3連休の3日目。
明日からまた仕事かぁ・・と嘆く事も最近は忘れてる。
ゆっくり寝坊をして、そして会社へ。
その前に遅いブランチを取ろうと蕎麦屋へ行ったら、いつも空いている店が満員で座れない・・・。
家族連れも、行く場所のないオヤジも、とにかく空いている席に無理矢理座った・・という感じ。
こうなるとどうしても蕎麦が食いたい・・・・
立ち食い蕎麦屋でもいい・・・
という気分で駅前の「大村庵」へ行ったら意外に空いている。
酔っぱらいの大工らしきオヤジ2名のみ・・と(^_^)
「三味蕎麦(ざる・野菜天・おろし)とビール!」
と叫べば
「はぁい〜 三味〜、ビ〜ル〜」
とオーダーを通す声。
出てきた漬け物を肴に、喉の奥をかっと開けてビールをコップで一気に干す。
喉越しの美味さ・・・なんて言う人もいるが、その気持ちが解るような気がして、
グイグイと飲んでしまう。(なんたって中ビンだから、一気に飲まないと飽きてしまう)
昼間からそんなデカイ声で喋んなよ・・と言いたくなるようなオヤジ達も、
正しい休日の午後の蕎麦屋らしくて微笑ましい、と感じるのは座れた事と客の少なさのお陰だ。
休日くらい外で食べよう・・と考える家族連れは多いようで、ファミレスやハンバーガー屋は当たり前としても、
蕎麦屋やラーメン屋までもが家族連れで溢れてる・・・。
確かに、家族一同揃っての食事は楽しいと思う。
家事をやらずにいられるのは、贅沢な行為かも知れない。
それにしても、満員の蕎麦屋に子供が走り回っていたりする環境で、
なかなか出来上がらない料理を待つのは苦痛じゃないのだろうか?
その風景が楽しくなさそうに見えるのは私の偏見かもしれないが、
休日の家族揃った楽しみが、ご近所の安いお店・・というのは・・・・どうだろう?
せめてお弁当(コンビニの弁当だっていい)持って緑豊かな公園にでもでかけ、
家族そろって食べた方が素敵だと思うのだが・・・。
誰かと一緒に食事をするから美味しい・・という事はあるし、味が合う事=生活習慣が近い・・・という事もある。
つまり、塩加減も、食べる量も、食べる環境の求め方も、趣味嗜好も、食事を共にする事で理解ができ、
その人の出身や体質、育った環境や育てられ方、そして育てられた家の経済状況までもが想像きるのだ。
だから仲良くやっていけるかどうかを食事をしながら計るのは、私の常套手段だったりする。(^_^;)
ちょっとだけビールが回ったまま会社へ向かうと、
果たして中華街はメチャクチャに混んでいた。
そりゃそうだ、食のアミューズメント。
何処かへ行こう・・とせがまれて来てみれば、町並は派手でチープな土産物は溢れ、
至る所に食べる所があふれていたりするわけだ。
「安・近・短」で楽しむのに、楽=食とする短絡的発想は、とても合理的でもあるのだ。
しかしねぇ・・・
至る所でしゃがんだり立ちつくしたまま、肉まんを頬張るのはどうだろう?
飲みきれない椰子の実ジュースを置き去りにするのはどうだろう?
歩く場所もない程混んでいるのは、歩かない「路上飲食者の群れ」のせいでもありそうだ。
休日、それもこのような連休の時は、中華街では食事をしない。
そんな日に仕事してる方もどうかと思うが、それは都合上仕方の無い事。
コンビニで食料を仕込んでおけば、食べる物にあぶれはしない。
連休にも仕事なんて・・・・大っ嫌いだぁぁ
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