海老マヨマヨ海老マヨ〜♪
と誰かが歌っているんじゃないか・・・という催しがあった。
中華料理で海老を使う料理として認知度No.1は間違いなく「海老チリ」だろう。
しかし最近は、マヨネーズを使った海老料理も随分ポピュラーになった。
(勿論テレビのおかげ)
周富徳がよくテレビに登場していた頃、
マヨネーズにコンデンスミルクとジンを混ぜる技を良く紹介していたが、
その甲斐あって「海老マヨ」はCMソングになるほどメジャーとなっている。
「珠江飯店」
045-681-4136
横浜市中区山下町164
11:30 〜21:30(LO21:00)第3火休
この日記でも散々書いたから「またかよ・・・」と思われるかも知れない。
しかし今日は・・・・そう、土曜日。
しかもスタートを19時に設定して、しかも予約無しで現地集合を6人にかけた。
これでありのままの珠江飯店休日版が楽しめるはずだ。
ちょっと早めに着いた人間があまりの混み方に気を回して店の順番待ちリストに入れておいてくれたが、
それでも「一時間待ち」との現実を突きつけられて少しばかり困惑していた。
「それじゃ、時間つぶしにウェイティングバーへ行こう・・・」
「って何処?」
「やっぱ『チョーズプレイス』でしょ?」
「・・そこしかないね〜」
「料理の前にお茶飲んじゃってもねぇ・・・」
席が空いたら電話をくれるように頼んで、7人でぞろぞろとチョーズプレイスへ向かったが、
席について一杯目に口をつける前に「席ができました」と連絡が入った。
誰が1時間だって〜?
とブーたれる奴は一人もいず、あっけにとられるラッキー(チョーズのバーテン)を残して
全員が早足で珠江飯店へ戻る・・・・(^_^;)
7人というパーティー用の席が上手い具合に空いた・・とかで驚異の13人抜きを果たした一同は、
もう「海老」しか頭の中にない・・・といった表情で席についた。
「車海老のチリソース煮」(車海老14匹:4900円)
「千島汁大蝦球 」(車海老22匹:8800円)
「車海老と香味野菜の炒め物(塩味)」(車海老13匹:4550円)
「季節野菜の炒め物」(青梗菜:1500円)
「コーンスープ」(1300円)
「蝦餃(海老入り蒸餃子)」(4×4個 2240円)
「海老の威化紙包み揚げ マヨネーズ添」(3×3本:2070円)
「五目炒飯」(2人前:1600円)
「青島ビール」(9本:4950円)
「ジャスミン茶」(200円)
まさに一気にオーダーする。
例によって、店の人から
「海老ばかりですが、よろしいのですか?」
と尋ねられるが、皆でそろって
「い〜んです(^_^)」
と答える。
そりゃそうだ。
今日は、皆で海老を食べに来たのだから、
それ以外の物は殆どいらないくて当たり前。
あまりに野菜が無いので「季節野菜の炒め物」をオーダーし、
スープと炒飯を申し訳程度に頼んだだけだった。
最初に出たのは「車海老と香味野菜の炒め物(塩味)」だったが、
何処に香味野菜があるんだ?と悩む程香味野菜がのってない。
これじゃ、ただの車海老の塩味炒めだ・・・と思ったが、全員その車海老の美味さに文句無し。
ソレをあっという間に食べてしまう間に「車海老のチリソース煮」が出た。
「美味・・・・」
「これは・・・・・」
「・・・・・」
「こんなの食べた事、無いッス・・・」
そしてまたもや、あっという間にそれぞれの胃袋に2匹ずつ車海老は消えていった。
ベーシックな一皿の場合、車海老の数は6匹。
今回は人数に合わせて車海老を追加したため、どうしてもソースやその他の具が少なくなってしまう。
これが意外に失敗だ・・・と感じたが、もう皆は止まらない。
次は何だ〜という意識が膨れあがったところに、今回のメインイベント
「千島汁大蝦球 」(車海老のサウザンアイランドソース炒め )の登場となった。
正直なところ、ホッとする。
作り方を見ると、さすがに休日バージョンだと感じるが、車海老は間違いなく美味しい。
自信を持って紹介した物が「海老マヨなんて〜」と言ってる人間の認識を変えてくれ、
わざわざ遠方より足を運んでくれた意味を持たせてくれた事は、やっぱり嬉しかった。
好き嫌いもあってその後、お代わりをする方向性が2分(マヨ系vs塩系)したが、
一人平均車海老7本は良く食べた〜と呆れを通り越して感動的でもある。
(炒飯やスープ、蒸餃子や巻き揚げまで食べた上でそれだけ食べた・・・・(爆))
コレが良い・・と、複数の人間が認める事は凄い事。
美味しいという簡単な事実でさえ、全ての人間にそう言わせる事は不可能だと思う。
だから、多くの人間が美味しいと思う物は高価になり、美味しいと思わせるためにも高価になるのだろう。
この日の会計は、サービス料を込みにして一人あたり5000円ちょっと。
コレが高価かどうかは食べた人達が決める事だと思うが、
ビールを少しだけいただきつつ腹一杯食べての5000円ちょいは、
私にとってすごく安い・・と感じられた。(参加した人達にとってはどうだったろう・・・?)
残念なのは、このレベルの食事はそうそうできないって事だろう・・・か(^_^;)
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