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道楽もほどほどに
日記的雑感
 
 

横浜走る時は

日曜のCXで放送した「ウチくる」の中で、歌手?役者?の高橋克典が
横浜を紹介した。

のっけから赤いアメ車のオープンで、アメリカンな雰囲気で横浜を案内すると言う。
「アロファ・カフェ」や「シーメンス・クラブ」(私等はUSSと言うが)が出てきた。

横浜=アメリカと思うのは、20年以上前の占領地だらけのロケーションや
PXや米兵相手の店があったイメージからなのだろうか。
相変わらず安易なイメージ付けだと思いながら見ていた。

1960年代に日吉に生まれた彼が、本牧辺りを語れるかどうかは解らない。
しかし、テレビ屋がそういうイメージをつけた時、反論せずにそのイメージに乗っかる
のは、地元で遊んでいない事の証明でもある。

まあ、それはテレビだから・・・という大らかな気持で見ていたが、
友達が出てくる・・・というコーナーで、倉庫を改造した店の前に、
チンピラまがいの格好に近い輩が、バイクを並べて集合しているシーンが、出てきた。

彼はドラマ「サラリ−マン金太郎」で使ったZ2を持ち出し、
バイク好きな事をアピールしたかったのだろう。
ドラマでは元暴走族の役だったから、彼用のバイクもそれなりの改造がされていた。

そしてその改造車を作ったショップのオヤジと仲間達が揃えたバイクは、
Z1・Z2・Z1−Rなどのクラシックに近い物だけだった。
そのどれもが「楠みちはる」のマンガに出てくるような改造がなされ、
ちょっと見には飾るために造ったような美車ばかり。
それだけでも胡散臭い・・・と思ってしまう(笑)

そんな彼らの前で高橋克典がエンジンに火を入れると、
直管マフラーからはもの凄い爆音が吐き出された。
その音質と下品なアクセルの煽り方で、綺麗に磨かれたバイクが族車に見える。

はっきり言って、メチャクチャ気分が悪くなる。

テレビ的にはドラマの雰囲気という事で強要したのかも知れないが、
日吉に育ったボンボンが、アクセサリーのようにZ2に乗っている姿は、
街でみたら蹴ってやる・・・という気分にさせてくれる。

タレントの地元を紹介する番組で、いまだに古い感覚でバイクを扱う演出にも、
とても腹が立った。


思い出せば若い頃、バイクが欲しくてバイトをした。
いつも磨いて、シートにまでワックスをかけた(笑)
部屋にしまって、添い寝したい気持ちだった。

そんな宝物は、ある日暴走族に盗まれ、無理矢理ハンドルを縦に曲げられ、
マフラーはサンダーで輪切りにされ、燃料が尽きるまで乗り回されて捨てられた。
個の人間としては仲良くなれても、集団としての族は、それ以来嫌いになった。
アクセルミュージックと称する空ぶかしの音は、今聞いてもその時のバイクを思い出す。


テレビではいまだにバイク=暴走族がまかり通る。
趣味で飾り立てたZ1・Z2なのに、集合直管だと変な気がする。
おまけに私有地内とは言え、ノーヘルでパレードする映像ってどうだろう?

日曜の昼に放送するには、偏り過ぎている。
ヨコハマのイメージは、Z2に乗った「族」なのか?

バイクもヨコハマも、舐められたものだ。

 
 
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