片付けしたら机が出てきて、当然の如く病気が発生した。
そう、ペペロンチーノ病の発生だ(^_^;)
いつも使うディチェコが切れていて、何故かスピガドーロのパスタが有る。
よく一般的な店で使われているリーズナブルなパスタだが、
あまり良い印象は無くって、使った事はほとんどなかったように記憶している。
一個300円近いニンニクを買ってきて、大粒でジューシーなスライスを作り、
鷹の爪&カイエンペッパーと一緒にオリーブオイルで揚げ煮する。
と同時にパスタを茹でるのだが・・・
やっぱり違うメーカーのパスタは茹で方が違うようだ。
アルデンテよりちょっと堅めくらいに茹でて、余熱で良い感じにするのが好きな私にとって、
スピガドーロはディチェコとは明らかに違う上がり方を見せた。
芯の残った形で茹で上げると、そのまま芯が残った感じになり、
ディチェコに比べて弾力性に欠けるがモチッとした粘りのある腰が存在を主張する。
塩分濃度によって茹で上がり方が違うのかもしれない・・と、
塩を少なめにして茹で時間をいつもより長めにするとだいぶ良くはなった。
・・・が、
やっぱりディチェコの方が美味しいように思う。
食材は「慣れ」によって美味しさが増す物。
だからパスタメーカーが違ったら、当然味わいも変わると考えなくてはいけないが、
塩加減とソースの味で、いつもの味が出来上がると勝手に思いこんでいたらしい。
そう言えば、人生においても、何度か似たような事があった。
そんなもんだ・・・と勝手に思いこんだ結果、失敗する・・・
という、「だろう運転」の怖さ。
それにしても、自分で納得して食べる物は、何故か美味しいんだなぁ(^_^)
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