最近、無意識にオーダーするのが「蝦チャーハン」。
中華街に中華料理店数あれど、まともなチャーハンを食べさせてくれる店は、
実はかなり少ないのです。
チャーハンと言えば、普通は「五目チャーハン」をオーダーする人が多いでしょう。
しかしこれは、「私は中華料理知りません〜」と言っているようなもの。
色々な物を入れておけば良いでしょっとばかりに、細切れの具が入っているだけ。
中華料理は、素材の味を引き出すように料理する物が多いのですから、
五目等の色々な物が入っている類より、鶏とか牛バラとか材料名がついている物の方が、
具も多くて美味しい事が多いのです。
ある店で、高菜ソバが美味しい。 こっちの店では焼売が美味しい・・と、
中華街の店はそれぞれ抜群のメニューを持っています。
一つの店であれこれ選ぶより、食べたいメニューを考えてから店を選ぶのが、地元民の技。
そしてそういった風評は、決して期待を裏切りません。
観光客が気に入るように何でもいれた五目チャーハンは、何処で食べても似たような味
になるのは、考えてみれば当たり前の事。
ある時、蝦が食べたくて蝦チャーハンを食べたところ、これが同じ値段のくせに
全然違うじゃありませんか・・・・。
以来、何処へ行ってもオーダーは「蝦チャーハン」(笑)
現在70点台をあげられるのは、「同發本店」「保昌」「萬来軒」(炒飯以外は薦めない)
「海南飯店」(当たりはずれあり)といったところか。
いずれも蝦がタップリ入って、なかなかのボリューム。
それだけで、得したような気分になります。
炒飯は、料理人の鍋振り加減で味が左右するので、美味しいと思わせてくれる技術者は
毎回調理担当になってくれるはずはなく、同じ店でも嘘?っていう位味が違ったりします。
週末や休日は特にその傾向が強く、明らかに味が落ちるので、論外。
でも、客が多く入りすぎている店は、大概調理人が疲れて味が落ちていたりします。
で、外から見て混んでいる時は、馴染みの店でもパス。
次のメニューを考えて次の店を決めます。
で、今日は「秀味園」の「豚煮込み丼(ルーロー飯)」500円。
豚の角煮が二切れ(2〜3センチ角)と煮卵、高菜、ミンチ+赤ネギの炒め(トロミ)
がのって、結構なボリュームです。
吉野家の牛丼食べるより、好きですね、私は(笑)
あっ、吉野家って書いたら食いたくなってきた(爆)
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