バイクに乗っていると、ちょっとした瞬間に「今、死んでたかも」と思う
ような状況が訪れませんか?
すり抜けずに、大人しく走っていればいいものを、
つい車をパイロン代わりにスラロームを切れば、何故かその進路を塞ぐ
ように進路変更するやつもいるもので、
そんな時わざと体をぶつけて進路変更したりして・・・。
(蹴ったりはしません、失礼ですから。
バイクを先にぶつけると事故になっちゃいますし、ね。)
ただ、日々そういう状況に身をさらしていると、
どうしても、今できることは今やっておこう、と考えるようになって
しまいます。(私の場合)
ところが、仕事をしている上では、特に人間関係などの問題においては
わざとタイミングをずらす必要があったりして、今できる事を今やらない
苦しさを味わう事にも・・・。
私の場合は、個人的な(特に異性との)関係においては、
今を掴まないと一生特別な関係にはなれないと経験的に知っているので、
どれだけのスピードを持って動けるかが大事だと、考えています。
欲しい物を買う時も、同じですよね。
予約したって、ダメが出る事だって多いですし、
気に入る物は一点物だったりする事もあるわけですから。
個人の生活においては今を大事にし、仕事の上ではタイミングを考える。
この感情的なズレがどうもストレスになるようで、
バイク通勤ができない日は、そのストレスをそのまんまリセット
できずにいたりするので、つい飲み屋に足が向き面倒な事をまとめて
後回しにしてしまう・・・・。
面倒な事を後回しにして、運がよければ後任者に担当させるのが日本の
責任の取り方だったりしますから、仕事の上でのトラブル解消は
談合・なし崩し・つけ回し
のオンパレード。
だから、よその国から規制緩和を指導されてしまうのです。
(自分で変える事は、面倒で責任も取りたくない・・・と。)
大枠は何も変えないで、少しずつ楽な方へシフトして、
建て前と本音でやりくりする伝統があるから、
日本は改良する事には長けていても、
新しい物を造りだす事は不得手である事は、
至極当然な事。
言われた事だけやっておいて、
動いた分だけ報酬があれば良いと考える世代達(アンダー30)は、
土地本位制の崩壊した日本的企業においては、リストラの対象となるのを
「給与が安い」という事だけで免れている事、
理解することもできない。
派遣法が改正され、あらゆる職種での派遣が可能になるようですから、
彼らも巧妙にリストラされていく運命にあるのでしょう。
(派遣社員を受け入れる方が、人件費を安くできるのです)
今、自分の一生について考えますか?
後にしますか?
そうか、1999年の7の月だったか。
by H
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