ここのところ、よく500km程度の走行をします。
週1回程度の頻度で。
いつも、バイクといきたいところですが、車も使います。
時間短縮のため、高速にのったりしますが、そうすると費用もかさみ・・・。
「時は金なり」を肌で感じる事になります。
で、そんな事をしてると、
いつも決まったコースを、いつも決まった走り方だけで走ると、
いつの間にか下手になる、という事がよくわかるのです。
通勤で、バイクや車を使っていると、どうしても日常のワンシーンに埋没し、
その道だけは上手になっても、他の道を走ったとき、上手く走れなくなるのです。
ところが、ここのところの、4・5百キロ走行をすると、
ブレーキは調子よくなり、エンジンも軽くなり、
第一日頃の運転が断然楽になるのですね。
車やバイクが、思うように動いてくれる、というか・・・。
「バイクはやっぱりツーリングだ。」と大将がよく言っていましたが、
そんな意味もあるのでしょう。
それと、高速を使って連続高速運転をしていると、
つまならないコーナーでさえ、Gを感じて恐くなったり、
風と対抗する体の使い方などで、感覚が磨かれていくような気がするのですね。
(どんなスピードで走っているの?:影の声)
困った事に、危険な状況であればあるほどそうなのですが、
とても早いスピードで移動していた直後に、普通の町中でのスピードに落とすと、
時間にたいする感覚が圧縮され、まるで見える風景が止まっているようにさえ、
見える事があります。
(最初、こんな風になるのは自分だけなのか、と思っていたのですが、
F1レーサー片山右京が、「ピットインしてしばらく、周りが止まって見える」
とコメントしていたのをTVで見て、どうも人間にはそういう感覚の調整機能が
備わっているのだと、確信しました。)
このあたりが、「気がついたらどうしようもないスピード出てました」という状態の
魅力なのかもしれません。
まあ、スピードに関する感覚は、人によって色々なので、
どんなスピードでどれくらいの時間走れば、そうなると言いにくいわけで、
実験はクローズドコースで試される以外は、お勧めしませんが、
ちょっと下手になったかな?と思う時は、500kmほどひとっ走りを、
お勧めいたします。
気持ちいいですよ。
by H
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