首筋が熱い。
腕がほわっとしている。
そして、なんとなく気怠い・・・・
勿論外は湿気だらけの30度オーバー。
昼に訪れた突然の豪雨の後、
水の中を歩いているのか?・・・と言いたくなるほどの湿度で、
容赦なく限りある体力を削り取っていく暑さが、横浜を支配していた。
海から上がったようなぼ〜っとした感じが抜けず、
体力勝負の仕事をこなしながらも、少しばかりシャッキリできない苛つきを覚える。
滝のような汗が流れ、拭うバンダナも重くなり、
着替えのポロシャツにどのタイミングで着替えるか?・・・・と悩みながら、
とにかく仕事をこなしていた。
しかし、なんだか熱っぽい感じは、
何故だろう?
既に「夏バテ」か?
・・・と、体力の無さを少しだけ恥じるが・・・
どうやらこの気持ち悪さは、
昨日の取材で焼けた肌がもたらす不快感に起因しているようだ。
バイクに乗る時、暑いから・・と半袖を着て、
その都度疲れ切る経験を持っていながら、
それでも長袖を着ないでいられたのは若かったから・・・に他ならない。
長袖のTシャツでカバーするだけで、凄く疲労度に影響する事を知ってから、
夏はなるべく長袖で・・と思うのだが、やっぱり半袖を着てしまう情けなさ。
焼けてしまった腕や首筋は、しっかりシミの元になる事もわかっているけど、
白っぽい腕は、男としては情けなくも思えるわけで・・・・(^_^;)
夏は、黒い肌が精悍に見える。
少しくたびれたオヤジも、
適度に焼けている位が良く見える。
焼くと真っ赤になって腫れ上がる私にしては、
精悍に見えるほど綺麗に焼けた事なんてないのだが、
(どう焼けても精悍には見えないか(^_^;)>自分)
憧れとしては「日焼け肌よウェルカム!」なのだ。
絶対、綺麗に焼けない事も、焼けたとしても綺麗にキープできない事も
自分では十二分に理解しているから、日焼けには気を遣っているんだけど、
昨日のロケでの失敗は大きかったらしい。
資生堂が、塗るだけで日焼け肌を作れる化粧水を売り出していた。
薬の作用で日焼け肌を演出するのは楽しそうだが、
こういうのに頼りたくないのが、ひねくれているところ。
まぁ、日焼けで少しぼ〜っとしている時に、
生ビールをグビグビっと飲むのは凄く好きだから・・・・
やっぱり夏は、ビールだよねぇ(^_^)
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