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「中華街で、休みの日に美味しい店って知りませんか？」
これは難問だ・・・
そう考えても難問だ・・・・
何故なら、休みの日の中華街には寄り付かないから・・・だ。
パターン(1)
・人が多い
・店は混む
・店の人が疲れる
・料理もサービスも投げやりになる・・・・
パターン(2)
・人が多い
・店は混む
・無理してランチメニュー等のお得メニューじゃなくても
オーダーはいくらでも入る＝稼ぎ時
・単品の食事だけの客は稼げない＝有り難くない
パターン(3)
・人が多い
・店は混む
・常連客を特別扱いする余裕がない
一番多いのが(1)のパターンだが、高級店は(2)、常連として扱ってくれる店ではたまに(3)がある。
で、こんな日に行く方が悪い・・と自己完結しているのだが、尋ねられたら気にはなる。
休日でも、味が落ちない店はあるはずだ・・・と。
有名な高級店（「聘珍楼」等）は、基本的に普通の日でもサービス料まで取る殿様商売だから、
味も同じ・・・と言うより休日に材料を揃えたりしている。
しかし、高くて美味いのは当たり前。
それじゃ、ちっとも面白く無い・・・・
普通の店で態度を変えない店が一番なのだが、これは調べるしかない・・・・
と言う事で、仕事漬けの休日にメチャ混みの中、中華街に繰り出した。
でも、すぐには店に入らない。
常連店もそうでない店も、どんな状況か・・を確認してから入る店を決める予定だ。
で、休日の中華街ウォッチングをしてみるが・・・・・
ばっかやろう・・・と叫びたくなる程の人出。
小雨が降っているから仕方が無いが、ただでさえ狭い裏通りに傘が障害物として行く手を阻む。
何故ココが？
と首を捻りたくなる店にも行列ができ、
ここは美味いはずなんだが・・・という店が空いていたりする。
それは当然の事と想像していたが、想像外だったのは待つ人達のマナーの悪さ。
列を作るなら一列になればいいのに、２列縦隊になったり斜めになったり・・・
そしてその列を気にせずに店の前で立ち止まって、道を塞いだまま喋っている行く先の決まらない客・・。
やめた！
むかついた！！
美味しくて空いている店に入ろう！！！
「保昌」
045-681-4437
横浜市中区山下町138
11:30〜14:30、16:30〜21:30（LO20:30）
土日祝11:30〜21:30（LO20:30）
木曜定休
ここは、よく行く味も良い店の一つ。
で、行列もできずに、今日は空いていた。
観光客を押しのけ、水たまりの上しか歩かせてくれない無神経さには
少しハネを差し上げるように歩いて、店へ飛び込んだ。
ここでのお気に入りは「カレー」だ。
昔はメニューに載っていない裏メニューだったが、現在はちゃんとメニューに載っている。
玉葱と牛肉の固まりがタップリのって、味付けは豆板醤などを使った中華風味溢れるモノ。
そして勿論、中国調味料がカレーに合う・・と理解させる美味しさがある・・・
しかし今日は、調査も兼ねている。
だから、メニューに載っていないモノを頼むのだ・・・。
で、オーダーしたのは「湯麺」
そんなモノが特別メニュー？
と言わないで欲しい。
これはれっきとした裏メニューで、普通の湯麺とはまったく違う物なのだ。
豆板醤等の各種醤を使って味付けしたオレンジ色っぽいスープに、
野菜がタップリ入ったスペシャル麺。
辛すぎず、塩味もまぁまぁで、寒い日にはオススメの一品でもある。
で、食べてみたら、味は勿論いつもと同じだった。
発見！
休みの日も美味しい店(^_^;)
今のところ、「保昌」「重慶飯店本館」は勧められる・・・と。
（間違えても、新館とか別館には行かないように）
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