以前に、水没したピッチの話を書いたけど、
今朝何の気なしに、その壊れたピッチを充電器に置いてみた。
あれ?
充電してるぞ。
で、充電器にのせたまま電源を入れてみたら、電源が入る。
え?え〜?
「充電が必要です」とコーションが出ているので、会社に持ってきてチャージ。
3時間も充電した後電源を入れてみた。
当たり前に電源が入った。
水没したんだよ。
アンテナが水面から情けなく突き出ているところを、一気に取り上げたけど、
機械の中から水が滴ったピッチだよ。
とにかくその機械は見たところ正常に動くよう。
一番欲しかったのは、そこで受けた電話番号だったからメモリーを調べたが、
見事に全て消えていた。
登録した暗証番号から日時まで、すべて綺麗にリセットされている状態。
水という伝導体を利用していっきにショートさせたのだから、
オールリセットはしかたの無いこと。
諦めている所へ電話がかかってきた。
一瞬の着信だけだったが・・・。
よ〜くピッチを見てみると、アンテナマークが立っている。
通話ボタンを押してみたら、「ツー」。
発信可能の信号音がしている。
電話番号を調べてみると、しっかり番号が入っている・・・。
つまり、最新型のH”とその前の機種に、同時に同じ電話番号が登録されている
不思議な状態になってしまった。
このまま使えたら、予備にどこかに置いておく事もできる・・・なんてくだらない事
考えてみたものの、実際使えるのか解らない。
で試してみたら、瞬間の着信は可だが発信はできない、という着信記録機にしか
ならない事がわかった。
両方電源をいれてみたり、片方のみ電源を入れてみたりしたのだが・・・・ダメ。
どうも、電話番号以外のIDを通話時に送っているようで、
通話に入る直前でキャンセルされる。
ちょっと悔しい。
まあ、一度は死んでしまった機械だから気にはならないのだが、
水没して使えなくなった機械の内で、完全に乾燥すれば復活する物もある事は、
今回の事でよくわかった。
古くて壊れた家電製品をジャバジャバ水洗いして完全に乾燥させると
かなりの確立で故障が直る・・・という話を聞いたことがあるが、
電源の入っているピッチを水没させても、乾きゃ直るのだから、
あながち嘘とは言えなくなった。
ピッチや携帯は、日々使っている人にとっては一日でも無いと困る物。
だから、直る機械を捨て新しい物を買う事になる。
気がつかないうちに、無駄な事をしているんだと反省しつつ、
新しい「H”」を使っている。
(こいつは確かに切れない・・と思う。
音質が良く料金が安くて、移動しても落ちないのは事実。
携帯を使っている人の気持ちは、理解できない。)
H
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