今年の蕎麦って美味しいかも・・・・
そう感じたのは、大晦日には顔を出せない地元の蕎麦屋で蕎麦を食べた時だ。
質より量のノリでやってる蕎麦屋で「おでん」と「肉じゃが」で酒を飲み、
仕上げに「もり」を頼んだ時、いつもの普通の蕎麦が高級店のソレになっていたのだ。
「なんか美味しいね?」
「ありがとうございます。
でも、いつもと変わらないんですよ」
「そうなんだ・・・。
でも、随分美味しく感じるんだよ。
で、もう一枚ね」
「ありがとうございます。
もり一枚追加!
そうだ、新粉使ってるんですよ。
それかなぁ・・・・」
それしかないね。
だって、本当にここの蕎麦はただの蕎麦なんだから・・・・(^_^;)
んじゃ、夜も蕎麦屋で食べてみよう・・・と、
一応石臼(電動)で蕎麦をひいている「桜庵」に行ってみる。
「いらっしゃ〜い。
久しぶりですね(^_^)
久保田?」
「はい、お願いします。
それと『うざく』ね」
「後で『もり』?」
「あはは。
そう、『大もり』ね」
「はい、わかりました。」
「やっぱり明日って大変?」
「勿論。
お店は8時には閉めちゃうけど、出前は明け方まで・・・」
蕎麦屋が一年で一番忙しい日・・・とは聞いていたけど、
地元で人気の蕎麦屋らしく明け方まで出前でやるとは・・・・。
「年越しそば」も「引越そば」も、長いお付き合いを願って食べる縁起物。
ただ、年越しの仕事が毎年のようにあった頃は、
明けで家に帰ってから「年越しちゃった蕎麦」をよく食べていた。
今年は仕事が少ないので「これから年越すぞ蕎麦」をこうやって梯子できるのだが、
休み・・・という気の緩みから酒を飲み過ぎる(爆)
少しばかりヒマができた珍しい年だから・・・と
一合500円の千寿をガバガバといただきましたとさ(ただのノンベェ)
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