今月いっぱいをもって退職する人の歓送会があって、元町のカプリチョーザに行く。
カプリチョーザ 横浜元町店
横浜市中区元町1-31 ラ・スピーガ元町2F
045-664-1733
11:30〜22:00(LO) 無休
若い頃(質より量の時代)によくお世話になった店。
まだ、本格的イタリアンが日本に殆ど存在しなかった頃からあった「伊太利亜飯店 華婦里蝶座」は
本多征昭 氏(故人:大阪博覧会イタリア館シェフ)が創業した伝説のイタリアンレストラン。
本場の味と量を安価で提供するカジュアルイタリアンとして人気を博し、
昭和60年にフランチャイズレストランとしての展開を始めたのが今の形の「カプリチョーザ」だ。
味はともかくその量が凄い。
昔はよく食べに行ったが、一皿を二人で分けないと食べられない・・・という記憶しかない。
で、最近は、昼飯に少人数では好きな物が食べにくい事から、足が遠のいていた。
(現在は、一人用のランチセットがある)
20数名の参加者を集めたパーティーは、飲み放題の酒の力を借りて盛り上がる。
カルパッチョ・ガーリックトースト・ブルスケッタ・シーザーサラダ・ムール貝のトマトソース
と大皿料理が出てから、パスタ3種・ピザ2種が出そろった。(一人4000円見当)
ビール&ワインでヘロヘロになりながら、こってりとしたソースのパスタはさすがに重く、
やっぱり量は凄いモノがある・・・と改めてビックリする。
そして案の定、トマトソースのパスタを大分残しながら、3種のアイスクリームとケーキのプレートを
コーヒーを啜りながらつついてお開きとなった。
「あの・・・ ジュエリー屋さんですか?」
私のリングを見て、そう声をかけた女性がいた。
この日は、午前中に別用があって、ケンタウロスの正装で参加したのだが、
面識の無いセクションからの参加者には、総務部所属だと思われなかったらしい。
元々、ラフな格好の人間が多い社内いいるから・・と言っても、違う職種に間違われるのは
いきすぎた装飾品の数のせいだ・・と解っているが・・・(^_^;)
元々、中途半端な事ができない性格だから、
一度始めてしまうと納得できるまで行きたくなってしまう。
エンジンはレッドまで回さないと気がすまないし、酒は潰れるまで飲む。
装飾品もアッという間にリング6本ブレス2本となってしまった。
(また、気になるリングを見つけてしまって悩み中)
でも、どっかでそんな風に声をかけられる事を、楽しんでいる自分がいる。
色々な職業に間違われる(美容師に間違われた事もあった)事は、他人から見た私のイメージが解って面白い。
ミステリアスな風体はそれだけで楽しめるし、コチラの意図するところでもあるのだ。
着る物は、慣れる事で似合ってくるモノ。
身体に合わせて仕立てたスーツも、着慣れなくては似合わない。
だから、ファッションで人となりを判断する(される)事は当たり前だし、
ワークウェアが一番似合うようにもなってしまうのだろう。(一番長く着ている物になる・・・から)
結局私が、40を過ぎてもジーンズが似合っていたい・・・と思うのは、
サラリーマンという生き方がどっかで嫌いだからかも知れない。
「俺?・・・・ 総務の人」
と言った後の彼女の表情が、
実は一番見たかったりしているのだが(^_^;)
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