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Malt Crazy
道楽もほどほどに
日記的雑感
 
 

ブランド

ブランドが好きな人、けっこう多いですよね。
一流ブランドは、ある意味ステイタスシンボルの価値があるのでしょうから、
ハッタリ大王には魅力があるのでしょう。

同僚にも約2名ブランド命の人間がいましたが、その拘り方が面白かったのです。
 
S君はわかりやすいブランド小僧でした。
ブランドのロゴや刺繍などが、表に出るものを好んで持ったり身に纏ったりします。
ラコステが好きだったら、「今日はワニ何匹?」ときかれる程。
当然ヴィトンならモノグラム(あのLVマークがゴテゴテとついてるやつ)、という感じ
のわかりやすさ。
 
ところがもう一人のK君は、隠れブランド小僧と言われるタイプで、スポーツウェアに
なるまで(彼は全身フィラだったんです)誰も気がつかないスマートさがありました。

スーツを着ても、S君はブレザーにメーカーロゴの入っているエンブレムがついているし、
K君は裏のタッグを見ないとゼニアの生地(生地を使って作っている)だと解らない、
そんな対照的な違いが見えました。
 
もともと一流ブランドは貴族階級が持っていたもので、そんなクラスにいない人が
持っている事は恥ずかしい、という常識があるものなのに、
日本人観光客が円高の強みを持って買いあさったりするから、グチャグチャになって
しまって・・・。
 
エルメスは40代以上の年齢にならないと持たない。
それまではセリーヌを持つ。
というような常識をもたないバカ娘達が、セリーヌのスカーフして
ケリーバックを持っていたり・・・・。
 
20代は、例えばそんな常識を学ぶ時期ですから、一時一流ブランドにはまっても良い
と思います。
 
意味無く高価すぎるロレックスをしている小僧小娘たちは、それだけで格好悪いという事
もう少し歳をとってから気がつくのでしょう。
 
明らかに自分で買っていないとわかる高級品を持っている事は、
まともな人間に見て貰えないという結果を招く事。
それに気がつかない(つけない)人には、何言っても無駄でしょうけどね。

後にS君は、金が尽きてただのおじさんになりました。
K君はブランドが似合う男になっています。
 
バイクでも、同じ事が言えますね。
ドカティが好きで乗っている人と、ドカティブランドに乗っている人、
やっぱりいますからね。
 
私?
ブランド品は適当に持っています。
でも、ひけらかすのは、恥ずかしいな〜、って感じですかね。

                         by H

 
 
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