毎月15日は「亀の会」だから、仕事を早めに切り上げて「七福」へ。
久々の野毛は、何故か妙に閑散としていた。
七福
045-231-5668
横浜市中区野毛町1-6
連休明けだからだと思うが、こっちとしてみれば有り難い。
野毛はオヤジ達の街で、ウルサイのは当たり前。
だから、野毛で静かに酒を楽しめる事は、滅多に無い贅沢だと言えるのだ。
久須美酒造の「亀の翁」は、7月製造分から瓶の色がグリーンに替わった。
味は・・・相変わらずの優しさとサラサラ感があって芳醇。
そして、後味の酔い心地も変わっていない。
店の入り口にデンッと構えて置いてあったせいで、私の様な客も増えたのだろう・・・
最近は、亀の翁の他にも数本(久保田・万寿とか)が並ぶようになった。
亀の翁(720ml 1本)
越の初梅(720ml 1本)
越の寒梅(グラス)
越の景虎(グラス)
鰺の刺身
味噌きゅうり
肉豆腐
かき酢
河豚の唐揚げ
焼鳥盛合せ
といったオーダーで会が進む。
今回はニューフェイスが1名参加し例によって飲み比べも行う事になったが、
彼は日本酒自体をあまり飲まない・・・と言う。
その彼も「亀の翁」は美味しく感じるらしい・・・
スルスルッ・・・とグラス一杯を飲んでしまった。
お〜い、今日の割当は一本だけだぜ?
もったいな〜いという他のメンバーの気持も知らずに一言。
「美味いっす」
まぁ・・いいかぁ〜(^_^;)
美味しく飲んでくれたんなら。
後は呑み比べで「越の寒梅・別撰」を飲ませながら、こっちは「越の初梅」。
「亀の翁」の後でも美味しく、しかもしっかりと味も感じられる素晴らしい酒をいただいた。
話をする時は、酒はやっぱり主役にはなりきれない。
だから、話を圧倒するような酒は、誰かと一緒に飲むのには適さない・・とも思う。
でも、味わいながら、愛でながらの飲食は、味を化けさせる力も持っている。
だからつい、誰かを巻き込みつつ飲み食いするクセがついているのだ。
今宵は、若者の話を聞きながら、爽やかな酒を楽しめた。
それが今日一番のご馳走である事は、言うまでも無い(^_^)
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