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Malt Crazy
道楽もほどほどに
日記的雑感
 
 

スープカレー「らっきょ」

久々に暑い夏・・といった感じの猛暑の中、横浜市がエアコンを28度設定(省エネ)し、
ノータイで働くようにした・・と報じられた。

役所がノータイ&軽装で・・というのは、最近の暑さを考えれば悪くないと思える。
大体こんな猛暑の中でネクタイにスーツを求めるからこそ、オフィスのエアコンは冷えるのだ。
涼しい格好で働ければ、少しばかり設定温度が高くても耐えられる。
そして扇風機で風を回せば、さらに快適になる・・・だろう事は想像に難くない。

そして、食べる物を工夫する(辛い物を食べる等)事でも、暑さをあまり感じない方法論もあるのだ。


暑い日はカレーが食べたい・・・。

辛いだけじゃダメ、美味くなくては嫌だ。
そんな風に感じるともう、私の頭の中はカレーだらけとなってしまう。

気温が28度を超えると「鰻」が食べたくなる・・というデータがあるが、
カレーは寒い時でも暑い時でも食べたくなるから始末に悪い(^_^;)


中華街では「同發」「保昌」「北京飯店」等がカレーを出してくれるが、
いずれも懐かしい味&中華風の味付けで、何だか別物の気分にさせられる。
かと言って、「シタール」「ティフィン」(インド料理)や「カランボ」(スリランカ料理)等の
本格的な物も今日の気分ではない。

普通のカレーで・・となると、「オックス」「パザパ」(カレーランチ)
辺りしか思い浮かばないが、元町は月曜で休み・・・でだめ。
中華街・元町近辺は全滅じゃん・・・と思いながら、大桟橋付近の「サンアロハ」・・・とも思うが、
あそこは質より量といった感じで今一食指が動かない。

散々悩んだあげく「ロイヤル・ホスト」で夏によくやるカレー・フェアにでも行こう・・と思った。
(今年は、「選べる2種類のカレー&カレー」というフェアがあり、5種類のカレー《ジャワ風ビーフカレー
 ・カシミールカレー・夏野菜のカレー・シュリンプカレー・ヨーグルトチキンキーマ》から2種類を選べる
 セットがあるとか。 もちろんナンもある)

で、関内駅の側にあるロイホに向かったのだが、駐車場に車を停めて歩き出した時に見えた光景は、
入り口にまで達する「わかな」(鰻屋)の順番待ち行列。
土用の後だから「鰻」と考えるのも短絡的だが、この列を見ても待つのかね・・・と少し呆れる。
が、待っても食べられるのなら食べたいカレー屋があった事を思い出した。


「らっきょ」

横浜市中区太田町5-62 商栄ビル1F
TEL.045-650-2122
11:00〜23:30 無休


ここは札幌でブームになったスープカレーの店。

友達から教えてもらったのだが、カウンターの中には可愛い男の子が何故かナイスバディで給仕している・・
とワケの解らない情報も添えられていた。

勿論、札幌「らっきょ」の姉妹店だから、正統派北海道スープカレーが食べられるはず。
と言うのは、実は行こうとして客がいっぱいで入れなかったり、既にカレーが売り切れで食べられなかったり・・と
今まで一度もここのスープカレーを食べるチャンスに巡り会えなかったのだ・・・(;_;)
(だから、待っても食べてみたい・・と思った)

思い立ったが吉日。
こりゃ、行くっきゃないでしょ(^_^;)

という事で店に行ったら、どうにか座れる程度の混み方。
ヨシッと心の中で声を上げながら、空いている席に陣取った。
(店はカウンター席しか無く、12人座れたらいいところ)

野菜カレーに挽肉とにんにくチップをトッピング(700円+150円×2)してもらい、
ライス(200円)とビール(390円)をオーダーした。


丼に入ったカレーが、まさにスープ状でサーブされる。

具の野菜は別に煮ておいた物を合わせた感じがするが、色々な具を扱う以上この作り方は仕方がない。
スープ状のカレーは「アルペンジロー」の物と大差無く、具の大きさは迫力があって良い。

ご飯をスプーンですくってカレーの丼に突っ込み食べる形が一番楽だが、
期待していた程の美味さは感じられず、「アルペンジロー」と比べると好みの差で「らっきょ」の負け。

ただ、勿論、美味しくないってわけじゃない。

スパイスの多さも感じられるし、塩加減もなかなか良く、量も悪くない感じだ。
辛さは、最初という事もあって「普通」を頼んだが、7倍以上もあるらしく辛さフリークも押さえている。
ただ、生ビールがいただけなかった。
グラスはカレーを邪魔しない程度に小さめで良いのだが、泡も立たず気の抜けた感じで出された。

コレがその後の味のイメージを大幅に下げたのは、やっぱり飲む事が好きな私の悪い考え方かも知れない。
しかし、店で出す物全てに気を使えないなら、それぞれの料理もどっかしら妥協があって当然と考えるから、
あながちこの考え方が間違っていない事も、実績として私の中にはある。


いずれにしろ、食べてみたかった物が食べられて、幸せを感じられた。

初めて食べた状態で全てを判断すべきでない事は「KOTOHOGI」の例でも明かだから、
また今度、違う食べ方もしてみよう・・という気分になっている。


しかし、たった一人で給仕していたカウンターの中の男の子は、
間違いなくボディビルダーだろう?と言いたくなるような体格だった(爆)
(あのムキムキの身体を見ても、食欲は落ちないのかなぁ・・・>来店諸氏)

 
 
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