ロイヤル・アスコットのカウンターで同僚と飲んでいると、外国人のシングル客が多い事に気付いた。
そうか、ワールドカップだ。
パシフィコにプレスセンターができ、
みなとみらい地区のバーにもその波が寄せてきたって事らしい。
禿げてはいるが年齢的には私達より年下らしい男が、我々の相変わらずなヤンチャぶりを訝しげに見ていたり、
英字新聞のクロスワードパズルをやりながらビールしか飲まない男がいたり・・・と、
嫌が上にも気分は盛り上がってくる。
しかし町中を歩いていても、あまり実感が湧かない。
例えば「桜木町駅」の案内板にハングル文字が追加されたり・・とか変化はあるのだが、
フーリガン対策の報道が流れても「関係ない」といった気分はそのままなのは何故だろう。
(Jリーグ開幕時のような華やかさが見えないからなのかも知れない)
サッカーは、日本に於いてはマイナースポーツだったが、Jリーグによってかなりイメージは変化した。
神奈川は、川崎ヴェルディ・横浜マリノス・横浜フリューゲルス・平塚ベルマーレと4チームもあり、
多いに盛り上がって楽しめた事を思い出す。(試合を見に、三ツ沢競技場まで歩いていったっけ)
今は?
と思うとちっとも観なくなっている。
最近、あまりにベイスターズが弱すぎる事もあって、
応援する気力が失せた感情はスポーツ観戦全般に影響してしまい、
そんな世界的イベントにも関心が湧いてこないのだ・・・・。
ワールドカップが日本で行われる事は快挙だが、
きっと敵わないと想像できる戦力差を
ベイスターズから受ける絶望感になぞってしまうのかも知れない。
ソロソロどうにかしろよ!
ベイスターズ!
最下位でも負け方ってモノが有るんだろ?
プロスポーツって「おぉ?」と驚かされるような動きが魅力だから、
勝ち負けを問うつもりは無いんだよ!
きっと、全日本の試合を見たら興奮しちゃうし、
ゴン中山の思いっ切りの良さは絶対見たい・・・って思っているんだ。
ガンバレ日本!!
|