横浜で環状1号線と言われてもピンと来ないが、
青木橋から通町(鎌倉街道)を繋ぐ道の事を指すらしい。
我が家から横浜駅へ歩く時、この道路沿いのを物色するのが面白くて、
「其の弐」等の良い店も見つけていた。
「いりかせ」も勿論この道沿いだが、「いりかせ」へ行こうと誘われた日、
実は凄く気になる店を見つけていたのだ。
「やきとり&BAR 鳥乃膳」
045-313-2151
横浜市神奈川区鶴屋町1-7-19
17:00〜29:00(LO 28:00)
庶民の味方「ペッパーランチ」の隣に、それより派手で眩しい電飾看板をつけた店で、
入口の壁はガラス棚で酒瓶がズラッと並んでいる。
それだけでも興味をそそるのに、「やきとり&BAR」というネーミングが気になった。
バーカウンターなのに焼鳥か?
それともただの洋風焼鳥店か??
興味はどんどんつのり、居ても立っていられなくなって顔を出してみた。
いらっしゃいませ〜
と出迎えてくれるスタッフは皆、若い。
胸にそれぞれの名前をひらがなで書いたプレートをつけ、
黒のチョッキに赤の長い前掛けをしている。
(カウンター内もプレート付き)
無理したら3人座れるベンチシートが5・6個あるカウンターと4人掛けテーブル4つ、
6人掛けテーブル1つに掘り炬燵型テーブルのある個室が見えた。
カウンター内はバーっぽい造りが半分に、
もろ焼鳥屋的な焼き台がアクリルに囲まれて設置してある。
この時点で、BARでは無いな・・・と興醒めするが、問題は味&値段だ。
ざっと見、40人位までは入れそうな店は、若者が大挙して騒いでいたが、
運良くカウンターの端に陣取る事ができて、まずは観察と洒落込んだ。
久保田・千寿(980円)
浦霞(800円)
葱間(2本:300円)
塩漬け玉子 つくね(2本:300円)
ざる豆腐(600円)
玄米炒飯(800円)
これを高いと思うか安いと思うか・・・が難しいが、
横浜駅の近くとしたら若干安い方向に向いている気がする。
一本150円見当の焼鳥は看板に掲げる程の素晴らしさは無いが、
ちゃんと炭を使って焼いているので、香ばしくて美味しいと思った。
千寿が1000円を切るのは横浜では安い方。
そしてその結果、若者(と言ってもだらしなく無い系)を多く呼び寄せるのだろう。
22時台に行ったにも関わらずほぼ満席だった事は、
オープン(2/19)してから順風満帆な航海を続けている事がうかがえる。
「纜」(反町の焼鳥屋)には味もコストパフォーマンスも遠く及ばないが、
明け方まで営業している事にはアドバンテージを感じる。
そういう意味では、
リーズナブルに食事も酒も楽しめる店として大事にしようと思う。
ここのところ外れっぱなしだった新規開発も、
少しずつ可能性が見えてきたようだ。
いつまでも「山田屋」と比べられたら、他の店はたまったもんじゃないしね(爆)
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