早朝から空撮のスタンバイ。
日照が少しずつ上がり、コントラストが出そうだ・・・とのレポート。
空を睨みながら待つ。
この日しか撮れないカットがあるため、曇りの中フライト決行となる。
10時55分テイクオフ。
朝一でダメなら引き返す予定だったから、メシも喰わずにその時間まで待っていたわけで、
フライトする頃はもう腹ペコで目眩がしそうだった(^_^;)
案の定視界は悪く、予定の施設まで直行直帰(爆)
後日、残りの撮影をする事でこの日は30分で終了となった。
新木場のヘリポートから新山下までは1時間もかからずに戻れたが、
土曜日のチャーミングセール混雑が凄く、中華街近辺ではメシにありつけそうにない。
しかし、ディレクターと私はもう何か食いたくて死にそうになっていた。
そうだ、こんな時はアソコに行こう!
二人の頭に過ぎったのは、本牧・小港にある「USS」
通称シーメンズクラブと呼ばれるこの店は、外国船員向けのレストラン、
娯楽施設(ビリヤード・テニス)、購買施設がある所。
場所がちょっと不便で車が無いと行けないから、観光客は殆ど来ない。
だから、間違いなくメシにありつけるだろう・・・・(^_^;)
果たして、土曜の午後、USSのレストランは外国人がテーブルの半分位を埋めているだけで、
余裕を持って席に座る事ができた。
ランチセットが日替わりであるが、土曜日は「ミニッツ・ステーキ」(1300円)
「ビーフカレー」(850円)となっている。(サラダ・スープ・コーヒー付)
スペシャルランチとして「サーロインステーキ」(1500円)もあるが、
気分的には「ミニッツステーキ」なので二人してソレを頼む。
サラダもスープもサラダバーよりセルフサービスで・・・と言われ、
ミニッツだから大した量じゃないだろうと、
ごっそりの野菜とカレー風味のスープをボールに取るが、
これだけでかなりの量になってしまった。(つい多目に取ってしまう)
サラダは所謂グリーンサラダの他に、トッピングとしてマカロニ、ツナ、
ポテトサラダ、海草サラダ等があり、ドレッシングも三種(サウザン・フレンチ・ユズ醤油)。
ガシガシとサラダを食いスープも無くなる頃、ドンッといった感じで皿が置かれる。
エッ? マジ?
これってミニッツ・ステーキなの?
と思う程デカイ「ミニッツ・ステーキ」(見た目で250グラム以上ありそうだ:8×20センチ位)
ミニッツ・ステーキって、だいたい100グラム程度のものってイメージがあったから、
ちょっと驚き、そしてサラダを取りすぎた事を後悔した。
ソースは醤油ベースのもので肉は赤身。
だからそのボリュームはかなりある。
テーブルが白人向けにできているから、やけに顔に近くて食いにくい。
しかし、肉喰った〜って気分になれて最高(^_^)
美味さよりもボリュームが売りで、当然コストパフォーマンスが良く、
古き良き時代の横浜っぽさが残っている店内&客層。
何だか、こんな店が減ったように思うのは気のせいだろうか・・・
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