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Malt Crazy
道楽もほどほどに
日記的雑感
 
 

旬懐石「納涼」

久々に再会する人がいて、年に何回も無い懐石料理堪能という事で、
全く珍しく予約なんて事までして、出かけたのでした。

今日訪れたのは「美濃吉」(ランドマークプラザ4F)

-------献立---------------------------------------------

先付   鱧(はも)親子煮こごり
     いちじく甘煮  京丸とうふ
     二色そうめん  うちわ長芋

煮物椀  鱧(はも)夏草豆腐 桂うり

向付   福子(フッコ)の洗い
     角まぐろ  京ゆば
     渦潮大根  山葵(わさび)

焼物   うなぎ白焼  わさびおろし

強肴   加茂なすと鯛の挟揚げ  南瓜割り出汁

冷や鉢  冬瓜  京芋  絹さや
     夏鴨ロース  湯葉あん  すり柚子

香の物  桂うり  赤紫・白柴漬  沢庵胡瓜もみ

御飯   うなぎ茶漬  青ねぎ 山葵

水物   夏の果物ゼリーよせ

京菓子  くずきり

抹茶

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これで、6000円(税別)です。

横浜で(しかも休日の観光地)食べる懐石料理としては、許せる味です。
私的な味の点数としては85点を差し上げましょう。

夏はやっぱりハモと鰻ですから、日本酒にぴったりの調理方で
どちらも美味しくいただきました。
(さすが、飲むための料理)

懐石といえばだいたい1万円程度は覚悟するものですが、
この「季節のコース」は量もそれなりのボリュームがあり、
味も旬の物メインで、美味しいのです。
(3千円程度のセットもあるようです。)
 
店はランドマークプラザにあるので、買い物客や観光客もアポなしで
入ろうとしますが、その場合は思いっきり待たされます。
 
この手の料理は、どうしても順番が決まっているので、
何時に行くと予約しないと、料理人も手際が悪くなるようで
席の空き状況を問わずに待たされるようです。(常識?)

昔は、洋光台にある「びいどろ亭」もそこそこ良かったのですが、
現在コストパフォーマンスでは「美濃吉」の方が上ですね。
(1万円も出すのなら、不味かったら許せませんが(笑))

美味しい料理は、それだけで幸せな気持ちにしてくれますから、
湿りがちな天気も何のそので、その後もしっかり飲みまくって
歩いて帰ってきてしまいました。
 
日本料理の完成された形の中で、個性と地物の素材の良さを表現する懐石は、
その土地の風を感じさせてくれるもの。

ツーリングの最中には、格好や資金的な問題からちょっとチョイス
できないかもしれませんが、そういう店が出すランチ等なら
店に入れてさえくれれば、トライしてみたいもの。

駅やバス停で野宿するツーリングも好きですが、美味しい物が食べられない
ツーリングだったらちょっと辛い(値段の如何を問わず)。
自炊であれ外食であれ、地物を美味しくいただける事が、
私のツーリングに対する絶対条件になっています。

気がついてみれば、どの国へ行ってもどの街に行っても、食べ物で判断して
いる私ですから、しかたないのかも知れませんが(爆)


                   久々の懐石に酔った H

 
 
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