一緒に居たい人がいる。
その人とは一緒に居られない理由がある。
お互いが一緒に居る事を求めていながら、
それが適わない事を知っていて、それでも会わないではいられない。
どうしてこうなってしまったのか・・・・知っている。
どうしようもない事も・・・・・・・・・知っている。
でも・・・・・・と、思う。
それは、時が流れている事を知っているからだ。
一緒に居られない時が来る。
どんなに避けようとしても、それは必ずやってくる。
だから、その時その時を大切にしていたのに、
ほんの少しの行き違いから、取り返しのつかない距離を作ってしまう。
いつも、一度離れてしまったモノは、
二度と近づけないものだと思っていた。
そしてそれは、その時は確かに真実であった事を知っている。
だけど
だけど
気がついている。
変われないはずのモノが変わっている事に。
捕らわれているのは過去の気持。
捉えているのは今の気持。
その隔たりに翻弄されながら、往くべき道を探す毎日。
そして時は、変わる事なく流れていく。
自由に生きる。
自然に生きる。
諦める事なく生きる。
拘る事なく生きる。
傷つけるのは自分自身で、傷つくのは自分の心だけ。
そう気付けばいい。
そう考えればいい。
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