双○能
大将からの声掛けもあって、どうにか時間を都合して参加する。 懐かしい顔を見ながら、お互いが生き延びた事を確認する。 慣れとは恐ろしい物で、最前列で正之助の大鼓を聴きながら、 心地よく微睡む。 至福な時間。 この一時を兄弟達と分かち合えた事が、 ただただ嬉しかった。 来年は8月8日。 また会える事を楽しみに、 日々、走り続けよう。