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Malt Crazy
道楽もほどほどに
日記的雑感
 
 

ホットドッグ

ここ数日、飲みすぎている。
能会(木曜)から今日まで、飲んで呑んで寝ないで飲んで、
昼まで潰れて起きたらまた呑んで・・・・といった感じ(^_^;)

遠方より兄弟が走ってきた事もあってちょっとだけ羽目を外したが、
その3連荘に共通する事がある。

どこへ行っても店がウルサイ・・・・のだ。

週末に向けて・・・という事もあろう。
異動絡みで歓送迎会も催されているだろう。
しかし、どの客もマイペース過ぎて、ボリュームの高い事・・・。
話がしにくい程の五月蠅さを感じる・・と言ったら大げさかも知れないが、
話がしたくて入った店がそうだと、やっぱりガッカリしてしまう。

寝酒に・・・と最後に向かった「ロブロイ」は、
昨日飲み倒していた客達がそのまま呑んでいた。

妙な高テンション。
ひたすら騒がしい。
妙に馴れ馴れしい態度。
コッチはアンタの名前だって知らねーよ・・・と。

昨晩は、マンションのセールスマンがその客達の玩具にされて、
その気になって名刺配りと勧誘を初めてしまった。
それを見た瞬間、ムカッときて(勿論酔っぱらい過ぎていたのも理由だが)
2杯目を空けたら即、席を立っていたのだ。

今日、そのセールスマンはカウンターで突っ伏している。
「ソコまで呑むなよ・・・小僧」と思いながら、マスターの顔を見ると生気が無い。
どうした?と尋ねたら、なんと「寝ていない・・・」と言うのだ。

昨晩の客は今日の12時半まで飲み続け、オープンの時間まで間もない事から閉めずにいたら、
たまたま「いいじゃん祭」という商店街のイベントもあって、客がガンガン入ってしまったのだと言う。
「だから今、もう魂はどっかで寝てます・・」と言うだけあって、確かに埴輪顔だな・・と(^_^;)

「昨日の俺がそうだったよ・・・」と言いながら、今居る客達の底なしの飲み方にはかなり呆れてしまった。
結局今日も、その客達の五月蠅さに嫌気がさして2杯で店を後にする。

随分前から、静かに話のできる店は減っていた。
食い物が美味くて客が少ない店がいいのだが、そういう店はとても少ない。
その数少ないお気に入りの店が尽くウルサイのは・・・・・かなり面白くない。
そんな時期なんだろ・・・と自分を慰めつつ、収まらない気持ちを食い物で誤魔化そうとした。

向かったのは、「モスバーガー」

どーしても「ホットドッグ」が食べたくなったのだ。
(コンビニでおにぎりでも買お・・と思ったが棚に無く、
 ラップでくるまれたホットドッグを見てしまったら・・・)

随分前に、「横浜でホットドッグの美味い店を知ってる?」と尋ねられて以来、
色々な店で食べたのだが、どうも美味しいモノに出会えない。

一番美味しかったと思うのは、
昔、本牧の突堤で食べた(デリカにトースターを置いただけの移動ホットドッグ屋)モノで、
触れない位表面が熱く焦げたパンに、安っぽいソーセージとしなったキャベツだけだったが、
そのクリスピー感+柔らかいパンの食感が美味しいと感じたモノ。

本場のモノと言えば、
サンフランシスコで食べたホットドッグスタンドのモノは、ピクルスのソースが美味しかっただけ。
パンはフワフワしているだけで、ソーセージも普通だった。(本場でもコウ・・かな?とガッカリ)

で、結局ソレらを越える物に出会っていないのだから、情けない。

が、「モスバーガー」の「プレーンドッグ」(280円)に出会って、一番のホットドッグの地位は、
本牧のデリバンから移る事になった。(私の望むホットドッグに一番近いモノだと思う)

パンは表面がカリッとクリスピーで中は柔らかく、しかも美味しい。
ソーセージもパリッとした皮の食感が素敵だし、味も良いのだ。
ケチャップとマスタードは相変わらずの味だが、オニオンが散らしてあってアクセントになっている。
これでピクルスを使ったソースが使われていれば・・・・と心底思うほど、値段の割りにバランスの良い物だ。

ガラガラの店に座って、ホットドッグだけを頼む。
この店は受注生産だから、できたてが食べられる。(そこが特に好きだ)

カリッ・・パリッ・・サクッ・・・
ウ〜ン、久々に食べると美味いかも(^_^)


「どうぞ・・・」とアイス・ウォーターを出してくれる。
何だ・・・、この店の方が居心地良いじゃん・・・(^_^;)


しかし、チープな満足だなぁ・・・・・

 
 
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