オーダーしていたレッドウィングの
エンジニアリングブーツが届きました。
チッペワ2本の後レッドウィングを履き、底が無くなってきたので、
オーダーしていたのです。
在庫の関係で想像以上に早く届き、履いていたヤツをそのままオールソール
修理に出し、新しいのを履いて帰ろうとしたら・・・・入らない(涙)
6はすんなり履けてしまったので、長く履くには大きすぎました。
だから、5.5をオーダーしたのに・・・。
仕事中に取りにいったのですから、履かなければ帰れない。
で、そこからが大変でした。
サイズ直しの器具を入れ伸ばす。
柔軟スプレーをかけてみる。
色々しているうちに、片方のブーツにやっと足が入りました。
入ってしまえばきつめのオーダーメイドと変わらぬフィット感。
片方だけ履いているわけにもいかないのですが、今度は脱げない(笑)
で、時間をかけてもう片方も履きました。
会社の同僚は、そこまでして履かなくても・・・、と言うのですが、
これに慣れてしまうともう他の物は・・・。
硬い革が伸び、内底が体重で凹み、素晴らしいフィットと心地よさ、
そして安全性も確保してくれるのですから、離せないのです。
思い出せば、事故に巻き込まれた時、この靴のおかげで何度か軽傷で
済んでいるのです。
挟まれたり、ぶつけたり、踏まれたりと何度もやばそうな状況に陥った時、
その都度足を守ってくれたのですから。
数年前に流行物として、女の子までスカートの下にごついブーツを履いたり
して、何だか入手しにくいような事態にもなりましたが、
ここのところは底上げ靴に流行が流れたので、一段落のようです。
流行りと言えば去年は「アイリッシュセッター」というレッドウィングの靴が
凄く売れたようで、ケンタウロスでもかなりの数が出たようです。
レッドウィングにしろチッペワにしろ、アメリカのメーカーはオーダー
したからといってすぐ現物を送ってくるものではないようで、
頼んで3ヶ月待ちは当たり前です。
会社の部下達は、ケンタウロスが横浜のレッドウィング代理店だという事
を知らず、横浜の有名店や東京を探し歩き、やっとの思いで手に入れた奴
と、手に入れられなかった奴がいました。
こっちは、ブームになっている事も知らず、そう言えばショップに山と
積んであったな・・・と思っていた位で(笑)
いつもエンジニアリングブーツを履いている事に気づいた部下が、
「何ヶ月待ってもいいから欲しい」と言うのでオーダーしたら、
新しい箱に入った黒革の靴(底は白)が忘れた頃届きました。
何でも、日本のショップが山ほど買ってしまったので、受注生産だったとか。
マニアとは不思議な物で、日本では見ない新しいパッケージに感激し、
待った甲斐があったと妙に喜んでいました。
(箱を見て喜ぶなんて・・・)
ショップから、新しいブーツで帰ると目ざとく見つけた別の部下が、
「どこで買ったのですか?」と尋ねてきます。
ケンタウロスのショップは、正規代理店なんだと教えると、
アイリッシュセッターの底の張り替えを頼みたいとの事。
何でも、横浜ビブレの某販売店で本物として大枚はたいて購入したのに、
底の張り替えを頼んだら、
「申し訳ありませんが、この靴は並行輸入品なので修理はできません。」
「そんな事言われても困るよ。
ここで買った物だし、買った時ここで修理できると言ったから、
こうやって持ってきたんですよ。」
「正規の靴底ではありませんが、当社で用意した本物同様の底があります
ので、それで修理させていただけないですか?」
「レッドウィングの物じゃなきゃ意味ないから、いいや。」
とのやり取りがあったんだとか。
そこで、ショップに電話してみると、
「修理できないのは、本物そっくりの偽物の可能性がある」
との回答が・・・。
来週、彼の靴をショップに出して、修理依頼しますが、
正規品だと言ってプレミアムまでつけて売っていた靴が、
並行品ならともかく偽物だったりしたら、そういう商売をする店は
ちょっと許せません。(だから何かするわけじゃないですけど(笑))
本物を定価で頑固に売る事は、ケンタウロスのショップでは伝統ですが、
そこで、手に入れた部下はプレミアム無しで本物が手に入ったわけです。
物を買う前に、売る店の経営体制をチェックをしなくては
ろくな事が無いのかもしれません。
バイクも中古で買う場合は、店選びが重要になりますね。
足下には気を使えって事なんでしょうか・・・。
by H
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