何時も黒いものを着るようになって、もう何年経つだろう。
撮影スタッフの時は、映り込みを嫌って黒を着たが、
演出をしている時は、トップスだけは派手目な色を好んで着ていた。
総務担当になってからは、ジャケットは紺ブレだが、
スーツはチャコールグレーがメインとなり、冬場は黒のセーターと黒のコーデュロイが多くなった。
寡黙に仕事をこなさなくてはいけないセクションにはピッタリだとも思うが、
ケンタウロスのTシャツも黒が好きだから、元々黒が好きなんだろうと、思っている。
四柱推命を見る知り合いが、
今年の中で一番運が良くない時期だから気をつけろ・・・と
メールしてくれた。
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特に仕事は絶不調。元気に行動できる代わりに遊び感覚が抜けず集中力が低下している。
集中力を失ってイエスノーを間違えると結果的に仕事は中途半端になる。
仕事の好き嫌いはあまり仕事場で愚痴らないように気をつける事。
バカみたいに笑って乗り切れ!
模様替え吉! 赤のセーター吉!!
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そう言われりゃ体調は良くないし、仕事も散漫。
統計学だとわかっていてもかなり当たるものなので、
ここは有りがたく参考とする事にした。
で、久々にポロの赤いセーターを着てみる。
黒の革ジャンの下に真っ赤なセーター、ボトムは勿論黒だがかなりのアクセントとなった。
青黒い・・・と顔色の悪さを指摘する部下が「顔色が良く見える」と言う。
そりゃ当たり前だろ・・・とは思うものの、自分自身も心が軽くなったように感じる。
不思議な事だが、普段着ない色を纏うだけで廻りの目が変わる事が見えて、
馬鹿にしたものじゃない・・と気付いた。
10年前は、華やかで明るい色のセーターが好きで、毎年値段を気にせずに1着だけ買っていた。
イタリア製やイギリス製に好みに合う色やデザインが多くあった事を覚えている。
それを止めたのは、自分がプロデューサーというオフェンス側に回った時だった。
紺ブレが嫌という事もあって、黒ブレにしたり黒のセーターを着た。
それは、黒子に徹するという意志を表す形でもあった。
黒子もたまには派手な色を纏う。
それは、
知らないウチに自分を型にはめている事に、
気付けるチャンス。
セーター一枚で、重い気分が変わるのなら、
勧められる色くらい、幾らでも纏ってみよう(^_^)
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