仕事納めを毎年行う。
本来この日を最後に仕事を納めるための催しだが、
私の会社にはエンドレスで働く従業員が多数いるので、
本当にただの儀式となっている。
簡単な酒肴とビール等で集まれない仲間達の分まで労を労い、
来年もまた同じように一年が終われるように・・と乾杯する。
まさにそれは、古き良き時代の名残とさえ思えるが・・・。
毎年、この一年よく生き残ったなぁ・・と思う。
そして来年が、さらに厳しくなる事も予感する。
だからそう、感じるのだろう。
年功序列は、儲けばかりを追ったバブルが崩壊した時崩れた。
それに気づけぬ会社は、当然のように崩壊しつつある。
しかしそれは、会社に限った事ではない。
個人の生き方においても、社会の変化に順応し、
かつ曲がらずに走り抜かなくてはいけない・・と感じている。
まだ、雲を掴むような考えでもあるが、
自分の生き方を問うべく、走るレーンを変えよう・・と思っている。
来年になれば否応もなく変えざるを得ない方向を指す標識が現れる・・・
と予感しているからだ。
何はともあれ、今年一年を走り抜いてこれた事を感謝しながら、
会社の仲間達と杯を交わした。
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