明日朝の会議に間に合わせる書類を作り出したのが、会議が終了した20時頃。
もちろん下準備はしてあった・・とはいえ、それ専門にやっているわけではないから覚悟した。
こりゃ・・朝かな・・・と。
仕方が無いので、会社の傍のミニストップへ行く。
簡単な物を入れとかないと、効率が落ちるだけ・・・と。
しかし、やっぱり・・と言うべきか、サンドイッチも御握りも在庫が無い。
で、仕方なく調理品をオーダーする事にした。
何故、仕方なく・・なのかと言えば、トラブルが起きる可能性が高いからだ。
調理品はオーダーに応じてレジの奥で調理してくれる美味しい物。
だから値段のワリに美味しくて好きなのだが、そこに人の手がかかるためにエラーも起きやすい。
おまけに(以前にも書いたけど)この店は、レジにいる「ある女性」に問題があるのだ。
最初行った時、彼女はレジを打つのにオロオロし、挨拶もできず、
オマケにふてくされて睨まれたりしたのだ。
まぁこっちも、オープンしたてのお店だから、慣れていない事は百も承知。
で、気にしないで腹も立てなかったが、それだけで済むわけはなかった・・・
「え・・と、タコ玉(小振りのお好み焼き)と、パストラミのパニーニを」
「は、はい・・ タコ玉ですね」
「あれ?いつもとパッケージ違うけど、タコ玉?」
「そうです」
その日は会議が長引いて、食事をする時間が取れなかった。
だから、ミニストップまで走っていったのだ。
そしてデスクに帰って袋を開けた時、変だと思った時すぐ確認すべきだと悟った。
そこにはオーダーした物と違う物が入っていたのだ(しかも買った物よりかなり安い商品)
購入するのにもあせっていたほど時間が無かったから、
違う物でもいいや・・と思いそうになったのだが、何だか無性に腹が立ってしまった。
違うんじゃないの?・・と確認したのに・・・
そう思うから許せなかった。
「すいません、買ったものが違うんだけど?」
「・・・エ? 何ですか?」
「コレはタコ玉じゃないですよね?」
彼女は何も言わず、袋の中身を見た。
そして黙っている。
「レシート見てください。
私はついさっき、ここで、貴女から、タコ玉とパニーニを買いましたよね?」
何も言わずじ〜っとレシートを見ている彼女。
そしてぼ〜っとしたまま、何のアクションも起こさない。
「さっき私は、『これはタコ玉ですよね?』と確認しましたよね?
そしたら貴女は『はい、そうです』と答えましたよ」
まだ、無言で立ち尽くしている・・・・
その雰囲気を察して、店の奥から若い兄ちゃんが飛び出してきた。
「すいません、どういたしました?」
「いや、さっきオーダーしたものが違ってたんだんだけど」
「それは申し訳ございません。」
そこまでいってやっと彼女が動きをみせた。
「これですよね?」
と、調理前の商品を手に取る。
そこにはネギチジミとタコ玉があって、見た目は類似しているからどっちだか解らない。
多分それはネギチジミだろうと思われたが、中身の確認なんてできるわけはない。
で、余計にムカッときた。
「私は『タコ玉』を買ったんです。
それが何なのか私には解りません!
売り物の確認はそっちでしてください
時間が無いので、早くしてください!!」
そう、彼女は、自分が間違えた事を理解できないでいただけでなく、
買い手側に品目の判断を求めてしまったのだ。
私はお店の人ではないのだよ・・・と言いかけたがやめた。
ここまで言っても、自分のミスに気付けない人なのだから・・・・。
自分のミスに気がつけない人はケッコウ多い。
特に表面的に表れないミスについては、尚更の事。
だが人間は必ず何かしらミスを起こすもの。
だから、ミスを起こす事については当たり前の事だと思っている。
しかし、ミスに気づいた後の処理と態度については、本人の問題だ。
その時こそ、その人間の本質が表れる・・とさえ思っている。
ミニストップに於いては、彼女のレジには行かなければ良いし、
彼女しかレジに居なければ、調理品をオーダーしなければ問題ない。
だから、大した事はない・・のだが、それでも調理品をオーダーする機会は大幅に減った。
「カツサンド(パニーニ)とグラタン(揚げパン)を・・・」
久々の調理物。
180円+120円の安上がり間食。
これで今晩を乗り切るベースはどうにかなる・・・。
番号を呼ばれて袋を受取り会社に向かう。
と、以前の悪夢が蘇った。
この袋、2つ入っているはずなのに、やけに小さい・・・・
その場で袋を開けると・・・・
やっぱりパニーニしか入ってない。
注意してたんだけどなぁ・・・・
この間の彼女じゃないから・・と気を抜いちゃったなぁ・・・
やっぱり俺も、進歩しない・・・・(;_;)
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