。 そしてそんな色が見えても、表だったトラブルが起きないヤツもいるから、 いきなり「お前ヤバイよ」と言われて考え込む相手の事を考えると・・・ 言わない方が、お互いの為・・・になる(^_^;) ただ、この霊感を持ってる彼女には、 こんな状態なんだ・・という話をしても理解できるようなので、 見えた時、彼女が見える物との違いを確認できる時はしようとしているのだ。 「あの・・・・」 「何?」 「黒い物なら、他の場所に見えるんですけど」 「え? どこ?」 「・・・・そこ」 「え?俺の腹?」 「えぇ」 自分の腹を見ても、何も見えない。 黒いTシャツは見えるけど・・・・ と、彼女の手が伸びてきて、腹をポンポンと触る。 「あ・・・本物でした」 悪かったねぇ。 どうせ・・・・・腹出てるよ(▼▼メ) |
2005年10月3日(月) 飲んべえのためのグラス |
会社の側にマニアックな酒屋があるのだが、 そこにモルト好きを刺激するグラスがあった。 マイケル・ジャクソン プロデュース ウィスキー・コニサー・グラス あの、モルト評論家(酒評論家?)のマイケル・ジャクソンが、 蓋付きのテイスティンググラスをプロデュースしていた・・とは(^_^) ごく普通のソーダガラスのチューリップグラスなのだが、 形状が変わってる。 細長くて口がちょっと大げさに開いていて・・・・ 普通に見るウィスキー用のグラスより大振りだったりする。 で、極当たり前に・・・購入してみた(/--)/ グラスはその形状によって、酒の味が変わる物。 ワインの様なデリケートな飲み物は、産地によってグラスの形状を変える事が常識になっているが アルコール度数の高いモルト・ウィスキーにも当然、形状による味の変化はあるだろう・・と思う。 (ボルドーワインはボール型の大きい物、ブルゴーニュワインは卵型の少し縦長で 香りがストレートに立ち上り易い物を使う) 買ったら試すのは当たり前の事。 で、試しに今まで使っていたグレンモレンジのグラスと、このグラスを使い比べてみた。 大笑い! あまりに・・・ 可笑し過ぎる。 香りの立ち方とか、グラスの肌を伝う酒の流れ方を見るとか、 グラスを傾ける時間の長さ・・とか 全てがテイスティング向きなのだろう・・と素直に思えるのだが、 それより何より、口の中に入ってくる酒の量が・・・・・多い(爆) 酒を飲んで、物書いて暮らしてる人間がプロデュースすると、 やっぱり、ガッツリ酒を飲む形になっちゃうって事らしい。 という事でこのグラス、 行きつけのバーに置き去りにする事にした(/--)/ |
2005年10月4日(火) たかがカップ麺、されど・・・・ |
遠方の友人が来て、久々にちょっとだけ酒を酌み交わす時間を持った。 お互い大台を目前に、これからどうやって楽しく暮らしていこうか・・・・と 与太話に花を咲かせてはいるが、懐かしい感触を楽しみつつ、気持ち良い時間を過ごした。 仕事のタイミングで、食事をちゃんとしないまま飲んだので、 帰宅途中にすごく腹が減ってくる。 いつもならジャンクフーダーと化すのだが、この日はコンビニのあるカップ麺に目がいった。 「一風堂」という名を冠したカップ麺に(^_^;) そう、あの「博多一風堂」のカップラーメンが、コンビニブランドで置いてあったのだ。 「一風堂」との最初の出会いはラーメン博物館だったが、 トンコツ&細麺のハーモニーが楽しくて、 たまにみなとみらいの店に行っては一杯目は普通の固さの麺で食べ、 替え玉を「バリ固」でオーダーし・・・と、順調に肥える道を突き進んでいたりする(^_^;) あの、細麺がカップラーメンで実現するわけないじゃん・・・ と半分笑いながらも、一度見てしまうとど〜しても食べたくなる。 所詮カップ麺だから、例えダメだったとしても腹も立たないし・・・と手にとって見ると、 一杯あたりのカロリーが400kCalを切っているじゃん。 買っちゃいました。 で、帰って即座に作りました・・・・(^_^;) なんと・・・・ ちゃんと細麺で、ちゃんと具が入っていて、 ちゃんとトンコツの味がして・・・・ ごめんなさい。 カップ麺、なめてました。 久々に、カップ麺として美味しい物に出会いました。 (もちろん高級カップ麺とかは美味しい物が多いのを知ってるけど) で、見事に汁まで全部飲んで・・・・ 腹にはやっぱり黒い物が棲みついているようです(/--)/ |
2005年10月5日(水) 国勢調査2 |
「あのさ、国勢調査って、全数調査・・だよね?」 「そうだよ」 「ところがさ・・・ 俺の家には調査が来なかったのさ」 「やっぱり、 君の所は日本じゃなかったのか・・・」 「・・なわけ、無いだろ? そうじゃなくてさ・・・」 と友人が語り出した内容は、ちょっとばかり信じられない事だった。 1日、ヤツは、調査書が届かない事に悩み、コールセンターに連絡を取るが繋がらず、 仕方なしに区役所に相談した。 すると役所は凄く丁寧に対応してくれ「本日中に調査員が調査書を持参する」と回答を得る。 しかし・・・その日、とうとうヤツの家には調査員は訪れなかった。 翌日の午前中、調査員が来ない事に腹を立てつつポストを見に行くと、 そこに調査書は無く、代わりに国勢調査用のメモ用紙が一枚だけ入れてある。 で、読んでみると 「今回の調査では13階以上の方は対象外なので、調査書のお届けはありません」 とあったのだ。 (ヤツは高層マンションの13階に住んでいた(^_^;)) で、ヤツはぶち切れた。 テレビでは連日「全数調査」を謳うCMが流れているのに、 どーして家だけは対象外なんだ? 自分の住んでいる所は日本じゃないのか?? ・・・と(^_^;) 当然の如くヤツは区役所に電話する。 「国勢調査は全数調査では無かったのか?」と怒鳴るヤツに、役人は平謝り。 そら、そうだ。 外国人であろうと、ホテル滞在者であろうと、路上生活者であろうと調査する・・・ とまで言われる5年に1度の全数調査。 なのに対象外とメモを入れられたら・・・・・ねぇ(^_^;) で、そのメモには調査員の名字も書かれていたから、 それを元に善処してもらう事になったのだが・・・・・ 翌日、届いた調査書に、またもやこんなメモが付いていた。 「今回、役所の手違いでご迷惑をおかけしました・・・(略)」 そのメモを見た瞬間、またもやヤツがブチ切れた事は言うまでも無い。 区役所から、そんな「対象外」は存在しない事も確認しているし、 そんな命令も出していない事を確認しているのに、 調査書を届けなかったのは「役所のせい」と言い切ってしまう・・・ で、ヤツは国勢調査の事を調べてみたのが、 それがさらにヤツの怒りを増加させる事になってしまったらしい。 国勢調査の場合、役所は全数調査という事で非常勤の国家公務員として調査員を雇い ちゃんと教育し、身分証明書を与え、様々な細かい対応ができるよう、 1人当たりの担当戸数を50前後に絞って担当させている。 ヤツが住むマンションには120戸程度の住居があるため、担当調査員は2〜3名。 メモの内容から想像すると50戸近くの世帯が対象外と想像できるため、 その担当者は自分の担当世帯全部に対象外のメモを配った可能性すらある。 忙しいヤツが調査書が届くから・・と自宅で待機したあげく、でまかせのようなメモで振りまわされ、 すぐバレる見え透いた嘘を上塗りされる。 しかも・・・ その言い訳メモはコピーで(つまり対象となる全戸に同じメモを送った)、 担当者名の問い合わせ電話番号は何度かけても繋がらなかったコールセンターの物。 つまり、あくまでも担当者個人の責任者ではない・・と開き直った上で、 直接話は絶対しない・・という意思表明にも見える・・わけで(^_^;) そんな調査員も居れば、調査書を自分で書くと言い張る個人情報無視タイプの調査員も居て、 その上、調査員のフリをして調査書を持っていく詐欺師も居たりするから・・・・ 全数調査って、滅茶苦茶大変な事だけは良くわかる。 しかし・・・ なんだかなぁ・・・な調査だねぇ(/--)/ |
2005年10月6日(木) 行列のできる店 |
スタッフで集まって寿司屋に行く。 駅から徒歩2分のその店は、とにかく美味しくて安いため、 行列が必ずできる有名な店だった。 「美登利寿司」(梅丘本店) 03-3429-0066 世田谷区梅丘1-20-7 とにかく人がいっぱい並んでいる。 待ち合わせで入る場合は、全員が揃わないと店に入れない。 新鮮で無ければ食べられないネタも豊富。 炙り物や塩+レモン物など、食べ方も様々に楽しめる。 でも、オーダーして阿吽の呼吸で食べられるカウンターは、複数の場合は座りにくく、 テーブル席でメニューから選ぶしかない状態に陥りやすい・・・・(=_=) この日は、先乗りスタッフが順番を取っていてくれた為、あまり待たずに入店できたのだが、 店内の客の多さに圧倒されて、少しばかり落ち着かない。 マグロづくし 炙りづくし 塩+レモンづくし 光り物づくし ・・・とセット物をオーダーしつつ、 さらに、 牛肉+松茸 ボタン海老 大海老 関鯖 と追加注文した。 最初に出してもらった生ビールはあっと言う間に消え、 2杯目がなかなかサーブされないで、プチ切れ状態になっていた頃、 「マグロづくし」セットが登場した。 大トロ・中トロ・赤身のセットは見た目も味も平均以上。 続いて登場した「光り物づくし」もサバやサンマが入る美味しい物。 腹が減っている事もあって、凄い勢いで食べてしまうが・・・・ なんだかちょっと、シャリが大きめでしかも握りが甘いので、 箸で掴むと崩れそうになる。 凄い人数のお客さんをこなす店では、客の食べる速度や好みを調整するにも限度があって、 だからそういう文句を付けるベキでは無い・・とわかっているが、やっぱりどっか心に引っかかった。 せっかくのネタが、シャリとのバランスや握り甘さで美味しさが逃げている(・_・、) こんな時は飲んじゃうのが一番(爆) 「黒龍・いっちょうらい」を飲みながら次を待っていると・・・・ 出ました。 関サバ&ボタン海老。 お・・・・・い? ボタン海老の上にとんぶりが載ってる?? キャビア・・・なわけないよねぇ??? どういう意味があるんだろう・・・と食べてみると、 特に食感が変わるワケでもなく味にアクセントを付けるでもなく・・・・ そしてボタン海老自体は、何だか今一歩の味わいだ(;_;) 関サバも脂の乗りがちょっと悪く、生臭さは無いが食感は普通で、 感動するまでの味ではない。 で、ふと、思った。 テーブル席で居酒屋のような飲食をしているから、 美味しく感じられないんじゃないか・・・と。 黒龍の甘さに疲れてきたので、何かオススメを?・・とオーダーしたら、 アテンドしてくれた若い衆が板前に聞いてくれた。 で、出てきたのは「秋鹿」という酒。 初めて飲む酒だ・・・が、残念ながら奥行きの無い固い酒だった(´ヘ`;) 「お待たせしました」と、隣の席に海老の頭を焼いた物が出る。 あれ? ボタン海老の頭は?? もしかして隣の間違いで出したんじゃないの??? と、スタッフ一同が下衆の勘ぐり。 と同時に、店員にその事を尋ねると・・・・ 5分もしない内に確かにボタン海老の鬼殻焼きが出てきた。 だけど、水っぽい・・・・(;_;) やっぱり、客が多すぎる店では、 寿司屋の大事な要素であるマンツーマン・サービスは期待できず、 結果的にそれなりの味となってしまうらしい。 勿論、この店のネタが悪い・・・とか、味しくない・・・とか言いたいワケじゃない。 寿司って物は、板前と会話しながらマイペースで食べた方が美味しいって事を、 図らずも再確認できたって事なのだ。 支払った金額は5000円弱。 そこそこ飲んで、しっかり食べたい物を食べて・・の価格は、 確かに並ぶ価値を認める。 でも・・・・・ と思うのは、何故だろう(/--)/ |
2005年10月7日(金) 間違いを認めない人間 |
博物館に取材に行った。 話を聞かせていただく相手は、その館の顔。 さぞかし博識であろう・・・と期待していったが、 さすがは専門家、目の付け所が違った。 事前にコチラが作っておいたメモを見て、その表現に間違いがあると指摘されたのだ。 時代がかった物は、その物が何時存在したか、 また存在した時代の背景も知って見る事で、面白さが十二分に広がるもの。 しかしそんな背景を知らずに資料を鵜呑みにして表現すると、 思わぬ失敗をする・・・と思い知った。 だが、そんなありがたい指摘も、その言い方で随分印象が変わる。 「誰がこんなメモを作ったんだ?」 「お宅は取材する時、他社に比べて準備がなってない!」 「このような名称は、生まれて以来聞いた事がない!」 厳しく叱責され、自分の学の無さを恥じるが、 何故、初対面でそこまでキツく怒られるのかわからない。 そんなに私は失礼な事をしたのだろうか? ・・・と、しばし悩んでしまった。 間違いはそれを認め、正すべき事。 謝罪が必要なら謝罪する・・・と私は決めている。 しかし今回は、明らかに指摘した側の間違いがあった。 私がメモに書いた名称は、博物館が出しているパンフレットや案内書に書かれている名称で 間違えている認識は全然無かったのだが、その専門家はソレを間違いだ・・と指摘したのだ。 取材をお願いしている当方としては彼の機嫌を損ねたくないが、 博物館として表示している名称を間違いと切って捨てる事を「良し」とも、できない。 仕方なく私は、ひたすら謝りながら、その部分には触れないように仕事を進めた。 打合せが終わった後、コーディネーターに相談すると、 「とにかく言う事を聞いて欲しい」とお願いされる。 博物館として出している名称が、コチラの取材では違う形になって表現されるとマズイのでは? と確認すると・・・・ 「彼の持論ではその名称は『あり得ない事』なので、博物館としてはそれに従います。 お手数ですが、表現は彼の指示通りにしてください」 とお願いされてしまった。 間違いを認めない事は、 場合によって大きな問題を引き起こす。 それを知っているから、私は自分が間違えたと気付いた時は、 即刻謝罪するようにしている。 (往々にして間に合わないが(^_^;)) 責任は博物館が持つ・・との事なので指示に従ったが、 私自身は、何だか釈然としていない。 何だかなぁ・・・・(/--)/ |
2005年10月8日(土) 琵琶湖 |
久々に琵琶湖の焼肉パーティーに参加した。 忙しくて顔をあわせる事もしないでいると、 どうしても感情的に疎遠になる。 遠距離恋愛が破綻しやすいのも、単身赴任が家庭不和を起こすのも、 日常的に会えない事に一因があるんじゃないか・・と思っている。 だから行く・・という事でもなく、 久々に600マイルほど走ってみたかった・・・という事なのだが(^_^;) 気持ち良く100マイル巡航を楽しみながら、 変わり行く景色を楽しみ、 ステアリングから伝わる路面の感触を遊びつつ、 無理な追い越しもせずにただひたすら走る。 そして、不思議な事に、 走った分だけ心が軽くなっていくように感じたりする。 日帰りで行く距離じゃない・・・のかも知れないけど、 日帰りだったら行けるから・・・走るのだ。 懐かしい面々と再会し、横浜で会えるはずなのにすれ違っているヤツ出会ったり、 今、自分が生きている証明が欲しいと悩むヤツにも出会ったり、 このページを介して知り合った人にも出会ったりする。 やっぱり、 俺、 走るの、好きだな(^_^) |
2005年10月9日(日) ツケ |
昨日、ほぼ丸1日潰した結果、当分寝られない状況が待っていた。 金曜にほぼ作り上げたネタをひっくり返され、 新たにネタを作り上げる・・・という現実。 やりたくない事をやるのが仕事だ・・と解っているから普通は気分転換ができるのだが、 何故か今回は納得できない気持ちに振りまわされる。 そんな気持ちのまま仕事をする・・・・・気になれなくて、 凄い効率が悪い状況に、どんどん自分を追い込んでしまう。 マズイなぁ・・・・(^_^;) |
2005年10月10日(月) やっぱり |
何だか廻りが静かだ・・・と思って気付く休日に、 自分だけが忙しいような錯覚さえ覚えつつ、今日も悲しく仕事三昧。 今回は細かくデータを作らなくちゃいけなくて、 行きたくない取材先に顔を出したり資料を追い込んだりと、 感覚で生きている私にはもっとも嫌いな緻密な作業に追われていた。 既にちゃんと寝ていないから当たり前だが、 集中力も落ちていて、効率はどんどん悪くなるばかり。 こんな日は、美味しい物でも食べ、美味しい酒でも飲んじゃうに限るのだが、 時間は無情にもどんどん過ぎていく。 と同時に、眠気ばかりがどんどん強くなって・・・・ つまりですね、 起きている時間は全て仕事をしてる・・と、 書く事が無い日もあるんです(/--)/ |
2005年10月11日(火) Newcomer |
新しいアシスタントの面接があった。 なんとまだ学生(^_^;) ただ、今時の若者にしては、しっかりしている感じがするので、 今週末から働いてもらう事にする。 (と言うか、働いてもらう事は決まっていたが(^_^;)) 気に入ったのは、芯の強そうな事と言葉遣い。 まぁ、最初からふてぶてしいのは困るけど、 弱すぎてもまた困るもの。 私の仕事の場合、アシスタントはまさに何でも屋に成らざるを得ないし、 ある意味客商売だし・・・と、臨機応変で俊敏な対応が求められるからタフじゃないと勤まらない。 これから、タフな日々が始まるわけだが、 まずは自分の立っている場所を理解するレベルにたどり着くのが第一歩。 でも・・・ 社会人としての第一歩を歩かせる側としては・・・ 頑張らなくちゃなぁ・・・(^_^;) |
2005年10月12日(水) ふがいない |
アシスタントが居ない状況でスタンバイに入ると, 見事に細かい事が解らなくて仕事が進まない事に気付く。 ふがいない・・・と思いつつ, 少しずつ必要な事を確認して仕事を進めていくと, アシスタントが本人だけしかわかなない状態で整理してあった資料に出っくわし, それらを一々まとめる作業を強いられる。 見かねて仲間が手伝ってくれて,どうにか事なきを得るのだが, つくづく仕事はチームワークだと思い知る。 振り返ってみれば去年はもっと辛かった。 一昨年はもっともっと辛かった。 信頼できるスタッフ支えられてどうにか乗り切れただけで, 今思っても大問題が起きなかったのは奇跡的・・・と感じてしまう。 何故なら,今の状況はその頃に比べれば余裕があるのに, ギリギリの状況で仕事をしているからだ。 「初心忘れるべからず」 という言葉を思い出す。 右も左も解らない状況で全力疾走した時の潔さを 今の私は忘れているのかも知れない。 気を引き締めて,一から出直すつもりで仕事に就くが, それでも助けが必要な自分を見つけて,情けなく感じてしまう(/--)/ |
2005年10月13日(木) 顔見せ |
新しいアシスタントが見学に来た。 私たちの業界で働く事が初めて, と言うか,社会人として働く事が初めてで, いきなり一番の山場を迎える日に,その現場に置き去りにされる。 なかなか厳しい状況ではあるが仕事内容がアシスタントには解らないだけに, 早く現実を知って欲しいと思ってそうさせてもらった。 仕事に魅力を感じていても,現実と想像のギャップは得てして大きいから, 自分がこの業界で,どの位置に存在し,どれくらいの仕事ができるか, 早く認識して,自分の考えとのギャップを埋めて欲しいのだ。 やってみたい,と思った仕事に就ける人が何人いるかはわからない。 私が就職する時は,就職する事自体が大変で自分のやりたい事なんてわからないまま, ひたすら仕事にせいを出した事を思い出す。 しかし・・・ 自分の子供のような年齢のアシスタントとつきあっていくのは・・・・ 結構大変なんだよねぇ・・・・(/--)/ 習うより慣れろ・・・と面接の時,言ったが, そのやり方が今時の若者には通用するだろうか? |
2005年10月14日(金) 睡眠不足解消法 |
万年睡眠不足・・・と言っていいほど、 週末に向けて睡眠不足が増えていく。 仕方の無い状況であって、確実に体力が減っていく自分に気付きつつ、 ひたすら眠い毎日を過ごしていると、それを解消するワザもまた増えていく。 カフェイン系の飲み物+薬というのは素人がよく使う手だが、 いわゆる栄養ドリンクと同じで興奮作用があるので、 実は仕事にはあまり向かなかったりする。 と言うのは、薬で強制的に元気にさせられているためか、 何故か頭の回転が遅くなる事が多いのだ。 身体はシャンとしてても、考える事ができないほどボーっとしてしまう・・・ といった状況になって困る事は、1つ。 仕事がはかどらない・・・事だ(爆) で、色々な物を試してみて、効く物を見つけた。 それは・・・・ アルコールと漢方系強壮薬だ(^_^;) 適度なアルコールは身体を元気にするが、強壮薬の一部に血圧を上げると同時に 毛細血管を拡げる効果を持つものがある(但し、科学的な根拠はない(^_^;)) この手の物は、想像の範囲を超えないが、脳血管にも作用するらしく、 結果的に脳を活性化するのだ。 肩こりとか腰痛にも効く・・という漢方系強壮薬は、 まさにこの効果も持ち合わせているらしく、こういった類の即効性のある薬が 確実に眠気を飛ばしてくれたりする。 しかし・・・ 過ぎたるは及ばざるがごとし・・で、 今日は貯まった睡眠不足に酒で対抗しようとしたが、しっかり負けた。 (飲み始めて、すぐカウンターで爆睡(^_^;)) 毎週のように完徹していても、 絶対的な睡眠不足には勝てないのは何故だろう?・・・ね(/--)/ |
2005年10月15日(土) 座間谷戸山公園 |
取材で座間へ出かける。 今日は雨が降る・・・と言われていたが、 そこは晴れ男のパワー全開で、見事に良い天気。 座間市役所裏の公園も、実に気持ちの良い風景を見せてくれる。 谷戸、と言えば、雑木林と農地からなる山間の地。 農家が自分たちの為に環境整備した生活の為の空間なのだが、 日本の原風景とも言えるこの環境をそのままに残そう・・というコンセプトのもと、 自然環境を大切にしながら公園として整備されたのが今回の目的地「座間谷戸山公園」だ。 園内の伐採木は破砕して敷きつめたり、カントリーヘッジという動物と人間を分けるための 塀(そだ棚)として再利用されたり、ベンチになったり・・と今時の公園らしい仕組みがある。 大きな農家が持っていたんだろうな・・・と想像させるのは立派な長屋門があるからで、 豊かな自然と体験用の農耕地(田)があったりして、田園風景を満喫するにはピッタリの所だ。 カントリーヘッジが効いているためか、虫の声に加えて蛙の声も聞こえ、 園内に流れる小川にはメダカやザリガニも生息している。 愛鳥家が双眼鏡を持って覗いていたので尋ねてみると、 オオタカやカワセミが居ると教えてくれた。 こういった場所には、小さいエンジンのオフローダーで、 テレテレと走っていきたい・・・と思う。 私にとってバイクの原点はスズキのハスラーだからか、 (と言っても、当時のハスラーは今のセローとキャラクターが似ていた) 軽くて機動性がよくてどこでも走れるようなバイクは、常に心惹かれる存在で、 こういったホノボノとした風景に出会う度、そう感じてしまうのだ。 オンロードで100マイル巡航も楽しいが、カントリーロードでのトレッキングも素晴らしい。 そんな余裕が無いから余計に欲しくなる・・とわかっていても、 ここのところの殺伐とした日々が、バイクに乗りたい気分をどんどん煽る。 今や、乗り方に気を遣わなければいけないほど、派手になってしまったバイクは、 万全な体調と心的余裕が無い限り乗らない・・と決めてから、殆ど乗れてない。 (時間的余裕も無い・・が(爆)) そろそろ・・・・ バイク、起こすかなぁ・・・(^_^;) |
2005年10月16日(日) シルバースカル |
撮影用の小物を探していて,ちょっとソレっぽいヤツを見つけた。 カリフォルニア・コンチョ・デザインが出しているドクロと羽をモチーフにした物で, 所謂エンゼルス系のデザインだ。 「シルバースカル」というブランドで,その形を見るとニャッとする人がいるはず。 旧ドイツ軍が使ってたSSマークとそっくりだから・・・ カットオフに付けてみると,アメリカ人がデザインした物らしく, かなりのボリュームが有る。 我がチームのバッジの下にでかい羽とドクロのバッジの組み合わせが 結構良い感じで収まっていて,まさに撮影用にはうってつけ。 ドクロ(死)と羽(自由)の形が人を惹きつけるのは, 逃れられない死と限りある生を見つめる本能を刺激されるからか? 所詮は形でしかないが,自分の生き方を貫きたいという意志の象徴としては なかなか良いな・・・・とあらためて感じたりしている。 考えてみれば,様々な制作物を手がけてきたが, 今回の様に1から自分で細かく用意する事は初めてで, 例えばこうやって写る物を揃えたりする事が,かなり面白い事に気付く。 いつもはスポンサーや企業の意志があって, 自分が本当にやりたい事を通す・・・なんて事はありえないし, それが仕事だ,という事も理解しているから, 自分にとっての面白さなんて,かえって邪魔な物,とさえ思っていたりする。 だから,自由に全てを作り上げていく事が面白いのだろう。 映画を作りたい人,とは,こんなにまで細部にこだわって作るのだろうか? ・・と勝手に感じながら,ジワジワと準備を進めている。 昔,名も無きライダーが国替えをした時, 我がクラブのペーパーに記事として掲載していた。 世間に広く知られていない人でも,クラブに関係する者にとっては 大事な仲間の1人。 だから,国替えした仲間や兄弟達の名を記して,冥福を祈ったのだ。 人間は必ず死ぬものだから,本人にとって,全ては無に帰す。 そして,残せる物は,名。 そういう意味で,そういった記事は存在した。 そして,名を残せるように,悔いなく精一杯生きたい・・・と考える。 色々な事にチャレンジする事が名を残す事に繋がるとは思っていないが, 自分の表現をしてみたい・・という欲望が,結果的に名を残す事になるのなら, それは幸せと言うべきだろう,と思っている。 ムービーは,このページの名の通り,夢の話の具現化。 その中に姿を焼き込んでいたい・・という希望者も現れ, 生きていた証を残すツールにも成り得るのだな・・・と,改めて感じたりしている。 姿形や,纏う空気を,稚拙な映像でどれだけ表現できるかは解らないが, 細切れであっても続いていく流れを作っていくつもりだし, その中には,様々な兄弟・仲間達が瞬間でも登場して欲しいと思っている。 |
2005年10月17日(月) 美濃吉そごう横浜店 |
最近、1万円出して食べる食事が不味かった場合、どうするか? という話題で、盛り上がっていた。 「1万も出すんだから、不味くても食べる派」と、「1万も出したんだから不味かったら食べない派」がいて、 「食べない派」は絶対文句を言う人と手をつけずに帰る人が居た。 私の場合は・・・・食べない派で、しかも店長を呼べ!というタイプ。 作った人に食べさせて文句を言う事は当たり前にやりそう・・・だが、 大概、かなり不味い物以外は美味しく食べられてしまうので、 味の問題だけで激怒した事は今までなかった。 (怒っても、二度と行かないだけ・・で済んでる(^_^;)) 「久々に和食を食べませんか?」 「いいですねぇ。 最近、マトモな和食は食べてないですねぇ」 「横浜そごうに美濃吉が店出したんだけど・・・」 「あれ?ランドマーク店じゃないの?」 「カウンターがあるんだって」 「京懐石 美濃吉」そごう横浜店 045-465-5990 横浜市西区高島2-18-1そごう横浜店10F 11:00〜23:00(フードLO21:30) 横浜そごうの10階は、普通の食堂フロアとは一線を引く、 小洒落たフロア「ダイニングパーク横浜」としてリニュアルしている。 様々な名店が小規模な店舗を展開し、食い道楽にとっては楽しい場所と聞いていた。 訪れてみると、店舗間の通路は曲線を伴った小径のようにデコレートされ、 照明は何故かブラックライト風。 店舗と言えば、「大和屋」「竹葉亭」「サバティー二」「美々卯」「シェ・松尾」と 敷居の高そうな店もあれば、 ラーメンの「山頭火」やニューグランドのバー「シーガーディアン」まであって、 とにかくレストランフロアとしては至れり尽くせり・・・の感じだ。 そんな中目当ての「美濃吉」は、和食を食べるにはちょっとばかりモダン過ぎる店舗で、 私達を迎えてくれた。 「いらっしゃいませ」 優しい声が店内から、かかる。 ランドマーク店の場合、予約しないと必ず待たされるので、 当たり前のように予約しておいたのだが、店内は拍子抜けするほど空いていた。 予約していたのは私達だけらしく、店内の客はほぼ女性ばかり。 「え・・・、これじゃ、意味無いなぁ・・」 「確かに・・・・ねぇ」 2人同時にため息をついたのは、カウンターの奥の問題だった。 大きく円形にカーブしたカウンターは、食事をするのには良い高さなのだが、 カウンター最大の楽しみと言える料理人の手元は、見事な石の壁で隠されていて見えないのだ。 焼き物のピットはステーキ屋のようにガラスで囲まれていて、どうにか料理が見える状態ではあったが、 私達が案内された場所からはとても遠く、その時点でかなりがっかりしてしまった事は言うまでも無い。 実は、予約を取る時、店の人と相談していた。 個室もあるが、オススメはカウンターだと言うコメントにのせられて予約したのだが、 この時点でもう一つムカツク事もあった。 というのは、予約する時に料理を決めさせられ、それも1万円からのコースのみ。 ネットで調べる限りでは5000円からコースがある事がわかっていたから、 予約条件の厳しさに少なからず驚いていたのだ。 美濃吉の良さは5〜7千円程度のコースで、 余所の1万オーバーに匹敵するクオリティが約束される事。 なのに、スカスカの店で無理矢理1万オーバーのコースかよ?・・と、 既に少し怒りモードに入ってしまった。 食べたのは京懐石「雪」10500円 先付けと吟醸酒で気分を落ち着かせながら、 秋ならではの「松茸と鱧の土瓶蒸し」を頂く。 ふぅ・・・と一息。 さすがは京料理、という味わいが口の中に広がり、 松茸と鱧が仲良く旨さを作り上げている感じがして、ホッとできる。 お造りは、大間の鮪と利尻の雲丹などが上品に出されたが、 雲丹は絶品でも、大間の鮪は炙った後に並べられたせいか、少し水っぽくて今一。 子持ち鮎や伊勢海老の白味噌仕立てを味わいながらも感じるのは、 カウンターなのに板前と話ができない事や、料理の手元が見えない事。 (目の前には給仕のための通路と石の壁) これが想像以上に味気ない。 板前も壁で手元が隠れているせいか、客が見ているにもかかわらず、 時には乱暴に素材を扱ったりするわけで・・・・ まさに、1万円の料理で・・・? の状態に陥ってしまったようだ(^_^;) 美味い? と聞かれたら、「普通」と答える味。 1万円でこの味は当たり前でしょ? と言いたくなる味。 (一部は優れ、一部は?な料理だって事) しかしそれを、店側は凄く美味しくする技がある。 それは勿論、料理をプレゼンテーションする事、に尽きる。 献立を丁寧に書いて出したり、店員が料理を説明する事は、 実際の味を引き立てる大事な技の1つなのだ。 食べる事が好きな客にとって、料理や食材の話を聞いたり職人技を見る事は、 実際の味より数段上の料理として感じる為の大事な行為。 だから敢えてカウンターを選ぶ客がいるわけで、 そのためのカウンターとしてあるべき(料理が高いのだから)で、 そこら辺を知り抜いているのが寿司屋だが、所詮は懐石料理店・・という事なのだろう。 店舗設計の段階で、既に客商売の基本を間違えてしまったらしい。 ランドマーク店ではテーブル席でも、すぐ側でご飯を炊いてくれるし、 サービスのタイミングやコメントも適切で気持ち良い。 この店では店員の素晴らしい応対と、仏頂面の料理人の対比が、 プラス方向には作用しなかった。 (次回行くとしたら,個室で食べるしかない・・・か) 怒るまでは行かないけど、今一歩、納得しきれない・・・。 最後の松茸ご飯は美味しかったし, こういうのが、一番判断に困るんだよねぇ・・・(/--)/ |
2005年10月18日(火) 寝過ごした |
疲れがたまってた事はわかっていたけど、 仕事終わりにちっとばかし飲んだら・・・・えらい勢いで回ってしまい、 仕方なしに電車に乗ったら墜落睡眠。 不思議なもので、乗るまでの事は覚えているのだけど、 席に座った事も覚えてなくて・・・・ でしっかり終点まで乗っていって、折り返してきたらしい(^_^;) 目が覚めたら自分の家からは、ちょっとばかり遠い駅で、 アナウンスがしっかりこの後電車が無い事を告げている・・・・ 仕方なしにタクシーを拾って帰ったのだが、 こんな時にかかる金が、なんともったいない事(爆) もうちょっと飲めるのになぁ・・・と思ってしまうあたり、 ちっとも懲りてない証拠(/--)/ しかし、情けない・・・事で(^_^;) |
2005年10月19日(水) キャンベルのスープ |
私が小さかった頃はまだ,米軍が多くの土地を占領していた時代。 ハローウィンなんて言葉は知らなくても, 「かぼちゃ祭り」と称してその日だけ咎められずに米軍居住地に入って お菓子をもらう事をしていた・・・と,ハロウィンのディスプレイを見て思い出す。 昔は米軍の街のようだった横浜には明らかに差別を受けるような出来事が多く起き, どこか危険で乱暴な風が吹いていた。 特に米軍関係者とトラブルが起きた場合,警察は動けない事を肌でわかっていたから, 自分の身は自分で守る・・・という精神は,子供の頃から無意識に鍛えられてきたのだろう。 日常的に降りかかる小暴力は,挨拶代わりと言えば雰囲気が伝わるか・・・。 ただ,軍属とよばれる人たちは占領地外に住んでいる事もあって, 毛色の違う友達も多くできた。 そしてアメリカ流のおつきあいの中でごちそうになったスープの味は, 独特な香りと味付けが共通していて,当時日本で手に入るスープ関連食品では マネのできない魅力があった事を覚えている。 遅くに家に帰って何か食べようと台所を物色すると, キャンベルのコーンスープの缶があった。 1人で食べるには量が多すぎるそれは,食べたくて買ったのに野ざらしのまま(^_^;) でも,どーしても食べたくて作ってしまった。 缶を開けて中身を小鍋に出し,空いた缶に水を満たしてそれも鍋の中に。 ・・・と普通の作り方をしてもつまらないので,牛乳を代わりに使う。 ちょっとバターを落とし,顆粒のコンソメを一つかみ放り込み, 暖めるだけ。 すると,懐かしいあの時代の味が蘇る。 子供の舌にはもっともっと強く違和感も持つほどの味だった・・・と思い出すが, それはそれで,記憶の中の大事な1ページ。 リッキーという名前の友人宅で飲んだスープの記憶が, 立ち上る湯気のように頭の中に浮かんでは消えた。 そういえばあいつの家って,土足で入る家だったなぁ・・・ と余計な事まで思い出す。 いつも思うが,食べ物の味が私の記憶の鍵らしい。 夜中に飲んだ一杯のスープが, 30年以上も前の記憶をリアルに蘇らせると思わなかったが, そこにはもう一つの痛み伴う記憶がある事にも気付いた。 最初から自分には人並みの豊かさは無く, 常に何かが欠けている・・・と認識させられる毎日を, 自分だけの力で埋めて乗り越えてやる!・・と考える日々。 その「欠けた自分」を感じる時,「満たす何か」を常に求め, 家庭環境や経済状況に負けない強さを求めてあがいた子供時代や, 自分しかできない事を磨きつつ,その幅を増やすべく頑張る生き方貫きたい今は, 孤独をバネにして成り立ってきたのだろう・・・という事だ。 たぶん,私は偽物が嫌いだ。 本物は何か?と尋ねられても困る事が多いが, 要は自分の気持ちなのだ・・・という事はわかっている。 鍋一杯のキャンベルスープを飲み終えた時, こいつもある意味,本物の味なのかも知れない・・・と思った。 |
2005年10月20日(木) ファミレスのステーキ |
ロイヤルホストで、食事をする。 所詮はファミレスと思っていても、若いヤツに言わすとロイホは別格らしく、 ガスト辺りと比べると怒られたりする。 確かに客単価の差は歴然としているが、ロイホだってドリンクバーをセッティングしているし、 味だって所謂ファミレスの味なんだけど・・・・違うらしい(爆) そんな話題をスタッフとしていて、何だか無性にロイホに行きたくなったから、 取材でも無いのに行くハメになったのだが、そこには魅力的なプレートが存在した。 料亭「青柳」の主人、小山裕久 氏がプロデュースした、150グラムヒレステーキ。 料亭「青柳」は徳島県徳島市鷹匠町にある名店で、小山氏はフランスで日本料理講習会 を開くなど多彩な活躍をされている人。 マスコミにもよく出る人だから、ロイホもこういったフェアを組んだのだろう。 表面はカリッと、中はしっとり。 そんな誘い文句が空腹を刺激する。 で、ヒレステーキ・デミグラスソース(1750円)をオーダーしてみた。 ファミレスのステーキって、 洋風焼肉と言うか、機械的に焼かれた焼き過ぎ肉と言うか・・・ いずれにしろ大した事が無い物だ、というイメージがあって、 安くても一応牛肉だ・・と喜ぶ為のツールだと思っている。 どんなに美味しそうな姿で出てきても、 味は・・・・・(^_^;) だから、サーブされた時も、大した期待はしていなかった。 一口切り取って食べてみると、確かに表面カリッ・・で、 中はちゃんと肉の旨味がある(゜゜;) マジ? と悩みつつ、ソースがかかってない部分を切り分けて食べてみると・・・・ マトモな味が・・・(^_^) ファミレスで1750円のプレートはかなりの贅沢だが、 このクオリティで来るなら、文句は無い。 これで2000円を超えたら評価は変わってくるが、 この手の店で食べるステーキとしては最上の部類に入るのでは? と正直驚いた。 ロイヤルホストは、店舗に必ずシェフが居て、 ちゃんと調理された物を出す事を売りにしている。 (店内にはシェフの顔写真が飾られている) そんなシェフ達が、どの店舗でもこの様な焼き方をしているとすれば、 調理法をキッチリ規定して焼かせている事は間違いないが、 料理人の腕前もキッチリ出てしまう素材にも見えた。 たまにはこんな贅沢も楽しい物。 しかし今週は、食べる物に一貫性がないなぁ・・・(/--)/ |
2005年10月21日(金) 革ジャン |
風が冷たくなる頃、革ジャンを無意識に着る。 ライダーの習性か、単に好きなのかはわからないが、 革ジャンは雨さえ降らなければ、ほぼ毎日でも来ていたいと思う物。 極寒になってくるとさすがにナイロンのN−3Bがメインになってくるが、 それでも革に袖を通す事が多い。 考えてみれば、私の革ジャン好きは子供の頃から。 小学校の頃、親に大手スーパーで安売りしていたビニールレザーのスタジアムジャンパーを買い与えられ、 最初のうちは大きすぎて好きではなかったのに(子供には大きめの物を与える) 安物のくせに汚れれば汚れるほど本物に見えてきて、いつの間にかお気に入りになってしまって・・・・ それを高校に入る頃までいつも着ていた事を思い出す。 (最後はジッパーが壊れ、袖は破れて着れなくなった(・_・、)) 勿論、本物の革ジャンが欲しかったのだが、そんな高価な物は買ってもらえるわけはなく、 自分で働くにも子供では雇ってもらえないし・・・ 憧れの目で格好良く着こなす先輩達を見て育った結果、買えるだけの余裕が出た頃から、 革ジャン欲を抑える事に苦労するようになった(^_^;) 20代の頃はまだ、今ほど様々な革ジャンがあるわけじゃなかったから、 本当に欲しい物は所謂本物しかなく、当然の如く凄く高価。 若造のサラリーでは欲しい物を買うにはかなりの倹約が必要で、 自らに「本当にコイツは必要なのか?」と問いかけ、何度となく購入を踏みとどまった(爆) しかしそれでも・・・ 革ジャンは相当数たまった(^_^;) 今、気に入って着ているのは、アビレックスのトラッカー。 黒のシングルで裾が少し長く、革は柔らかくて軽いから、 仕事で着るには丁度良い。 しかし、少しばかり細身なので、インナーに厚手の物を着ると 胸の部分が窮屈でジッパーが上がらなくなる(・_・、) 自宅側のちょっと楽しい物が揃ってる店に、 デッドストックのホースハイドA−2を見つけて、 危うく購入しかけたが・・・・店長不在で値段が解らずに断念。 (留守番の店員には値段がわからなかった) ストレスが多いと物欲が強くなる傾向が強い私だが、 何せストレスだらけの毎日なのでねぇ・・・(/--)/ |
2005年10月22日(土) ひたすら |
仕事をしていたら、1日が終わった。 何事も起きない1日。 これを平和・・・というべきか(^_^;) |
2005年10月23日(日) 三崎港町まつり |
仕事で「第25回全国豊かな海づくり大会」三浦地域大会を取材する。 場所は三崎港で、行く前から何を食おうか・・と悩んだりしていたが、 昨日はしとしとの雨だったので、まずは天気の心配をしていた。 ・・が、呆れるほどの快晴。 堤防の先にはくっきりと富士山が見え、雲一つない青空に、 眩しいばかりの太陽が不摂生な身に突き刺さるようだ。 実は、久々にバイクで来ようと思っていた。 で、前日にバイクを起こそうと思っていたのだが、天候の関係で断念。 だから、快晴がちょっと恨めしい・・・・(^_^;) 仕事では、知事が来るとかどうとかで地域大会を取材するのだが、 本当は隣でやっている「三崎港町まつり」の方に行きたかったりする。 何故なら、思いっきり美味い海産物の特売やら、素晴らしい商品があたる 抽選会やらで、明らかに楽しいからだ。 (特賞はなんと、鮪一本・・・どうやって食うんじゃ(^_^;)) 豊かな海づくりにかける人達は、この2年ほどつきあってきたから、 会場では顔見知りだらけ(爆) そんな彼らの頑張りに応えるように素晴らしい天気が訪れ、 イベントもかなり盛り上がって、正直楽しく見れた。 取材の時の楽しみは弁当、という名の昼飯。 人出が凄いので、行きたい店なんかには行っていられず、 「咲太郎」に飛び込んだ。 ・・・が、 悲しい事に鮪関連の小丼が無い(・_・、) (以前は、美味しいセットがあったんだがなぁ) 結局ネギトロ丼セット(ネギトロ丼+もり蕎麦)で腹を満たしたが、 三崎に来て、ちゃんとした鮪の切り身を食べなかったのは始めてだった(爆) 会場にはバイクで訪れる人が多数いて、 並んだバイクは見事にリッター車とスクーターばかりで、 多くのバイクにはヘルメットが2個ひかっけられている。 免許が取りやすくなり、高速2人乗りが可能になった事が、 こんな風景を作ってくれるのだろうけど、 乗って来れなかった私にしてみれば悔しいばかり。 しかし、前日、バイクを起こそうと思って雨が降った事は、 きっと今日、バイクで来たら何かが起きていた・・・と考えている。 そういった、何の根拠も無い思い込みや、 必要以上に安全を重視する考えがあって、 今、生きながらえているんだ・・・と解っているから。 過去に事故を起こした時の大半は、事前に何か嫌な予感がしていたり、 無理を押してバイクに乗ったりした時だった。 気持ち良い昼間の取材が終わって局に戻ると、 選挙報道でごった返している。 せっかく気持ち良く帰ってきたのに・・・・と思うが、 それも仕事。 しかし、もうちょっと余裕が欲しいねぇ・・ そしたら、三崎に鮪食いに行くんだけどねぇ・・・(・_・、) |
2005年10月24日(月) 557 |
衣装でジージャンを探してて、凄い現実にぶち当たった。 一般的にイメージされるジージャンの基になったモデル、 リーバイス3rd. フロントにV字の切り返しの入るオーソドックスなモデルだが、 本家のリーバイスでは、コイツの新品が入手困難だった。 70505という定番品は品薄で、昔の3rd.モデルの復刻版557も ストックにはあるかどうかわからない。 70506というポケット付きのヤツは 既にラインには無いようで・・・(^_^;) だからと言って、諦めるわけにもいかず、知り合いに頼んでラインが残ってる 557のリジット(洗ってないやつね)を手配すると同時に、ユーズドを探し回ってみる。 こんな状態の売るな・・・という感じの物でも2万オーバー(^_^;) 古着を愛するマニアなら良いけど、カットオフにしたいのはできるだけ濃い色が残ってる物だから、 そんなイメージに合うユーズドは見つける事ができなかった。 こんな感じに・・・とカットオフにした70505や70506を持っていったら、 それは既に貴重品だったらしく、「何故、袖切っちゃったんです?」と呆れられる・・・(爆) 私が着る物は、普通のサイズより小さいので、比較的簡単に手に入ったんだけど・・・ (^_^;) 今回探しているのは、Lサイズとなる42以上の物。 知り合いはデッドストックを探し回ってくれて、今週末には入手できる運びとなった。 ジージャンって、絶対残る物だと思ってたけど、 何事にも「絶対」は無いって事らしい・・・・ね(/--)/ |
2005年10月25日(火) リサイクル法 |
仕事でリサイクル法関連を調べていて、なんとなく気付く。 結構、世界はヤバイ状態に陥っているんじゃないか・・・と。 コンクリートやアスファルトは、その99%がリサイクルされていて、 殆どは道路を造るのに使用されている。 リサイクルする為の金を一般から徴収するのは受益者負担の原則となるようだが、 綺麗事言ってる余裕がない?・・・状況にようにも感じてきた。 今回は、建設リサイクルの話題を取り上げているのだが、 一般の人間にとってあまり関係ないこの法律も、 ちょっと突っ込んで考えると、きっちりリサイクルをしないといけない状況が、 法律まで作らせて、実行させる必要性を裏付けていたりする。 高度成長期の時代に出来上がった建物も、建築基準法の問題もあって(基準が甘かった) 立て替えを余儀なくされている所も増えている・・と聞く。 これから5年〜10年位の間に、そういった建物がどんどん建て替えられていくわけだが、 そこで出てくる廃材は、大事な資源なんだ・・・という現実に驚いた。 使い捨ての時代は終わり、車もハイブリッド車が登場し、 バイクでも電動だったり燃料電池車が試作されたり・・・と、 限りある資源をぶちまける事が、そろそろ贅沢を超えて罪になりそうな気配すら感じる。 ゴミを資源として処理する工場にも取材に出かけたが、 れっきとした商売として成り立っている現実を見ると、 リサイクルの時代に突入している事を、理解させられたように思う。 車の車検で、リサイクル料を徴収される事が、 なんとなく納得できないでいた私でも、 その必要性を見てしまうと・・・・・・ やっぱり、ニコッと笑ってリサイクル料を払える気分では、ないなぁ(/--)/ |
2005年10月26日(水) やっぱり |
眠い(爆) 去年に比べれば、かなり労働条件は良くなったはずなのに、 睡眠不足が続く毎日は、私にはキツイらしい。 (当たり前だって!・・の声あり) どうも、瞬間的に寝込むらしいが、放っておくとかならず5分後位に目を覚まし、 仕事をしているか・・と思うとまた、スーっと寝ていたりするらしい。 (隣で見ている人に教えてもらった(^_^;)) 絶対起きる事が解ってるから起こさない・・・と言われるのだが、 本人にしてみると寝た・・という意識は無いから、 多分ゆっくり瞬きをしたつもりで5分ほど寝ているのかもしれない。 寝ないで3日とか仕事をしていると、反応が鈍くなっていく・・と本人は思っているが、 ちゃんと寝込んでいたらしい・・とわかって、今さらながらに呆れたりしている。 そう言えば、あの「間違いを認めない人」とした仕事の、客観的な評価が高く出た。 不思議ではあるのだが、客から見ると、取材内容に魅力があったって事らしい。 私の仕事はチームで作り上げる物だから、決して自分1人の力ではない・・と思っている。 ここまでのチームになれた事や、それぞれのスタッフが能力を発揮してくれた事は、 それをまとめてコントロールする側にとっては自分の力と同じと思いがち。 若き監督達は、そういった誤解で鼻を高くしてしまう事もよくある事で、 その後の失敗を重ねて、謙虚な監督として育っていくもの。 で、それなりに歳を食った私としては、 「良かった」という評価が得られた時は、 皆に「ありがとう」と必要以上に伝えるようにしている。 願わくは、自分自身が面白いと思えた物を、スタッフ達も面白いと思えて、 それで客観的な評価が高く出る・・事が理想なのだが、 何故か本人の納得とお客様の納得の方向が揃う事は殆ど無かったりする。 難しい、もんだねぇ(/--)/ |
2005年10月27日(木) サーバー問題 |
今使っているサーバーは、movie用のサーバーとしてはちょっと問題がある。 ストリーミングサーバーでは無いため、テレビの用にmovieを見る事には対応できるスペックじゃなく、 movieはダウンロードしてみて頂く事を考えてはいるんだけど、 問題はどれくらいの人達が見てくれるかによって、転送量の上限を超えてしまう可能性が高いのだ。 で、movie用に別サーバーを立てるか? という相談を友達としていたのだが・・・・ そこに、サーバー屋から、スペックアップのお知らせが届いた。 誰かの家に、自宅サーバー設置・・を考えていた時に、 あまりにタイミング良く届くメール。 それを見て、「あぁ・・・またか」と思う。 今回のmovieを立ち上げるにあたり、 なんと言うか、こういった事がやたらに起きているのだ。 別のプロジェクトが統合される形で同時進行を始めたり、 必要な物が偶然に揃っていったり、 とにかく気持ち悪いほど、ちゃんと道が用意されているのだ。 最初のプロットが出来た瞬間から、 生まれるべき物が宿ったような感触。 その気配を誰かが「魔物のよう」・・と言う(^_^;) 慌てる事はないのかな、とも思いながらも、 まずはパイロット版を作りたい。 そのクオリティがどうであれ(と言っても、見苦しい物は見せる気はありませんが) まずはmovieとして誕生させたい・・と本当に思った。 そしてそのmovieが、皆の登場できる場としても機能できるのなら、 またもう一つ、別の存在になれるかも知れない。 う・・・・ん やっぱり魔物か・・・ねぇ(/--)/ |
2005年10月28日(金) 飲み会 |
若い(・・と言っても、私から見れば若い)仲間と、酒を飲む。 コチラにしてみればあまり気にしないのだが、そこは長老クラスだけあって、 凄く気を遣われてしまう事も多くて、この日もちょっとだけ申し訳ない気持ちを感じつつ、 気持ち良く酒を飲む事となった。 話す事は仕事の事や、最近あった面白い事、そしてちょっと昔の懐かしい話など、 とりとめもなくダラダラと話は続く。 そんな中で、彼らと自分とでは違う物がある事に、ちょっとだけ気付いた。 (当たり前なんだけどね(^_^;)) それは 私の場合、飲む=美味しい酒で、 若手の場合、飲む=楽しい、という事。 どう違うかって? 簡単な話、私の場合、美味しく酒が飲めないと面白くなくて、 若手の場合、美味しくなくても楽しく飲めればOKという事なのだ。 実は・・・ 私の場合、若い頃は仕事のツールとして女性が居る店などに顔を出した事はあったが、 自分の楽しみとしては、美味しい酒が飲める・・・ちっとも色っぽくない店が好きで、 所謂キャバクラとか○○パブの類は殆ど行く事がない。 しかし、若手達がハメを外す店は、思いっきり色っぽい店だったり カラオケボックスだったりして、パワーとノリで刹那的に楽しむ事が大事だったりするようだ。 「そういう店って、よく行きますよね?」 「いや、俺は殆どバーだよ?」 「昔、バニーちゃんが居る店へ連れてってくれたじゃないですか」 「そんな事あったっけ?」 「ありましたよ〜 横浜駅のビルの上の方で・・・」 「・・・・あ! あ〜 あったねぇ・・・」 忘れてた。 昔よく使った、エスカイヤクラブ系列の店。 接客してくれるのは、バニーガールの衣装を着た綺麗どころで、 剥き出しの両肩の艶めかしさにドキドキする事が楽しかった事を思い出す。 この店は、オンラインでボトルをキープでき、 日本全国の系列店でボトルカードを出すとデータに入っている量を注がれたボトルが登場する。 フィリピンバンドの生演奏を聴きながら馬鹿話を楽しみ、 綺麗どころを目の保養に飲む酒は、なんとなく大人になったような錯覚を与えてくれて、 ウブなアシスタント連中をつれて飲みにいった事もあった・・・と思い出した。 (連れていくヤツの反応が面白かった・・・(^_^;)) でも、そんな店に行かなくなったのには、 実に簡単な理由がある。 キープできるボトルに、 美味しい物が無くなってしまった・・・のだ。 (リザーブなんて嬉しくないのよ(爆)) つまりその頃から既に、色気より食い気の人だった・・・わけで(/--)/ |
2005年10月29日(土) こんな物まで? |
クレイジーソルト、というハーブ入りの塩があって、 ちょっとした料理にコイツを使う事がよくある。 味が画一的になってしまうのが難点だが、 割と気に入っていて、パスタにもよく使うのだが、 そいつが切れている事に気が付いた。 で、買いに出かけるのだが、昔のように高級食材店なんかに行かなくても、 ちょっとしたスーパーや、酒の安売り店あたりにもあって、難なく入手できるのだ。 という事で今日は、酒の安売り店に飛び込んだのだが、 そのパッケージに妙な物が付いている。 円筒形のパッケージと同じ形で、そのまま小さくしたクレイジーソルトに、 赤いヒモがついていて・・・・・・ そう、携帯に付けるアクセサリーらしい(爆) 誰が調味料のアクセサリーを携帯につけるんじゃ? と思いつつよ〜く見てみると、アクセサリーにしてはちょっと大きい。 振ってみるとカサカサカサ・・・と音がする。 もしや? と思って本物なら蓋がある所を見ると、半分に割れて開く事が解った。 で、開けてみると・・・・ 笑った。 マジ、笑った。 クレイジーソルトがちゃんと入ってるのだ。 コレを携帯に付けて、食事の時出して振れって・・・? 面白過ぎ・・と思いつつ携帯に付けようとして気付く。 コイツの蓋が何かにぶつかったら・・・・ 相撲取りになってしまうかも・・と(爆) マイ七味とマイ塩を持ち歩きたい私としてはすごくヒットする一品ではあるが、 腰に携帯を付けているから危険過ぎる。 で、諦めたのだが・・・・(^_^;) 何故、携帯に付けられるような物を作ったんだろう・・・・ねぇ?(/--)/ |
2005年10月30日(日) 見える物 |
明け方、睡眠不足の極致で見る風景は、何故かいつもより立体的に見える。 どんよりとした空でも、町中の何でもない風景でも、 妙に艶めかしく見えたりする。 ふらつく足下に目をやれば、アスファルトがゴムのように柔らかくなったような錯覚を覚えるが、 あぁ・・・これは身体が眠いんだな・・とぼんやり気付くだけ。 不思議な物でコイツに慣れてくると、気持ち良く感じたりする。 で、眠気覚ましに飲むビールは、もっと気持ち良く覚醒させてくれるんだけど・・・ 仕事中に飲み続けるわけにはいかないから・・・・ やっぱり眠い(/--)/ |
2005年10月31日(月) 意識不明 |
今日は珍しく早く帰った。 というか、寝てないので、ちっとも早く帰った気がしないが・・・ 眠気は2時間間隔位で襲ってくるので、それをやり過ごせば普通に動けるのだが、 段々睡魔が大きくなっていくのを楽しむ自分が居たりする(^_^;) 自然に数分意識不明のように寝て、自然に当たり前な顔をして起きて、 今まで通りに仕事をしてる・・・と側にいる人に指摘されてから、 その瞬間を意識して探すのだが、本人は数分の意識不明を認識していないらしい。 PCを使ってて、今見ていた画面が突然スクリーンセーバーがかかっている状況になって はじめて「今、数分寝ていた?」と考えるだけ。 でも、仕事は進んでたりするから、 寝込んでいるモードも段階があるようだ(爆) ・寝てるけど、廻りから見たら寝てない状況 (もちろん、仕事は進んでいる) ・姿勢は変わってないけど、身体がまったく動かなくなる状況 (もちろん、仕事は止まっている) ・完全に身体から力が抜け、あきらかに廻りから見ても寝ている事がわかる状況 (もちろん、よだれとか垂れてたりする) すまん・・・ 仕事につまってて(つまんなくて) 下らない事に時間を浪費しているだけなのだ(^_^;) |