朝、動けない・・・・。
部下に連絡して、午前中を休む。
(どうしてもやらねばならぬ仕事があるため、完全OFFにはできない)
何も食べたくない状態でも食べるクセはついているが、今日は腹痛が凄くて食べられない。
とにかく、大腸が働いていない感じがする・・・・。
で、トイレとお友達状態になってしまい、ゆっくり眠る事もできない(;_;)
午後、客が一人来るので、食べられそうだったら客を帰してから何か摘む事にする。
まぁ、2日位食べられなくても平気だから、どうにかなるだろう・・・と気楽に構える。
昨日は熱がひどく、それでも無理をして出社したから、その影響が出ているのだろう・・・。
残念ながら、一晩寝ただけでは回復できなかったがから、寄る年波には敵わないって事か。
昔、週に2日必ず完徹をしていた頃、食いだめ・寝だめができる体質になった。
それはOA(オンエア=放送)の仕事を担当していた時の事だ。
私は木曜日の生番組(2時間)を担当していたが、それ以外に水曜日の15分コーナー2つと
金曜日の10分コーナーを1つ担当していた。
そのパターンは、例えばこうだ。
月曜日:VTR取材を2〜3本、そして帰社してからそれの原稿作成をしつつ
水曜日分の原稿書きと字幕原稿の提出を行う。(8:30〜26:30)
火曜日:VTR取材を2〜3本、そして帰社してから水曜日分の編集作業と原稿作成。
水曜出演者との内容打合せを挟んで可能なら効果さん(音楽等を付ける仕事)
と水曜日分の打合せ。(8:00〜34:00)
水曜日:取材のアポ取り、原稿作成、字幕原稿の提出等をしながら、スタジオ立会。
(場合によってフロアマネージャーも兼務)もしくはVTR取材。
その後ひたすら木曜日分編集(6〜8コーナー分)するも、木曜出演者との打合せも行う。
可能なら効果さんとも。そして放送準備(スタンバイ=原稿、編集済みテープの内容確認&
時間計測、字幕の確認など)を進めつつ、編集作業を並行して行う。
AD(アシスタントディレクター)と作業分担しなくては難しい作業だが、
編集作業の時間によっては家に帰れる余裕が生まれる。(10:00〜31:00)
木曜日:出演者と最終打合せ、技術打合せ等の後、生放送のディレクション。
放送終了後、出演者と参加できるスタッフで食事を取りながらの反省会&次週の打合せ。
金曜日分の原稿作成と編集、翌週の木曜放送の内容についてのラテ原(新聞のテレビ版に
書き込まれる文字用原稿)の作成・提出。そして、金曜出演者との打合せを経て、翌週木曜の
番組構成と取りかかれる原稿作成を行う。(10:30〜26:00)
金曜日:取材のお願いと電話でできる取材をメインに行い、3週間先までのスケジュール調整と
スタジオ立会と番組企画会議を行う。その後、取りかかれる編集作業があれば編集。
(資料映像等、取材に行かなくても編集できる物はこの日に編集)
場合によって、VTR取材にでかける。(10:30〜23:00)
業界関係者であれば良くあるパターンだと理解できるスケジュールだが、
ADとの二人組でコレをこなすのはかなり大変な事も理解できるだろう・・・。
早く帰れそうなのは金曜だけ。
月・火・水、特に火・水は完徹になる事が多かった。
水曜は本番当日なので、できれば明け方でも家に帰って、
シャワーを浴び、着替えてまた出社したい。
そして寝過ごす・・という恐怖も睡魔に負けて、ほんの少しウトウトする事もあった。
それでも、週末だけは休みたい・・という感情はあるので、こういった体制を組むのだが、
スポンサーや取材対象の理由でこの通りに取材ができないと週末は潰れてしまう。
要は、クッションとして週末をあてているだけの事で、週末に出てきて編集したり原稿を書く事が
結果的に日常化するのは当然の帰着となってしまった。
だから、今日は何も入ってない・・・と言う日になると、とにかく寝る。
連続20時間寝て、自然現象に耐えきれずに目が覚め、用を足し食事を取ってまた寝る。
そしてまた20時間後に目が覚め・・・・
自分でも呆れるほど、長時間寝続ける。
起きた時の時刻が理解できない程の長時間で、そしてまだ寝られる・・となれば
いくらでも寝続けてしまえる・・・・。
そして悟った。
人間はある程度「寝だめ」が効くって事を。
(体力を復活させるだけの事だが・・)
食事は全部出前、平均睡眠時間は4時間。
その結果、私の肝臓はフォアグラとなり、
2日位の絶食に耐えられる内蔵脂肪が蓄えられる事となった。
この2日間で2食しか食べていなかったら、2キロ近く体重が減った。
結局私の体質は、その頃から何も変わってないらしい・・・・(^_^;)
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