暑くなると、ウナギが食べたくなるのは何故でしょう。
体にとって必要な栄養素がどうとか言われているものの、
確かに食べると元気になるような気がしますから、
多分暑さに負けそうな体が欲しがっているのでしょう。
土用の日にウナギをというのは、
かの平賀源内が考えたキャッチコピーとして有名ですが、
気温が28度を超えると体が欲しがる、
という研究結果があるとも言われ、
理にかなった販売戦略だったのかもしれません。
不思議な事に、絶対今日は高いと解っていても、鰻屋は満員御礼。
気分に左右されやすい人が多いって事ですかね?
まあ、江戸の平賀源内が流行らした土用の鰻ですから、
関西ではそこまで騒がれないのかも知れませんが、
実際のところどうなのでしょう。
関東の鰻は蒲蒸しと言われるように、
蒸して油を落として柔らかくしてしまいます。
だから、食べる時は高級なものほど、
ふわっとした食感になったりするわけで・・。
ところが大阪で食べた鰻は、蒸さずに焼いた歯ごたえのよいものでした。
油も当然のりまくって、コッテリ・シッカリ食べ応えあり。
どっちが好きかと言えば、関西風の方が・・・。
で、関西のメール仲間に尋ねてみると、意外に鰻は食べないようで、
鰻の話をしてもあまり関心も示してもらえなかったり(笑)
ひょっとすると、土用に鰻を食べようと必死になるのは関東だけ?
まあ、ス−パ−に行っても、輸入物の安売り鰻が山と積まれていて、
食事のメニューを考えたくない主婦が、こぞって買うのでしょう。
そして、鰻の良い匂いが街に漂い・・・。
そうすると、何故か足が鰻屋にむかってしまい・・・。
高いのを知ってるくせに、どうせ高い鰻屋なんだから贅沢してる・・・、
とばかりに散財する。
今日は、外へ出るのをやめようかな(笑)
思い出せば、「鰻、食べに行こうゼ」の声で、
浜名湖(鰻の産地です)まで突っ走る事、良くやりましたっけ。
かように私、鰻が大好きです。
by H
|