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Malt Crazy
道楽もほどほどに
日記的雑感
 
 

亀の会通信7月

待ちに待った「亀の会」が到来した(大げさだ(^_^;))

いつものように「七福」に行き、いつものように最初から「亀の翁」を頂く。

「最初にコレだよね」と塩を出してくれる店の人は、少しだけあきれ顔。
コッチは、貴重な酒を独り占めしないように、最初から本命を味わうだけの事なんだが。


勿論、「塩」だけで飲み続けるわけじゃない。
頼むつまみは「一夜干しの炙り」「厚揚げ」「きゅうり」「肉豆腐」「串揚げ」と
ほぼいつものメニューに落ち着くが、どれもが美味しさに溢れていて浮気できないだけなのだ。


毎度飲んでも美味しいと感じる酒を飲みながら、会員が一言呟く。

「この酒飲んでから、色々な酒の味がよりよくわかるようになった」・・と。

原点を一つ作る事で、判断する能力は増大する。

本物を知っていればイミテーションやコピーがすぐ見抜けるようになれるから、
基準となるモノをどれに決めるかが、実は一番難しいと思っていたりする。

先日「KOTOHOGI」で飲んだ「春の宵」がなかなか秀逸だったためか、
今日の「亀の翁」の味は少し物足りない。

穏やかで優しいこの酒は、最高・・と表現するより
「私にとっての判断基準点」になっている・・・と感じさせられた。
(勿論、美味しくて、幸せになれる事は間違いないのだが)


彼のように私も、この酒を飲むようになってから「さらなる出会い」を
好んで求めてしまうように感じている。

それは「KOTOHOGI」で「日本酒はないの?」と尋ねさせる気を起こさせたし、
一見の店でもずうずうしく貴重な酒を所望させる行動に表れてしまう。


味が解らなくなる頃を見計らって、店の人がお薦めの酒を持ってくる。

前回はそれで「越の初梅」に出会えたが、今日は「深雪の里」という雪中貯蔵酒がやってきた。
(この店の人は、雪中貯蔵酒が好きなのかね?)

勿論初顔に酒見知りなんてしやしない(爆)
当たり前に注いでもらって飲んでみた。

+5という表示もさる事ながら、かなり甘い味付け。
そして貯蔵酒ならではの円やかさが、飲み口を優しく刺激した。

これもまた、楽しい酒だ(^_^)

例えて言えば、もうすぐ40に手が届きそうなクセに、外見はちっともそう見えない良い女が、
休みの日に膝枕してくれているような感触・・・といった感じか(なんじゃそりゃ?)


色々あった先週の事を忘れるために飲むわけじゃないが、やっぱり寂しくて杯を重ねたのは事実だった。
しかし、幸いにして素晴らしい酒との出会いが多く、深酒するより利き酒してばっかりだった事も事実。

淋しさに彩られた酒は、決して甘くは感じない。
苦しさに支配される飲み手に、繊細な味の区別なんてつくわけもない。

だから、利き酒を楽しめるって事は、うまく事実を昇華できたのだ・・・と安心してもいる。
とにかく飲ませろ〜という気にはとうとうならなかったから・・という裏付けもあっての事だが。


もっとも今週末には人間ドッグがあるので、明日からは休肝モードに入るつもり。
だから、今日はしっかり飲んでしまおう・・・。(と言って、しっかり飲むヤツ)

ロイヤル・アスコットでのモルト談義も外せないし・・っと(^_^;)

 
 
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