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Malt Crazy
道楽もほどほどに
日記的雑感
 
 

なんだかピリッとしないので、
昼食に気合いの入る物を食べよう、という事になりました。

最近食しているものを思い出せば、北京料理・広東料理・台湾料理・韓国料理と
サイクルがだいたい決まっていて、半ばローテーションが組まれてしまったよう。
だから、そこにいつもと違う物で、しかもパンチのある物を望むと・・・。
これが、かなり難しいのです。

で、今日選んだのは、四川料理でした。

「重慶飯店」の本店へ行く事になり、スタッフが揃って出かけますが、
汗かきのMさんはパス、辛い物がだめなH君もエントリーを見送りました。
 
そう、最近の「重慶飯店」は、かなり辛いのです。

重慶飯店は横浜中華街では大きい店の部類に入り、
「ホリデイ・イン」を経営している、商売上手なお店です。
しかし、本店は相変わらずの場所で営業しており、
1階は50名入れば上等のサイズで頑張っています。
 
中華街は本館・新館・別館と称して、同じ名前を持つ違う店が乱立している事が多く、
単に店の名前だけで紹介しても、わからない事があります。
多分、暖簾分けのような事なのでしょう。

ただ、一部の例外を除いて、店が新しくなればなるほど、
不味くなるというのが常識のようで、新館なんて名前を見ると入る気が起きません。
(あくまで、個人的偏見です。 美味い・不味いは、主観的な事ですから。)

重慶飯店では、ランチをオーダーします。
900円という高いランチですが、ボリュームはしっかりあり、
充分に汗をかけるほど、辛さを堪能できます。
(スープ、ご飯、漬け物付き)

今日は、烏龍茶で色づけをした豚バラ肉を煮た物と、
黒胡椒で味付けした中華風牛肉のステーキ、
そして麻婆豆腐の3品をたのみました。

ステーキは、厚さ2センチ程度の牛肉が、およさ250グラム〜300グラム位の
サイズで、ドンと出されました。
鉄板状の鉄皿の上にキャベツとタマネギを敷き、上からはペッパーソースがこれでもか
とかけられています。

豚肉は、辛くないヤツとしてオーダーしたので、味付けは醤油ベースに五香粉等の
中華スパイスを効かせたあっさりとしたものでしたが、これとて厚さ1センチオーバー
のボリュームがあるもの。
やはりキャベツの千切りの上に紅生姜を散らして台を作り、肉がのるというスタイル。

そして、四川と言えばコレと言われるくらい有名な麻婆豆腐。
これは、口に入れた瞬間唐辛子の味するくらい、しっかり辛さを追求した物で、
しかも花椒(中華山椒)がしっかり振りかけてありますから、
汗が全開で流れます。

唐辛子だけでも辛いのに、塩味自体が強めで、さらに胡椒だ山椒だとスパイスで
辛さを締め上げる。
けっこう、効きました。

唐辛子は、日常的に食すると習慣性が出るものらしく、
慣れれば慣れるほど辛さに鈍感になっていきます。
しかも、身体に対する刺激も強く、敏感な人は下痢を起こしたりもします。
私も、ある量以上を食べるとダメになるので、一応注意しています。

ところが、最近エスニック料理が多く食べられるようになり、
日本には無い種類の唐辛子に出会う機会が増えてきて、
予想外にお腹にパンチを頂いてしまう事も・・・・・。

特にタイ料理に使われる唐辛子には、モロに耐性が無いようで、
食べて1〜2時間で腹痛が起こり、そのまま下痢に移行する事が多くあります。
辛い味が嫌いならどうでも良いのですが、もともとフリークだったので、
どうにも寂しい限りです。

韓国料理ならかなり食べても大丈夫だし、
日本の七味唐辛子ならいくらかけても平気なのに・・・・・・。


身体が火照って、しかも元気になって、
予定通り気合いが入った昼食でした。

ごちそうさま。

                               H

 
 
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