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言葉が通じない。
そう思う事はよくある。
勿論相手が外国語を使っているのではなくて、
同じ日本語を使っている上での話だ。
言葉は口に出る事で意味をなすから、
文章を書く上では実際に喋って通じるように・・・
いや、喋りやすいように書くのは、
特にネットで使う文章には必要とされるものだ。
私の仕事は特にそういった気の遣い方が必要だから、
自分が喋るリズムで句読点を打ったり改行するし、
音で聞いて理解できない単語は使う事をやめるのも当たり前。
（ネットの場合はまだ字を読むメディアだから、
文字を見る事で理解できれば気にしないで使っているが(^_^;)）
そういった気遣いを施した文章を、尽く意味不明に聞こえる文章に
書き直すのが、多くの場合仕事をくれる会社の人間だし、
その都度細かく説明しても、聞いてもらえる確率は非常に低く
理解してもらえる事は皆無に等しいのが現実だ。
でも、それはまだかわいい部類。
言葉の持つ感触や空気といった直接心に響くモノを・・・
となると・・・(/--)/
クリエイティブに大切なモノは、快感の演出だ。
文章にも映像にも言葉にも
実は様々な快感を与えてくれる「何か」があって、
それを理解できるかどうかでデキの質が変わるし、
与え方によって魅力を持たせる事もできるのだ。
快感は、主観的なモノ。
しかし、個人が感じる快感と誰もが感じる快感の差が小さい時は、
自分の快感を表現する事で支持が得られる事になり、
その差がとても小さい人が「芸術家」と呼ばれているわけだ。
自分が偉い立場にいると確認したいだけの人間と話をすると、
心底そいつが嫌いになる。
ワガママで傲慢で、他人の気持ちを理解する気も能力もない奴を
私は人間として認める気はさらさら無い。
しかし残念ながら、自分が立っている場所すら見えてない、
中身も何もない、形ばかり一人前の人間に多く出会ってしまうのは
何故だろう・・・・・
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