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Malt Crazy
道楽もほどほどに
日記的雑感
 
 

危機感

起きないはずと思っていたハイジャックが、また起きる。
どうしてこう、日本は危機管理が下手なのでしょう。
 
空港にサブマシンガンを持ったガードが居る事が当たり前の外国と比べて
日本の空港は警備が甘いように感じます。

水の入ったビニール袋でハイジャックしたヤツは、警備をすり抜ける知能犯
でしたが、今回は警備の盲点をつく簡単な方法でした。
 
ドライバーでハイジャックされれば、機内持ち込みOKだった
ガーバー社のマルチプライヤー(刃渡り6センチのナイフもついている)
が持ち込み不可となり、形的には厳しくなったように見えても、
あっさり出刃包丁が持ち込まれてしまう。
 
乗務員がハイジャックに対応できなくなっている事が、機長の大切な命を
失う事になっているのでは、と思ってしまいます。

まあ国内線は、個人的理由(家庭環境や年齢、体力など)により配置され
た乗務員と契約社員が多いと聞きますから、あっさりドアを開けるでしょうし、
何もできずに機長と二人きりにしてしまう。
(航空会社関係の方いらっしゃいましたら、反論・ご指導願います)
 
もし、その飛行機に乗っていたら、何かできたか?と聞かれても自信は
ありませんが、例えばバトンの用意ぐらいしておけば、包丁の一本位
たたき落とせるはずなのです。(剣道の有段者なら皆そう思うはず)
 
乗客からは簡単な工具さえ取り上げ、犯人には出刃を持ち込ませてしまう
今の危機管理体制を考え直さない限り、また同じ悲劇が絶対起きると
思います。
 
日本は武器を持てない国だから、武器に対する抑止力は警察機構にお願い
するしかないのに、なぜか武器を使う犯罪が多発する・・・・。

エンパイヤーステートビルの入り口には、空港と同じような金属探知器が
設置されていましたが、そこまでしろとは言わないまでも・・・。
 
バイクは交通社会では弱者ですから、身を守るための努力は自然に
身についてしまうのでしょうが、慣れているのは対交通社会。
対暴力ついては慣れるべくもありません。
(たまには、ストリートファイトを嗜む人もいるようですが)
 
中華街に生息していると、警察官が防弾チョッキをつけていたり、
通勤路のマンションで殺人があったりと、身近に危険が溢れていたりするので
つい私も腰の物が増えたりしてしまいます(笑)

自分の身は自分で守りたいと思っても、強制的に丸腰にするのなら、
警備も万全にして欲しい。
違法な武器を持っている人は、徹底的に取り締まってほしい。
(17年ほど前に刃物で斬りつけられた私は、いつでも無意識に
 怯えてしまいます。 左のひとさし指には消えない痕が今でも・・・)

それでもやっぱり自分でどうにかするしかないのが現状ですから、
許可制にしてでも有る程度護身用具は持たせて欲しいと思います。
襲われてからでは遅いのですから。

住み難い街になってしまったな〜とは思うのですが、
それでもアメリカに比べれば銃が少ないので、
まだいいのかも知れません。
(銃が無いとは言えなくなっているのも現実ですが。)

                     by H

 
 
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