テレビのコマーシャルを見ても、コンビニで巻き寿司を見ても、
カウンターで寿司が食べたくて仕方がない。
昨日、あまりに悲しい想いをしたから余計そう感じるのだが、
とにかくカウンターで寿司が食いたいと思っていたら・・・・・
西口の「其の弐」の前に立っていた。
「海華月・其の弐」
045-412-6883
横浜市神奈川区鶴屋町 3-29-11大和ビル1F
[月〜金]朝11:30〜昼2:00,昼5:00〜深夜0:00(フード LO夜11:00,ドリンクLO夜11:30)
[土日祝]昼5:00〜深夜0:00(フードLO夜11:00,ドリンクLO夜11:30)
ダメじゃん・・(;_;)
ここはマトモな寿司じゃなくて変わり寿司が得意なんだよ・・・・
でもカウンターだから、いいか。
最近あまり来てないしな・・・と入ってみた。
夜10時半を過ぎているのにカウンターはほぼいっぱい。
カウンターの中央しか空いてないが、座る場所があるなら良し・・とするか。
客層は若い。
カップルとちょっと合コン風のグループ。
カウンターのみの店らしい客が多いが、若さ故無粋な感じが溢れている。
西口で久保田の萬寿を1合2000円で出す店としては、不景気をあまり感じさせない光景だ。
変わり寿司7カン盛り(1780円)を頼もうか・・・と悩んでいたが、
やっぱりお任せ(10品:2480円)でいく事にした。
八海山(吟醸:1200円/1合)
先付
お造り
煮魚(煮穴子・焼き茄子)
サラダ(甘エビ・山芋)
口変り(ワイン・梅)
焼き物(茸・牛肉)
季節野菜(筍・土筆・帆立)
姫寿司
お椀(牛肉の脂身・スープ)
水菓子(ブルーベリー・ラズベリー・ネーブル の冷凍)
久々に食べた10品コースは・・・
基本的に量が減った。
味は、マヨネーズソースを多用しすぎ。
肉は、恐ろしく量が少ない。
お椀は、出汁が出てない
水菓子は、ただの冷凍果物。
なるほど、若い客ばっかりなわけだ。
味が解らない、ちょっと高めな料金を払う事を贅沢と思う、
若者達が集う店として繁盛しているようだ。
以前客が減った頃、素晴らしく頑張っていたこの店も、
コストダウンと効率化の波を受けて、
高くて美味しくも無い店に変わってしまったのだろうか・・・
板長前の席に座れないから仕方がないが、見た事の無い追い回しが目の前にいた。
彼はドリンク担当で、料理は触らせてもらえないようだ。
なのに、板長とタメ口で話しているではないか・・・・
昔ながらの筋の通った店でさえ、コストダウンと効率化で経営方針を変更する時代、
若者相手の店には板場のしきたりなんて存在しないのかもしれない。
が、これでは、本来この店を楽しもうと思う客も、離れていくだろう。
しかし、この店も「当分来ない店リスト」入りか・・・・(;_;)
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