Club Breitling Members Salon に招待を受けて、
恵比寿まで行ってきた。
この時計は他人がしている所を殆ど見た事がないというのが、
私の中での印象なのだが、会場は見事にユーザーばかり。
(当たり前か(^_^;))
よくぞここまでユーザーが揃ったものだ・・と呆れつつ、
彼らを見ていて面白い傾向に気付いた。
彼らの服装が見事にごく普通のカジュアルだ・・・という事に。
正直言って、安くない時計をしている格好には見えず、
しかも尖った格好をしているわけでもない。
これがロレックスのスペシャルイベントだったら、
間違いなく参加者は滅茶苦茶にドレスアップしているはずだし、
イベント自体はひょっとしたらロレックスより高めとも言える価格帯の時計を
売るために、充分贅沢な演出がここかしこにされているのに・・・・
ユーザーの雰囲気があまりに違い過ぎた。
ここまでユーザーの雰囲気が違う・・という事はユーザー選択が上手く仕組まれ、
その通りにユーザー構築がなされたという事だろうが・・・・
その中に組み込まれた自分がなんとなく?な気分ではある。
そんな彼らの中で思いっきり不思議な風体でいる事は確認できたので、
ちょっとだけ自分のStyleが出来てきたのかな・・・と感じられた事が面白かったが、
なんとなくつきまとう違和感は最後まで残った。
「ブライトリング」は腕にする計器とまで言われる精度を持ち、
1目でそれとわかるほどキラキラにポリッシュされていたりする派手さを持ち、
製作本数が少なく流通数も当然少なく、そのためか値引きも殆ど無く、
おまけにそのごつさと派手さがビジネスユースに躊躇させる時計だ。
こんな時計をする人間はどんなヤツだろう?という興味は凄く大きく、
だからわざわ恵比寿くんだりまで出かけたわけだが、
その興味を満たすような派手な人間が居なかった事が、違和感を持つ理由なのだろう。
そして・・・・
ブライトリングの経営者であったアーネスト・シュナイダー氏が作ったワイン
「ヌシャテル・ブラン・シャトー・オヴェニエ」やチーズ、
そしてアーネストが作ったフレッシュなオリーブオイルやオリーブペーストを楽しむスペースがあったり、
新シリーズの「ベントレー」専用コーナーにはベントレーの実車2台があったりと、
小金持ちの贅沢心を煽りまくるような演出がその違和感をどんどん大きくしていく・・・
でもきっと、端から見たら私も、このヘンテコリンなグループの一員に
入ってるのは疑いようがない・・・・な(/--)/
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