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Malt Crazy
道楽もほどほどに
日記的雑感
 
 

ピッツェリア

「イル・カビアーノ」トラットリア・ピッツェリア鴎亭
 場所:横浜市中区伊勢佐木町

日記的雑感にアップしたところ「行こう」という声があって、友達2人と襲撃する(^_^)
伊勢佐木町のカレーミュージアム斜め前に、間口の狭いその店はあった。

入り口脇にタイル張りの石窯がある。
ゆっくり観察したかったのだが、入り口に立っていたイタリア人に声をかけられ、
あっという間に店内に誘導されてしまう・・・(^_^;)

店員同士の会話は全て(客前だけだと思うが)イタリア語。
へえ・・と思う間もなくいきなり二階に連れていかれた。
26人入ればいっぱいくらいのフロアサイズ。
どうやら3階も客席があるようだから、店としては60人程度は収容できるのかも知れない。

テーブルにつくと、支配人 熊谷 貢 氏が黒板を持ってきた。
お薦めメニューが6品ほど書かれている。
他に前菜・パスタ・セカンドがセットになったコース3800円もあると言う。

しかし、初めての店にはオーダーするものがあるので、
アンティパストとピッツァ2枚、パスタを頼む事にした。

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お薦めアンティパスト 帆立のカルパッチョ 1500円

スライスした帆立(直径3センチクラス)を皿に丸くデコレーションし、真ん中には野菜をあしらう。
テーブル上でエクストラヴァージンオイルをかける。

オイルはかなり上質。
帆立は、「本日、素晴らしい帆立が入りました」と言う割には、普通の味。
そんな感想を漏らすと、友人が「寿司屋と比べたら可哀想だよ」と釘。
値段から考えれば、充分美味しいと思える。


マルゲリータ 1500円

必ずオーダーするモノと言えば、コレ。
ナポリスタイルのピッツァは、生地が肉厚でボリュームがある。
カップルだったら、以上の2品だけでも充分かも知れない。
トマトソース、チーズともその値段に見合った上質なもの。
値段が同じだったら「ヴィスコンティ」危うし・・・の声あり。
生地自体の塩は強めに感じる。

マリナーラ 1300円

これも定番
思ったよりガーリックが弱い。
バランス良い優等生的味。
マルゲリータでも感じた事だが、スパイス(オレガノ)がかなり良い。

ペペロンチーノ 1300円

「何これ?」
と思わず声が出る。
ほうれん草・フレッシュオリーブ・ガーリック、
そしてチーズがしっかりかかったもの。
唐辛子の姿は無く、はっきり言って想像外の一品だった。

味は悪くない。
パスタは1.7ミリ
しかし、これを「ペペロンチーノ」と言うなら認めない。
次回は、作り方から指定して頼もうと心に誓った。
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全体的に良質。
ロケーションが関内駅に近いせいか、すでに客は多い。
客層は女性同士が多いので、すでに美味しい店として認知されているだろう。
(先週の月曜がオープンだとか)

店員の髪型がほぼ長髪&カラーリングで気になるが、
清潔感あふれるユニフォームと笑顔がそれをカバーする。

ただ、アルコールが少し高め。
イタリアンビールが700円、ソアベ(白ワイン)が3600円した。
もっとも、ワインは値段に見合った味だったので、ふっかけてる感じはしない。
ビール・オレンジジュース・ワインを足して、3人で10815円だった。


10時を回って少したってからラストの声がかかったので、河岸を変える事にする。
誕生日になる時、シャンパンで乾杯したいから・・・と雨の中ランドマークまで歩き、
「ロイヤル・アスコット」に辿り着いた。

随分混んでいるのは、金曜の夜だからだろう。
今年度最後の金曜だから、色々飲みたい人々がいるって事だろう。

同僚からコイーバのピラミデをプレゼントされていたので、
日をまたぐ間に味わう事にした。
これがコイーバ?と驚くほど、スムーズで円やかでアロマに溢れている。
いままで味わった中でも最上の部類の味わいだ。
最高のバースデイが始まる予感がする。

1分前にグラスにシャンパンを注ぎだしたバーテンダー。
彼もこの4月から70階のラウンジに異動するのだ。

人は出会いと別れを繰り返しながら生きていく。
でも、別れっきりって事はないのかも・・・と、最近感じている。

きっとそれが、生きていくって事の面白さなんだろう・・とも。

 
 
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