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なんとなく夏の雰囲気が漂い、それでも外の風がまだ気持ち良い・・と感じる。
こんな日は外でメシが食べたいから、元町の「パザパ」に行く。
CAFE PAS'A PAS
横浜市中区元町1-50 モトマチパセオ1F
045-651-5070
11：00〜21：00（LO20：30）
オープンテラスのある店自体がまだ少なかった頃から元町にあったこの店は、
我がケンタウロス・ショップの手前にある喫茶店で、メンバーもよく利用しているらしい。
外に居て気持の良い季節に利用するのは大好きだが、
あまりにのんびり出来てしまうために昼食には向かない・・・と思っている。
しかしそれも、仕事の空気に気持ち悪くなってしまった時は、別だ。
強引でも気分をシフトしリフレッシュするには、これくらいの変化が必要だったりする。
サンフランシスコのベーグル屋の前に、無造作に置かれた椅子と机。
歩道の一部を占領しながら、そこでコーヒー＆ベーグルを食べる姿が気持ちよさそうに見えて以来、
横浜でそのような店が無いか・・・と探し廻ったのは1996年の頃。
それは、香港のように道を占領して設置される食卓とはまったく違った楽しさ。
溶けたチェダーチーズとトマトを挟んだベーグルの味も衝撃的だったが、
空気と時間を楽しむスタイルが妙に素敵で、忘れられなかったから・・・なのだ。
クイーンズイーストのコンコースに疑似オープンカフェができた頃から、
横浜にもボツポツとそういった感じの店が増えていく。
（現在は、増殖したスターバックスがその一端を担っている）
でも、私の中で「パザパ」は、別格のポジションをキープしていた。
ショップが現在の場所に移動してからは、遠来の仲間とビールを飲んだりする事も増えたが、
（鈴鹿の住人と一緒に飲んだのも「パザパ」だったっけ）
この昼の一時の楽しさは、仕事中のアクセントとして必要不可欠のもの。
感情的な逃げ場所として、ちょうど良いポジションがそこにあるのだ。
少し曇り気味で１時近いからか、オープンテラスは独り占め状態。
半端な空調のおかげで蒸し暑く感じる店内に結構客が入っているのが不思議だが、好都合。
こっちは食後のシガリロを楽しむ為にも外でなくてはならないのだ。
お洒落な喫茶店のランチメニューだからか、
サラダやサンドイッチといった軽めの物が揃っていて、当然客は女性が多い。
そんなもんじゃ足りないだろ・・・と良く言われるが、カロリーヘビーなカレー（750円）があるから問題ない・・・(^_^;)
今日は夏野菜（茄子・南瓜・ししとう・パプリカ）をメインとしたカレーで、
プレートにカレーの入ったカップとサラダとライスが乗った形でサーブされた。
（＋コーヒーで900円）
気持の良い風は湿気を忘れさせ、
食後のパルタガスとコーヒーは、心を穏やかにシフトしてくれる。
ゆっくり時間を楽しむようなランチは、ここのところご無沙汰だったと気付くあたり、
相当色々なモノに追い込まれている証拠だろう。
今週末は、南へ行く。
一足先の夏は、溜まった澱を汗とともに流してくれるだろうか・・・。
酒だけは合わなくても大丈夫・・・・・・らしい。
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