さすがに3日連続は応える。
ぼーっとしたまま、辛うじて打合せ時間に間に合って、
どうにか打合せをするが、自分の考えが素直に言葉になっていかない感じだ。
今日は、金継ぎを施された蕎麦猪口を使うので、
先輩から譲り受けたそれを久々に手にして打合せに望んだ。
江戸時代はあるよ・・・と言われたソレは、
妙に落ち着きのあるちょっとゴツイ物。
そう言えば家で蕎麦を食う時は、これで蕎麦をすすったっけなぁ・・・と
ボンヤリした頭で意味無く思い出したりする。
いや、思い出す・・・なんて生やさしいもんじゃない。
頭の中に蕎麦を食った記憶が、
生々しくも次々と蘇るのだ。
山ほどの乾麺をキッチリ茹でて、麺つゆを醤油や酒で調整した後、
生卵・刻み海苔・山葵・ゴマ・長ネギを用意したら、
ずるずるずるずるずるずる・・・・・
ちょっと飽きてきたら、冷酒を蕎麦にぶっかけて
ずるずるずるずるずるずる・・・・・
そういや、家族で山ほどの蕎麦を食う・・という食事シーンも
すっげー昔にあったっけ・・・
大きめのザルに山盛りになる程蕎麦を茹で、家族揃って同じザルから
ずるずるずるずるずるずる・・・・・
ごく普通の家庭の食事風景が、客観的に見ると羨ましい位幸せに見えて、
そんな幸せは味わえない自分が、台所で立ち食いで
ずるずるずるずるずるずる・・・・・
(かなり壊れてるでしょ?>自分)
どうやら今日は、記憶の引出を勝手に開けて遊ぶヤツが
私を支配しているらしい。
真面目に打合せをしている最中に、頭の中で蕎麦をずるずるしてるなんて、
きっとスタッフは誰も気付いてないわけで(^_^;)
仕事が終わったらスタッフと一緒に蕎麦でも食おうと思っていたら、
何故かスタッフはそれぞれアポがあって食事会は不成立。
1人蕎麦屋でビール&ずるずる・・・か?
と思っていたら、何故か他の部署から「あまったから食べて・・」と
コンビニ弁当が届いた。
え?
ペペロンチーノ??
ハンバーグのせ???
あの・・・・
もらっておいて文句は言いませんけど、
蕎麦はありませんかねぇ・・・(・_・、)
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