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Malt Crazy
道楽もほどほどに
日記的雑感
 
 

小田原評定

会議がやたら多い会社はろくな会社じゃない・・という話がある。

言い得て妙だな・・と私も感じている。

何故なら、会議という名の下に演説をぶつだけの無駄な時間は、
聞かされる人間にがモチベーションを下げる事にしか役立たないし、
そんな会議ばかり多いとすれば、それはもう・・・
明確な戦略も無く、生み出す力も無く、会社を引っ張っていけるリーダーも
いない・・という証明になるからだ。

今日は会議が続いていた。

どっちもまともな部類の会議だったからよかったが、
どちらも意志の疎通を求めるためのミーティングだった。

会社は明確な戦略を持って動き、従業員は戦略にそって働けば、
戦略が間違っていない限り会社は安泰だ。

その戦略は太平洋のど真ん中で、コッチへ行こうと決めるような物で
その意志決定は結局トップがするしかない。

だから会社のトップは、強い意志を持って戦略を決め、
間違った場合は自らの進退をかけて責任を取るものだし、
そのために背負う物もまた、大きくのしかかる物だ。

だが、そんな責任の重さを理解しないで上に立とうとする人間は多く、
権力だけ持って責任は逃れようとする卑怯者も右肩上がりの時代には、
どうにか生きながらえてきたようだ。

行政は、若者が定職につかない事に対する対策を必死で考え、
中高年の健康管理を強く促し、小作りのための環境整備と
老人介護のシステム作りに奔走している。

全ては、今がよければいいや・・・という無責任な考え方が
今の社会システムを構築してきたから、問題がこじれているのだが、
いつまで経っても政治の社会は根本からやり直す気になれないでいるようだ。

若者が情けない・・・と言うのは簡単だ。

しかし、情けない若者を生んだ社会を築いたのは、
今のトップ達だ。

そろそろ、自分の事より、自国の若者達のために、
何かを残す事を始めよう。

文化でも、仕事でも、システムでも、想いでも何でもいい。
何かを残す事で、自らの命の存在を
新たに生まれてくる命に分け与える事ができるように感じている。

ほんのちょっとの事を確認するために当事者を集めて、
演説をぶっている会議という名の責任転嫁、いや、責任分配の集まりに出ていて、
なんとなくそんな風に感じてしまったのは、何故だろう・・・(/--)/

 
 
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