今日は、月に一度の定例呑み会。
毎月第2火曜日、ロイヤル・アスコットにて行っているソレは、
通称「壁の会」と呼ばれている。
何故、壁の会なのか・・・。
そう、キープしたボトルが壁の様に並ぶからに他ならない。
ボトルキープの値段はそれなりにするが、
それをベースにカクテルを作ってもらっていれば、支払いは一切発生しない。
サービス料の先払いと思えば、その値段には充分納得できる。
(持ち合わせが厳しい時には、とてもありがたい)
もちろん一人で壁が作れるわけではない。
会員が揃ってカウンターに座れば可能、という事だ。
今日の参加者は私を含めて2人。(参加予定者約1名は仕事終わらず不参加)
それでも一応壁になる(^_^;)
仕事で知り合った人間と、損得抜きで付き合えるようになる事は珍しい。
しかし、ディレクター時代に知り合った彼(フリーカメラマン)とは、
まったく損得抜きの付き合いで、もう10年を超えている。
お互いの情報のやり取りなんて「お通し」みたいなもの。
ランドマークに有りながら外の見えないメインバー(2F)に行く輩は、
酒をじっくり楽しむ事が大事であって、仕事絡みの話に興味は無い。
昨日は晩飯を食いそびれるほど忙しく、今日もバタバタと忙しかった。
しかし、ここへ来て酒を飲むだけで、今までの荷物は降りていく。
そして、仕事に絡まない他愛の無い話は、
お互いが忘れそうになっている何かを確実にくれるのだ。
並んだボトルの壁を見て、
いつまでもこうやって並べて飲んでいたい・・・と正直、思う。
ささやかな贅沢ではあるけど、それなりにコストはかかるけど、
それを維持するために仕事しよう・・・と思えるのだ。
美味い酒を飲む事も、ただ贅沢なだけじゃないらしい。
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