最近、ハンバーグを食べてないな・・・・
ファミレスには殆ど行かないし、ハングリータイガーも減っちゃったし、
ハンバーガーじゃ、雰囲気が違い過ぎるし・・・・
イメージとしては、白いご飯とハンバーグ。
できる事なら、ハンバーグの上に黄身だけ半熟の目玉焼きがのっていて欲しい。
洋食屋のハンバーグライス、普通は食いそうにないでかいハンバーガー・・・・
帰りのルート上に存在する店舗を考慮しつつ、今宵の食堂を探すのだが・・・
「ウィンドジャマー」の「キャプテンズバーガー」はデカ過ぎで
「梅香亭」の「ハンバーグライス」は今一。
「シェルブルー」は店を閉めちゃったし、「スタア食堂」は客層が悪い。
「洋食キムラ」はボリュームが今一だし・・・
と考えるのも、実は店決めの楽しみみたいな物。
決まらなければ「ハードロックカフェ」か「センターグリル」だ・・・と、
あまりに違い過ぎる最終選択肢を抱えながら歩いていて閃いた。
そうだ!「ロコモコ」を食べよう!!
「The Chart House」
045-641-0307
横浜市中区住吉町3−36
11:00〜24:00(11:00〜14:00ランチタイム)
この店は、ハッキリ言って安い。
そしてボリュームはそれなりにシッカリある。
得意フードはハワイアンでしかも500円から・・というリーズナブルさ。
サーロインステーキでも1200円とくれば、昼はいつも満員御礼となるのもわかる。
珍しいハワイアンビールも揃っていて、悩み多き夜の目先を変えるにはピッタリだった。
久々に行くと、店は女の子だらけ。
店員も替わっていて、同じ名前の違う店に来たような錯覚を覚える。
何か、若者向けにシフトした?
「ロコモコ」500円
「大根とツナのサラダ」500円
それに生ビール(ミラー:500円)を頼んでも馬鹿安ではある。
この金額で味がマトモだったら、若者が侍るのは無理がない。
だから文句なんて有るワケもなく、ハンバーグライス(ロコモコ)の到着を待った。
あれれ?
こんなに量が少なかったっけ・・か?
最初に出た「大根とツナのサラダ」は、太めの拍子木に切った大根もツナも量が少な目で味も普通。
つまりコストパフォーマンスが悪いのだ。
何だか不安な気分になっているところに「ロコモコ」が出てきた。
ちゃんと、ハンバーグに目玉焼きがのって、ご飯の脇にはサラダと薄く切ったパイナップル・・・
しかもご飯の量がかなりあるぞ〜(^_^)
あれ?
思ったよりハンバーグの大きさが小さい。
大きく焼かれた目玉焼きで見えていなかっただけで、
ご飯に対して随分小さめのパティだな・・・・・
でも、かけてあるソースが辛目のお陰で、
ご飯だけ味わうような感じにはならない。
価格を考えれば、文句なんて言えそうにない・・・・・な(^_^;)
ただ、何となく居心地が悪い。
例えばそれは、イスと机の位置関係が悪い・・といった物理的な問題もあるのだが、
そんな簡単な理由ではない何かが、居心地の悪さを生んでいる。
調度品も綺麗で清潔で、センス良く飾られてお洒落な店内になっていて、
客もうるさく騒ぐわけでもないのに、何故だろう・・・・??
それが解らなくて気持ち悪くてずぅっと考えていた。
と、その時男性客が入ってくる。
ダボダボのジーンズをかなりズリ下げた履き方をし、スキンヘッドにタオル地の鉢巻をした彼は、
入るなり私をジロッと嘗め回すように見た。
コッチは一瞬にして戦闘態勢に入りそうな位ムカついたのだが、
ヤツはコッチを無視して奥に入り、店員と仲良さそうに談笑する。
何だか肩透かしを食った気分にもなったが、それで気がついた。
店員が、最初から奥にたむろっていて、無視気味な態度をしていた事。
そしてどことなく、場違いな人間を見るような目つきで迎えた事も。
たぶん店員は、思いっ切りアマチュアな人間だろう。
友達が来れば客を気にしない態度を無意識に取り、
コッチが大げさに呼ばなければ何時までもオーダーを取らない。
そんな態度が、何となく居心地の悪い空気を作っていた・・・と気付けば、
無理してこの店で飲んでいる必要はない。
すぐさま勘定をして店を後にした。
居心地の良い店とは、「スタッフの質が良い」という事に尽きるのかも知れないね。
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