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ショップに用事で出かけたら、アラコの電気自動車が入荷していた。（デモ車）
ここら辺ではあまり馴染みが無いが、名古屋地区ではかなり売れている物らしい。
ケンタウロスでもそれを販売すると言うので、試乗させてもらった。
スイッチを入れても無音。
前進と後進の切り替えしかないオートマ車。
ドアは無くシートは一つで、ピザ屋の三輪車を想像すれば、一番近い。
音も無く走る。
何だか凄く楽しい。
思わず笑い出す。
原付にも負けそうな加速だが、
車の流れを阻害しないでよく走る。
気持の良い気候に、オープンで乗れる乗り物は、
やっぱりとても気持が良かった。
青いボディーの後ろに、大きなケンタウロスのマーク。
値段表も貼られて、ちょっとだけ恥ずかしい。
存在自体が目を引いて、値段表も目を引いて、
ケンタウロスマークを見てもう一回注目を浴びたりする(^_^;)
そのうち写真付きで紹介するかも知れない。
という気にさせられるほど、面白いドライブだった。
昔、ジープが好きで、冬にもオープンで乗る奴がいた。
会社にたどり着けば、顔には三本の筋。
涙、鼻水、涎、がラインマーカーとなるらしい。
本人は「ジープ乗りってこういう物だ」と嘯いていたが、
ある時ちょっと借りて乗ったら、そうまでして乗る気持がよくわかった。
作りつけの街路のベンチが、そのまま走っていくような感じ。
鉄の固まりが動くようなフィール。
歩いている自分がフワッと浮かび上がって、飛んでいくように思った。
そんな感じに似ているから、楽しかったのかも知れない。
やっぱり風を浴びるのは、気持良いんだね。
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