「昨日、気になった店があるんだけど・・・・・・行かない?」
と聞けば、同行する二人は勿論・・と言う顔をする。
そうさ、あの「杜記」へ行きたいのさ。
「杜記」蘭州料理・刀削麺
横浜市中区山下町 中華街・市場通りの八百屋の脇を関帝廟方向に入って右側。
(台南小路という提灯が出ている通路沿い)
11時半〜15時 17時半〜22時 火曜定休
店はラーメン専門店のような造りで、カウンター席10人程度・テーブル席に8人位が座れる狭い店。
昼は、担々麺・焼豚麺・牛バラ麺・ジャージャー麺(全部700円・ご飯一杯サービス)の4点だけ。
で、3人は担々麺を除く3点を各々オーダーしてみた。
大きめな麺の元を両手でグイグイと捏ねてから、釜に向かってスクレイパーで削って飛ばす。
見事にポンポンと飛んでいく「きしめん」状の物体。
どんな味になるのか興味と期待がどんどん膨らんでいく・・・。
大体、蘭州という場所が想像つかない。(西安より山奥とは、調べて解ったが)
だから、どんな味なのかも解らない。
一番ベーシックなスープだろうと思って頼んだのは「焼豚麺」。
出てきた物は、煮豚のような焼豚が4枚乗り、
幅広で短い麺(と言うより短く千切れてしまった麺)がタップリ入った物だった。
何処かで食べた事がある味だな・・・・・と記憶を辿っていると、
「これってスイトンだ」という同行者。
そうだ、食べた感触が「スイトン」に似ている。
最初食べた時のイメージは「饂飩」だが、短い麺が「スイトン」を想像させるのだ。
スープは、モチモチした饂飩に近い麺に合わせる為に少し塩が強くなっているが、
概ね美味しいと言って良い味に感じる。
で、他の2品をちょっとずつ味見してみると、ジャージャー麺は一歩間違えればミートソースで、
牛バラ麺はかなり唐辛子と香菜の効いたパンチのある辛目の物だった。
全体的に辛目であり唐辛子も良く使うから、四川料理を想像してもらえば良いかも知れない。
こりゃ、久々のニューカマーとしてはヒットの部類だ。(但し68点位だが)
今度は夜、どんな料理があるか行ってみよう。
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