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Malt Crazy
道楽もほどほどに
日記的雑感
 
 

魚系2

反町のR1沿いにあるラーメン屋「shinachiku亭」
あのガチンコラーメン道に出てくる佐野某の系列店らしい。
当然、興味はあるので行ってみた。

スープ・・・思いっきり魚臭い。
麺・・・・・弱い。

・・・ってどっかで聞いた話。

そう、ここもあっさり系を目指し、魚で出汁を取って失敗している店の一つ。

魚は煮付ける時、酒を入れるもの。
何故酒を入れるかといえば、生臭さを飛ばしてコクを与えるからだと思う。

魚の出汁に豚を煮た醤油じゃ、口当たり油っこく、魚臭さはそのままに、
あっさりしていてコクの無い、中途半端なモノになりそうだ。

醤油系の澄んだスープは、鶏ガラから上手くエキスを抽出し、
最新の注意の元にそのバランスを取るものだと聞く。

鶏ガラと豚骨でスープを取る店の中に、隠し味で魚を混ぜる所はあるけど、
その味はあくまで肉系の味。
醤油系のスープだって、鶏ガラスープがベースだと思うのだが、
ここで紹介した2店は鶏が弱く感じる程、魚の匂いが強い。
そしてそのスープには刻んだ長ネギが乗る。

やっぱり、饂飩を入れたい・・・と思う味になっていると感じる。

家系ラーメンの元祖と言われる「吉村家」は、そりゃぁコッテリした豚骨味でしつこいが、
その割りには淡泊に感じられるスープで、バランスが取れている。(当たり外れはあるけどね)
そしてそのスープの強さに負けない、しっかりとした麺がまた美味しい。

時計なんか見ないで、麺の中に髪の毛ほどの白い部分を残して上げる技を見ていると、
テレビで紹介されたり、前評判の高い小綺麗な店の基本的な能力の低さは、
そうしなければ客が来ないのだろう・・・と邪推させるに充分だ。

美味い店って少ない。
だから、探すのが楽しいのかもしれない(^_^)

 
 
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