閻魔王と言えば誰でも知ってる地獄の帝王。
死後の世界に於いて、亡者を裁く裁判官として10人の王が居るとされているが、
初七日を始めとして、27日37日47日・・・と3年の間、生前の行いを裁かれるわけで・・・。
閻魔王は57日目に裁くとされているが、嘘をつくと舌を抜かれる事の方が有名だ。
で、そんな彼らを書いた絵図は、地獄絵図になるから実に気持ち悪い。
歴史博物館でその十王図を撮影した時、久々に悪寒を感じた。
絵は、供養を勧める脅しの絵なのだが、その絵に何か貼り付いている。
じっくり見る気を起こさせない気持ち悪さが、つきまとって離れない。
展示されている壁の隣には、舎利殿の実物大の模型があり、
雰囲気を醸すためにお経が流れている。
それがどうやら、その気持ち悪い物を抑えてくれてるようだが・・・・
博物館という場所は、色々な物があって面白いが、
昔の遺物は色々な想いを背負っているものかも知れない。
古代から近代まで一気に見て回る面白さと、
実際にその時代に生きている人達の事を想像する楽しさに時間を忘れたが、
その分どっと疲れてしまった。
さて・・・・
締切は明日、なんですけどねぇ(/--)/
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