「なんかさぁ・・・、スッキリしたものが食べたいなぁ・・
こう暑くなったり涼しくなったりしたら、身体がついていかないよ・・・」
「さっぱり系と言えば冷やし中華・・・・は、まだ無いよ、ねぇ?」
「まだ5月の頭だぜ(^_^;)
幾ら何でも無いでしょ、そりゃぁ」
「ジャージャー麺・・・は?」
「う〜 昨日、ジャージャー飯食ったしなぁ・・・」
等と皆で話しながら、連休の合間と言うのにしっかり混んでいる中華街を歩いていた。
混んでいれば自然と近場の店に行く。
昨日も行ったのに・・・と思いながらまた「蓬莱閣」へ飛び込んでいた。
ピンッ・・・と閃く。
そうだ・・・・、アレがあった(^_^)
「冷やし葱麺」(800円)があったじゃないか!
味を濃くしたスープを氷で冷やし、麺も水で締め、叉焼を太めの拍子木に切って
白髪葱と胡麻油であえ、同じく拍子木に切った胡瓜とともに乗せる。
スープは麺を全部隠す量は無く、スープ多目の冷やし中華にも見える・・
と言えば、その感じが伝わるかも知れない。
とにかくアッサリとした穏やかな味で、ゴマ油の香りが食欲をそそってくれる優れモノ。
昨晩飲みすぎた私には、もうコレしかないって気持でいあっぱいだった。
「すいませ〜ん! 『冷やネギ』できますかぁ??」
「・・・で、できます」
ゴメン、また贅沢言っちゃった・・・。
氷が無かったらできないものなのに・・・・。
程なく出来上がった「冷やし葱麺」が出された。
勿論、これには「酢」をかけて食べる。
う〜む、コレコレ・・・
「蓬莱閣」のスープは、何故か「酢」を入れると美味しく感じるのだ。
食べてるいるうちにあるモノを見つけて、茶目っ気がムクムクと湧いてくる。
テーブルに置いてあるカラシ。
胡瓜と酢とカラシの取り合わせは、それだけで冷やし中華の味を想像させるモノなのだ。
やってみました、冷やしネギソバ+カラシ。
ジャージャー麺ほど冷やし中華風に変身できなかったが、コレはコレで美味いぞ・・・と(^_^)
疲れている時は、何となく「酢」を取りたくなる。
おまけに「酢」は、食欲を増進する。
夏には、味はともかく「冷やし中華」が欲しくなるし、「寿司」は幾らでも食べられそうに感じてしまう。
今年は春から気候がオカシイから、夏向けの商品が早めにメニューに載る事が多い。
「ラ・ストラーダ」では、カッペリーニを使った冷やし中華風パスタが出ているし、
「ヴィスコンティ」でも、ビシソワーズスープベースの冷製パスタがお目見えしているのだ。
えっ?何故知っているかって?
夜、ヴィスコンティへ行ってソレを食べ、そのままストラーダで飲んでいたからサ(爆)
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