キャブ調整に出していたバイクを取りに行きたい。
晴れたら取りに行くねって言ったきり、梅雨突入。
仕事は忙しく休みが取れないし、仕事上がりじゃ真夜中。
で、バイクレスライフ真っ最中。
毎日駐車場に主を失った区画を見つけ、それだけで寂しい気持を抱いて会社に行く。
そんなに好きだったのか・・と少し呆れながら、天気と仕事を恨みながら・・。
雨の日、ちゃんと装備して走るのは、雨の中を走る気構えがあれば、とても楽しい。
滑る事も、エンジンがぐずる事も、濡れる事さえ楽しい。
寒いから・・・と体が温まるような物を飲んで、良い気持ちで斜めになりながら
加速していくのも楽しいし、ハイドロプレーンをロックトゥロックのハンドリングで
楽しむのも良い。
と書いているだけで欲求不満はつのるばかり。
無い物ねだりは子供の証拠・・・と自分を諫めるが・・・。
気がついたら、新しいモデルを見ても欲しくなくなった。
それより、バイクに乗っている時が気持よければいいと、気がついた。
誰よりも早く、誰よりも目立ち、誰よりも珍しい物を持つ・・・ような、
外に目を向けた考え方消え失せる。
やっと、まともにバイクと対峙しているのかも知れない。
340キロの表示がされているバイクを見ても、
豪華に飾られ磨き上げられたバイクを見ても、
だから何?って思う。
走っている時に受ける感触のようなものは、どのバイクからでも得られる。
バイクによって変化はあるものの、そう大差はない。
真新しいバイクや、数が少ないバイクは、所有欲をくすぐりこそすれ、
その対価はあまりに大きく、結果生活を貧しくしてしまったりもする。
う〜ん
歳くった・・・のか なぁ(笑)
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